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海藻って食べたことある?!
今回は消化に優しく、腸内環境を整え、栄養価もたっぷりな海藻を取り上げます。
みんなは海藻をご飯に加えてもらったことはあるかな?
我が家ではCoっちゃんがパピーの頃、
手作り食にオーガニックのケルプパウダーを加えてあげていました。
海の物なのにオーガニック?きっと海水で養殖?なんて不思議に思いながら
チュ~ちゃんの頃から続いていた「ちょい足し食材」として使っていて
毎日、「ピカピカ艶々になるよ~!」って言いながらご飯に加えてあげていました。
ケルプパウダーを使っていたのはこちらでは海藻を食べるのが一般的ではないのと
こちらのホリスティックな文献にケルプパウダーが取り上げられていたという理由からでした。
海藻はわんこご飯にはあまり一般的ではありませんが、
栄養価が高くてこちらではわんこへのお勧め食材だったり、
スーパーフードとしてちょっとしたブームになっているので、
今回、取り上げることにしました。
栄養価が高いお役立ち食材ですし、日本では簡単に手に入るので
みんなもぜひ美味しいご飯にちょこっとだけ取り入れてもらって、
元気いっぱいに艶々わんこになってね!
海藻たちはとっても優秀な健康食品!
海藻にはビタミン、ミネラル、抗酸化物質、食物繊維などが豊富で
肌や粘膜を守ってくれたり、毛並みを改善したり、腸内環境を整えて
免疫力を高める効能があります。
地上で育ったお野菜よりもわんこにとって消化しやすいのも特徴です。
これは消化に負担がかからず、栄養素がよりスムーズに吸収されるという意味です。
海藻類には五大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル)が含まれ
特にミネラルと食物繊維が豊富に含まれます。
以下は、海藻類に含まれる栄養素たちです。
食物繊維 :
海藻類にはフコイダンやアルギン酸などの多糖類(水溶性食物繊維)と
不溶性のセルロース(不溶性食物繊維)が含まれます。
水溶性食物繊維は善玉菌のエサとなることで腸内環境を整えたり
糖質の消化吸収を助けることによって血糖値の急上昇を抑えたり
コレステロールを吸着して体外に出す働きもしてくれます。
さらに水溶性食物繊維の種類によって以下のような有効作用があります。
水溶性食物繊維には、ワカメや昆布のぬめり成分であるアルギン酸、
もずくやメカブに豊富に含まれるフコイダンは抗酸化作用があります。
昆布に含まれるラミナランには抗炎症作用や免疫活性作用があります。
海苔に含まれるポルフィランには抗酸化作用や抗炎症作用があります。
不溶性食物繊維であるセルロースは海藻類の細胞壁を構成する物質で
水分を吸収してうんちの量を増やすことによって
うんちをするりんと出してくれる作用があります。
海藻類には平均で約43%程度の食物繊維が含まれています。
具体的には小さじ1杯(約5g)の乾燥した海藻類には
約2gの食物繊維が含まれる計算になります。
パウダー状のもののあげる量の目安は以下に書かせて頂いいます。
毎日のご飯にちょっと加えてあげることで腸内環境が整い
するりんウンチでデトックスして元気に過ごせます!
タンパク質 :
海藻、特に海苔にはタンパク質が豊富です。
かつ、意外にもアミノ酸スコアが高く、ワカメは100で、
これはお肉やお魚、卵、大豆などに含まれる値と同等です。
アミノ酸スコアに関しては以下のお勉強室でも取り上げています。
脂質 :
海藻類には脂肪はほとんど含まれないのですが、ごくわずかに含まれ、
その含まれる脂肪が「とても高品質な脂肪」なのです。
青みのお魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸であるEPAとDHAが
海藻類にも含まれるなんて意外ですよね。
オメガ3脂肪酸・EPAとDHAに関しては以下で取り上げています。
必須ビタミン :
海藻類にはビタミン類も豊富に含まれています。
例えば皮膚や粘膜の健康に欠かせないビタミンA
骨へのカルシウム沈着を促す働きをするビタミンK
精神的な安定、運動機能の維持に関与するビタミンB群
(ビタミンB1、B2、B3、葉酸など)が含まれます。
また、海苔には細胞の老化を防ぐ抗酸化ビタミンであるビタミンCも豊富で、
その数値はみかんの6倍、レモンの2倍とも言われます。
ビタミンCはわかめにも含まれます。
海藻類に含まれるビタミンCは熱に強く壊れにくいとも言われています。
各ビタミンの働きは以下のお勉強室を見てね!
簡単に全部を見るのはこちら↓
じっくり知りたい方はこちら↓
必須ミネラル :
海藻類には海の恵みであるミネラルがたっぷり!
丈夫な歯や骨を作るために欠かせないカルシウム
細胞内の浸透圧に関わり体内pHバランスを正常に保ったり
筋肉の収縮調整に関与し心臓や筋肉の働きを維持するカリウム
赤血球の材料となり、全身に酸素を運ぶ役割の鉄分
体内で多くの酵素の活性化に関与して体温調節、血圧調整
神経系、筋肉系の調整と維持、血糖コントロール、歯や骨の生成、
エネルギー産生などによる生命維持に関わるマグネシウムが豊富です。
海藻のマグネシウム含有量は他の食品と比べるとトップクラスです。
また昆布やわかめ、ひじきなどには代謝調整に関わる
甲状腺ホルモンの精製に不可欠なヨウ素が豊富に含まれています。
ただしヨウ素は長期にわたって過剰摂取したり、逆に欠乏症になったりだと
甲状腺機能が低下するとも言われています。
なので「過剰摂取を避ける、適量をあげる」が大切です。
うちではパピーの頃は毎日、成犬になってからは時々あげていました。
各ミネラルの働きは以下のお勉強室を見てね!
簡単に全部を見るのはこちら↓
じっくり知りたい方はこちら↓
わんこにとっての海藻の利点をまとめると・・・
1. 食物繊維が豊富で腸内環境を健康に保つことで消化と吸収が改善されます。
2. 消化されやすい豊富な栄養素たちと食物繊維が一緒に働き、
エネルギーレベルがアップし、腸の健康により免疫機能が向上します。
3. 豊富に含まれる抗酸化物質により、酸化ストレスが軽減することで
老化や慢性疾患の発症につながる酸化ストレスが軽減できます。
4. 豊富に含まれるミネラルやビタミンの働きで、健康な肌と丈夫な骨、
艶々のコートの維持に役立ちます。
5. 代謝やエネルギーレベルの調整に関わるホルモンの生成に不可欠な
ヨウ素とチロシンが豊富に含まれることで甲状腺機能がサポートされます。
6. 良質なオメガ3脂肪酸が活性酸素による弊害を予防し、循環を改善することで
心臓血管機能をサポートします。
7. スピルリナやダルス(Dulse:最近カナダなどでスーパーフードとして人気が出てきた海藻)には
重金属と結合して体外に排泄するのを助ける作用があります。
この作用によって体内の浄化組織である肝臓などの毒性負荷を軽減してくれます。
重金属の怖さとデトックス方法は以下のお勉強室でも取り上げています。
わんこたちの身体に働く海藻たち
ここでは日本で簡単に手に入る海藻とサプリで手に入る(パウダーなど)の
働きなどを簡単にまとめておきます。

わんこたちの身体に良い海藻たち |
ケルプKelp (Algae)
Laminariales
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ケルプは昆布などの大型の褐藻類全般を指します。昆布との違いはケルプの方がヨーロッパや北アメリカ、カナダなど、より冷たい海で育つと言われています。光の射さない深い海底に根を張って長いものでは数十メートルにまで成長します。よく北の海の海底でアザラシやシャチと一緒に海底の森のように映っているのがケルプです。
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大きく育つパワフルなケルプには皮膚の健康をサポートしコートを美しく保ち、脂肪の燃焼促進効果もあるヨウ素、骨と歯を健康に保ち神経系も落ち着かせてくれるカルシウム、酵素の働きを助け代謝全般に深くかかわっているマグネシウム、赤血球の材料となる鉄などの栄養素が豊富に含まれています。ケルプは微量ミネラルまで加えると60種類のミネラル、21種類のアミノ酸、複合炭水化物と、植物成長ホルモンを含みます。
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含まれる水溶性食物繊維であるフコダインとケルプのぬめりの元であるアルギン酸(水溶性の多糖類)には糖質や脂質の吸収を抑えるとともにコレステロールを包み込んで体外に排泄してコレステロールの上昇を防ぐ働きもあります。
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アルギン酸は腸内環境を整えることで免疫力を活性化する作用もあります。
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含まれるタンパク質は健康な皮膚とコートを維持するのに役立ちます。
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アルギン酸ナトリウムは重金属を体外に排泄し解毒に役立ちます。
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たっぷり含まれるヨードは体内の基礎代謝を活発にしてくれる働きがあります。 ミネラル、ヨード、カルシウム、ビタミンが不足すると抵抗力も落ち、老化現象がおこってきますが、その全てをバランスよく含んでいます。 ヨードはアミノ酸と結合して甲状腺ホルモンの生成に関与しますので、甲状腺ホルモンの分泌低下と関係の深い老年性脂漏性外耳炎には最も大事な食べ物です。
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ケルプの脂質は青み魚と同じ不飽和脂肪酸です。EPAには血中コレステロールを下げて血栓などを防ぐ作用や降圧作用があります。
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注意点 |
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アルギン酸ナトリウムは過剰摂取すると消化不良や下痢を引き起こしますので過剰摂取に気を付けてあげてください。
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ヨードを多く含みますので、過剰摂取で甲状腺機能に影響を与えます。パウダーの状態でご飯に加えてあげている方もいらっしゃると思いますが(うちも以前はパウダー状のものをあげていました)過剰摂取が続くと甲状腺内にヨードが蓄積して、ヨウ素から甲状腺ホルモンが作られる過程に影響を与えることで甲状腺ホルモンの生成を阻害するという報告があります。なので「適量を守って」あげてくださいね。(1日あたりの推奨量は小型犬で小さじ1/4、中型犬で小さじ1/2、大型犬で小さじ1です)
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汚染された浅瀬の海藻類を避けてください。汚染されていない海でかつ深い所の海藻類が推奨されます。(こちらではノルウェー産ケルプが安全という説が多いです。チュ~ちゃんやCoCoっちのご飯に使っていたのはカナダ産のオーガニックのものでした)
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Spirulina platensis
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スピルリナとは螺旋状をした単細胞微細藻類のことで、約30億年前に出現した原核生物の仲間です。
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アフリカや中南米の熱帯地方、塩湖の死海などに多く生息していることから高温・高アルカリ・高塩分という過酷な環境下で繁殖できる強力な生命力と高濃度で含まれるタンパク質・ビタミン・ミネラル類が注目されています。
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鮮やかな緑色のキングオブスーパーフード!パウダーとして市場に出回っているスピルリナはその60%がタンパク質です。(ちなみにチキンの胸肉でもタンパク含有量は約25%程度)
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スピルリナに含まれるタンパク質は非常に吸収率が良く、摂取約2時間程度で90%の吸収率が期待できます。
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必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。
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鉄分が豊富で赤血球の生産に役立ちます。滋養強壮効果もあるので貧血気味でちょっと元気のない子にお勧め。
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食物繊維も豊富ですので腸内環境の改善、血糖コントロールによる血糖値の上昇抑制、コレステロールを包み込んで体外に排泄するのでコレステロール値の低下にもお役立ちです。
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豊富に含まれるカロチノイド、クロロフィルは強力な抗酸化物質で血液をきれいにしてくれ、アレルゲン反応でリリースされるヒスタミンを無力化します。
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スピルリナには、クロロフィル・カロチノイド(βカロチン)・フィコシアニンという色素成分が含まれています。スピルリナを餌とするフラミンゴたちは、この濃いオレンジ系色素βカロチンが身体に蓄積してあの素晴らしいピンク色になっているとも言われています。色素の一つである青色系色素フィコシアニンは、抗炎症作用、抗酸化作用、免疫力を高める作用があると言われます。
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わんこたちへのあげ方 |
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鉄が豊富ですので、ヒトの場合ですが、スピルリナ8gで1日分の鉄摂取量が満たされてしまうほどです。
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パウダー状で売られていますが、胃の中で水分を吸って膨らみますので、食べ過ぎ注意ですが、ダイエット中の子には良いかも。スピルリナも昆布とワカメと並んでわんこに推奨される海藻です。
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あげる量の目安は体重4.5キロの子で1日小さじ1/8です。
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ダルスDulse
Palmaria palmata
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ダルスは最近スーパーフードとして人気の出てきた赤い色の海藻で、大西洋と太平洋の北岸に自生し夏と秋の初めに収穫されます。収穫後すぐに乾燥されることが多く、葉全体またはフレーク状のものがあり、パウダー状または調味料ミックスとして購入できます。私は食べたことがないのですが、ベーコンに似た味で人気があるそうです。
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ダルスには他の海藻類と同様に栄養豊富なだけなく、Food Research Internationalに掲載された実験では、フィコビリタンパク質やクロロフィルなどの抗炎症成分をダルスから抽出し、急性の炎症や腫れを軽減するのに役立つことが証明されています。
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ダルスのような抗酸化化合物を含む食品を摂取するとさまざまな健康問題につながる可能性のある体内の酸化ストレスを軽減するのに役立ちます。2020年の研究では、紅藻ダルスには高い抗酸化能力と清掃活性があることが示されています。
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海藻から抽出されたアミノ酸は、紫外線によるダメージに対する保護効果と、潜在的な抗がん作用を示したと報告されています。
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ダルスは海苔に次いでタンパク質が最も豊富な海藻の 1 つです。食事にこの紅藻を加えることで、タンパク質の摂取量を増やすことができ、心臓血管の健康、健康的な体重の維持、炎症の軽減に役立ちます。こちら(アメリカ)で「海藻類の中で最もわんこに推奨されるものは?」とネット検索するとダルスが上がってきます。その理由は「多くのタンパク質を含むから」です。ダルスのような植物由来のタンパク質源には食物繊維も含まれており、消化を調整し、満腹感を高めます。
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わんこたちへのあげ方 |
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ダルスには摂取量の推奨はありませんが、通常の食事量であれば安全に摂取できると考えられています。こちらでも Dulse for Dogs で検索するとごくごく普通に売られています。いつものご飯に加えることでさまざまな栄養素を摂取できますが、ほんの少しずつから始めて下さい。
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ごく少量を毎日あげるにはわんこに毒性はないと記載されていますが、カリウムとヨウ素が非常に多く含まれているため「あげすぎには注意」してください。
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乾燥したフレークを戻すには、ボウルに入れた温水に入れて5分から10分間浸すだけです。その後、いつものご飯に加えてあげることができます。ちょっと塩気があってベーコンにも似てるらしくてこちらではお気に入りの子も多いとか。
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ダルスティーを作るには、葉を沸騰したお湯に2-3分入れて濾します。
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ダルスは、普通の量を食べるには安全であると考えられていますが、腎臓に問題のある場合はダルスを過剰に摂取しないでください。ダルスには危険なほど高濃度のカリウムが含まれています。
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ヨウ素が含まれているため、甲状腺に問題のある場合も大量に摂取すべきではありません。甲状腺の問題を改善するためにダルスを摂取する場合は、獣医さんの指導の下で行ってください。
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妊娠中または授乳中の子は、通常の量であればダルスを食べることができますが、医療専門家の指導がない限り、海藻を病気の治療目的で使用すべきではありません。
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昆布Kombu
Laminariales
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昆布科の植物である昆布は、デンプンの分解を助ける酵素を含んでいるため、消化に非常に効果的です。昆布のお出汁でご飯を作ってもらっている子もいるんじゃないかな?
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ヨウ素の最も豊富な供給源の 1 つでもあり、甲状腺の健康に特に有益です。
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昆布には、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄など、健康全般に重要なさまざまなミネラルが含まれています。
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豊富に含まれる硫酸化多糖類であるフコイダンは関節リウマチに効果があると言われていますので、ヒトもわんこもシニアさんには特にお勧めです。
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わんこたちへのあげ方 |
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昆布はとても有益ですが、ヨウ素含有量が高く、過剰に摂取すると有害となる可能性があるため、あげる量はごく少量にしてください。
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昆布をわんこの食事に取り入れる前に、適切な投与量を決定し、その子のニーズに適していることを確認するために、必ず獣医さんに相談することをお勧めします。
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まれに副作用が出る場合があります。昆布を与えた後は、嘔吐、下痢、無気力などの副作用の兆候がないか注意して見てあげてください。
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わかめWakame
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ワカメは、鉄分が豊富な海藻で、ホルモンバランス、エネルギーレベル、骨の強度をサポートするオメガ 3 脂肪酸が含まれています。
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ワカメは漢方医学では肝臓と腎臓の健康のために使われます。
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含まれる水溶性食物繊維であるフコダインとケルプのぬめりの元であるアルギン酸(水溶性の多糖類)には糖質や脂質の吸収を抑えるとともにコレステロールを包み込んで体外に排泄してコレステロールの上昇を防ぐ働きもあります。
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アルギン酸は腸内環境を整えることで免疫力を活性化する作用もあります。
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含まれるタンパク質は健康な皮膚とコートを維持するのに役立ちます。
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アルギン酸ナトリウムは重金属を体外に排泄し解毒に役立ちます。
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わんこたちへのあげ方 |
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ワカメは柔らかくて細かく切りやすいですし、日本では最もあげやすい海藻類ではないでしょうか?ワカメに含まれる食物繊維やカルシウムはお酢と一緒に摂取すると吸収されやすくなります。細かく切ってリンゴ酢と一緒にご飯に混ぜてあげるのも良いですね。
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豊富に含まれるβカロチンやヨウ素を効果的に摂り入れたい場合は油と合わせると吸収が高まります。(ニンジンのβカロチンが油と合わさると吸収が高まるのと同じです)ご飯に混ぜてあげるときは少量の良質な油(オリーブオイルやココナツオイル、アマニオイルなど)と一緒にあげてみて下さいね。
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海苔
Nori
Neopyropia tenera
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海苔は日本人にとっては当たり前の食材ですが、こちらで海苔と検索すると「寿司の巻き物として知られている海苔」と出てきます。
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海苔は、腸の健康を後押ししてくれる食物繊維、粘膜の健康、発育を促進してくれるビタミンA、エネルギー代謝に関わるビタミンB群、抗酸化ビタミンのビタミンC、赤血球の生成を助ける葉酸、貧血改善に役立つ鉄分、骨と歯の健康と神経の安定にお役立ちのカルシウム、浸透圧にかかわり血圧を下げてくれるカリウム、体内でビタミンAに変換されて視力維持や免疫力活性にお役立ちのβカロチンなど、様々な栄養素が豊富に含まれた健康食品です。
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海藻に含まれるビタミンCは熱に強く栄養価が壊れにくいので海苔はあぶっても大丈夫なんですね。焼きのり1枚に含まれるビタミンCは約6mgです。
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海苔1枚(3g)に含まれるカルシウムは約12mgです。これは焼きのり2枚で牛乳15mlと同じカルシウム量です。
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海苔はビタミンAも多さく含まれていて、焼きのり1枚に約23㎍のビタミンAが含まれ、これはホウレンソウ45gと同じだそうです。すごい!
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尾根が3脂肪酸であるEPAは海苔1枚に36mgも接種できてしまうのもすごいです。
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わんこたちへのあげ方 |
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こちらもアメリカでのわんこへのあげ方の紹介分ですが、「海苔は、食物繊維とオメガ 3 を豊富に含み、シンプルで栄養価の高いおやつです。砕いて食べ物のトッピングやトレーニングのご褒美として最適で、カリカリとした食感と健康効果のユニークな組み合わせを提供します。」だそうです。そのまま歯にくっついたりする子もいそうだなと思いながら読みました。
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そのままスナックで食べちゃたりすると嚙み切れなくて水分を吸ったものはゲル状になって喉に詰まったりするので必ず小さく砕いてあげて下さいね。
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栄養価の高い海苔ですが、海苔1枚(3g)にはヨウ素が約0.06mg含まれています。これはヒトの成人の推奨摂取量の下限の1/2です。そう考えるとやはり「あげすぎ注意」です。
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アイリッシュモス
Irish Moss
Sagina subulata
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シーモスとしても知られるこの紅い海藻は、ビタミンA、C、E、ビタミンBと、ヨウ素、カルシウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、その他の必須ミネラルの優れた供給源で、エネルギーレベルの向上や筋肉の回復をサポートする効果があると考えられます。
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水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方の優れた供給源です。豊富な繊維含有量は健康な消化器系を促進し、プレバイオティクスとして作用して腸内の有益な細菌をサポートします。
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心臓と脳の健康に有益なオメガ3脂肪酸、筋肉の機能と全体的な健康に重要なタウリンなどのアミノ酸が含まれています。
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消化、呼吸器の健康、免疫力をサポートするので、わんこの食事に最適な万能食品です。
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わんこたちへのあげ方 |
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わんこにとっての海藻の注意点をまとめると・・・
いろいろ挙げてみましたが、要はどの海藻もヨードが多いのであげ過ぎには注意してね!
海藻によってはカリウムも多いので、腎臓病のある子には気を付けてね。
ママわんこや授乳中の子には慣れないものはあげないでね。
・・・といったごくごく当たり前の注意点です。
チュ~ちゃんの手作りご飯には根昆布やケルプパウダーを使っていました↓
Coちゃんがパピーの頃のご飯にはケルプパウダーを加えています↓
もしも今、どこも悪くない元気いっぱいのCoっちゃんが傍にいたら
自分だったら何をあげるかな?・・・今、気になるのはスピルリナです。
お口周りが、真緑になっちゃうかな・・・なんて想像したら
涙がまたぽろぽろってこぼれました。まだまだ泣き虫のママです。
春らんまん!日本では桜が満開ですね。
淡いピンクの花びらが舞い染まる美しい日本の春!
美しい祖国、日本を思い、胸がきゅんとなる季節です。
みんな元気に過ごしていますか?
穏やかな気候になってお散歩も楽しい季節。
運動量もアップ、代謝もアップして体調も整う季節ですね。
マイアミの日中はもうすっかり初夏の陽気。
それでも朝夕は涼しい日が多いマイアミの春です。
我が家のバルコニーでは冬の間に葉っぱを全て落として
ただの棒だったフランジパニの枝に可愛い葉っぱが付きました。
Coっちゃんと一緒に、可愛いね~!って見ていたフランジパニ
今年はお花が咲いてくれるといいな・・・
・・ とっても甘いいい香りだね! ・・ ・・ 穏やかで優しい時間に感謝 ・・
・・ 可愛いお花の枝を頂いたよ! ・・ ・・ お日様の光をいっぱい浴びようね! ・・
日本もこれからは可愛いお花たちがどんどん咲いて
命の息吹を感じながら、お散歩も楽しい季節!
みんな季節をうんと楽しみながら元気いっぱいに過ごして
今年の春の健康診断も花マルをもらいましょうね!
Apr.2025
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