|  栄養素 |  含まれる食材 |  主な働き |  共に働く栄養 |  不足した時の症状 | 
|  ビタミンA | レバー・卵・ヨーグルト・ケフィア・ニンジン・黄色のフルーツ・緑色の葉野菜、ニンジン・ほうれん草・小松菜・春菊・マンゴ
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眼・粘膜・歯茎・皮膚・歯・骨・コートの成長に必要感染予防抗酸化作用免疫力強化神経細胞の活性化コレステロールを低下させ、心臓疾患の予防 | ビタミンB群・コリン・ビタミンC,D,E,F・カルシウム・リン・亜鉛
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眼病(夜盲症やドライアイ)ドライスキンと毛のばさつき神経系へのダメージ感染症・アレルギー疲労 | 
|  注意点またはポイント | 
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動物性食品としてのビタミンAの過剰摂取は毒性があるので、βカロチンの形で摂取するのが望ましいと言われています。メガビタミン療法などの指示以外で、単体でサプリメントとして与えるべきではありません。 | 
| ビタミンB群
B1,2,3,5,6,9,12,15,17葉酸・ビオチン・コリン・イノシトール・PABA
 | レバー・牛乳・卵・ビール酵母・小麦ふすまと胚芽・ケルプ(海藻類)・モラッセス(無精製糖蜜)・腎臓・心臓・豚ヒレ肉・ウナギ・玄米・胚芽精米・かれい、まなかつお・いさき・ぶり・鮭・白米・ヨーグルト・アボカド
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成長を助ける神経系・筋肉・心臓の機能を正常に保つ術後の回復と再生を促進車酔い予防ストレス改善口角のひび割れ予防皮膚コンディションの改善炭水化物の物質交換タンパク質の正常な活用と消化器系の働きに必要多動性、ヘルペス、食糞、剥離皮膚の乾燥、よだれ、先天性欠損症の予防副腎腺に必要正常なな色素沈着 & 抗体反応を促進老化、コレステロールの蓄積、出血、アレルギーの予防造血に欠かせないビタミン。血液細胞の再生を促し酵素の働きを助け健康な身体を保持。ベジタリアンの食事療法によって引き起こされる不足を補う | その他全てのビタミン&ミネラル |  
 
色素不足便秘皮膚症状神経炎脱毛・若白髪後ろ足の虚弱食欲減退食糞免疫力の低下ノミやダニ、寄生虫が付きやすくなるストレスに弱くなるワクチンへの過剰反応を起こしやすくなる消化不良・タンパク質の消化と利用がうまくいかなくなる | 
|  注意点またはポイント | 
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ビタミン群はBコンプレックス(複合体)で供給されなくてはいけません。もしも単体で使用する場合は必ず複合体と一緒に使用すべきであり、その必要性をチェックすることなく30日以上続けるべきではありません。 | 
|  ビタミンC | フルーツと野菜
パセリ・ウォータークレス(クレソン)・メロン・柑橘類・ベリー類・トマト・カリフラワー・ポテト・ピーマン
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アレルギーの予防ウィルス感染予防抗酸化作用血中コレステロールを低下させるニトロソアミン(発癌物質)の形成を妨げるコート・皮膚・血管・骨・コラーゲンの産生、歯と歯茎の健康維持に必要牝のヒートの時期・シニア犬・パピーに特に必要薬の副作用を打ち消す効果もあり | その他全てのビタミン&ミネラル |   
尿路感染皮膚感染膀胱結石免疫力の低下筋骨格系の衰弱 | 
|  注意点またはポイント | 
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犬や猫は自分の身体の中でビタミンCを産生できますが、ストレス下では減少してしまう栄養素なので、サプリメントとして毎日の食事に加えることを勧める文献が多いです。 | 
|  ビタミンD | ヨーグルト・ケフィア・魚類(いわし・にしん・鮭・まぐろ)・緑の濃い葉野菜にも少量含まれます
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カルシウムとリンが体に吸収されやすくする働き骨の成長を助ける副甲状腺へのホルモン様の働きをしてカルシウムの調整を行うビタミンAの吸収を助ける正常な血液凝固や神経系の維持に必要なビタミン | カルシウム・リン・ビタミンA,C,F・コリン |   | 
|  注意点またはポイント | 
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特別に獣医さんからの指示がない限りビタミンD単体のサプリメントを犬や猫に与えるべきではありません。 | 
|  ビタミンE | 全麦粉・小麦胚芽・大豆・ナッツ類・芽キャベツ・ほうれん草・濃い緑色の葉野菜・アルファルファ・無生成の穀類・卵
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特に心臓の働きを助け、筋肉、肝臓、神経細胞の働きを強化抗酸化作用皮膚とコートの健康を保つ精子の数を保ち健康な生殖機能を維持する赤血球の働きを正常に保つ赤血球と筋肉細胞、関節を保護循環を改善し、発作の原因となる血栓を防ぎ、免疫系を強化 | セレニウム・マンガン・ビタミンB群・ビタミンA,C |   
生殖機能障害赤血球の破壊心臓の問題と循環障害クレアチニン値の上昇網膜退化 | 
|  注意点またはポイント | 
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ビタミンEの過剰摂取は血液の凝固を促進するビタミンKの吸収を妨げるため、手術の前後2週間は摂取してはいけないビタミンです。天然のビタミンEと合成のビタミンEの見分け方:ラベルにd-alpha-tocopherolと書かれていたら天然のビタミンE、頭に[dl]が付いていたら合成のビタミンEです。 | 
|  ビタミンF | コールドプレスのサフラワーオイル・ナッツオイル・フラックスシードオイル・イブニングプリムローズオイル(月見草オイル)・ブラックカラントオイル・フィッシュオイル・ピーナッツ・アボカド
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動脈へのコレステロールの沈着を予防健康な皮膚とコートの維持腺の働きに関与、細胞のカルシウム有効活用を助ける心臓病に有効飽和脂肪酸を燃焼させることでダイエットに効果がある | リン・ビタミンA,C,D,E |   
骨や歯の疾患高脂血症皮膚やコートの艶が悪くなるフケT細胞が関与するすべての関節や胃腸病、自己免疫疾患
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|  注意点またはポイント | 
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ビタミンFは不飽和脂肪酸・リノール酸・リノレン酸・アラキドン酸などのことです。炭水化物を多く摂取するとビタミンFをより多く必要とします。 | 
|  ビタミンK |  緑黄色野菜・納豆・ヨーグルト・チーズ・アルファルファ・卵黄・紅花油・大豆油・コッドリバーオイル・海藻
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血液を凝固させる作用があるので内出血や破損した血管からの出血を予防してくれる適切な血液凝固作用ヒート時の多量出血の予防骨代謝にも関与するビタミン(カルシウムの骨沈着を促す) | ビタミンD |   | 
|  注意点またはポイント | 
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自然の食品に十分に含まれているのでサプリメントで摂取する必要はありません。緑黄色野菜を摂取することが最も良い摂取方法です。広範囲の抗生物質の長期使用はビタミンKの欠乏を促します。 |