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水銀中毒だけではない重金属蓄積の怖さ!
春からこの季節にかけて健康診断やワクチンの季節でもありますね。
みんなは今年の検診はもう済んだ?
病院からのお知らせハガキをこっそり隠しちゃった子はいないかな?
今回はワクチンの季節にあたって、ワクチンにも含まれている
重金属について取り上げます。
「ワクチンの事はさんざん読んだから知ってるよ!」の子も
ドッグフードに含まれる重金属の反応による毒性の事もとっても大切!
安全に元気に過ごすために、ぜひ読んでみてね~!
重金属ってなに?重金属汚染とは?
重金属とは比重の重い金属のことで土壌や地下水などを
汚染することで問題になります。
重金属による汚染と聞くと水銀がまず取り上げられます。
水銀は工業化が進み始めた時代に出現した塩基性の毒物で
プラスチック製造時に防腐剤として使用され、
コンクリートから医薬品に至るまで多くのものに含まれています。
日本の高度成長期に起こった水俣病は
化学工場から海や河川に排出されたメチル水銀化合物を
魚、エビ、カニ、貝などの魚介類が直接エラや消化管から吸収して、
体内に高濃度に蓄積したものを日常的に多く食べた人々で発症しました。
私たちに悪影響を及ぼす「重金属」は水銀だけではなく
アルミニウム、鉛、ヒ素、クロム、カドニウムなどがあり、
それらは大気汚染による空気中、水、食べ物にさえも含まれる場合があります。
これらの重金属が身体に与える影響としては、
ブレインフォグ(頭の中に霧がかかったような症状)、記憶力の低下、
慢性疲労、認知症、神経障害、消化器系の諸症状、自己免疫疾患などがあり、
これらに加えて、特定の金属に特有の症状もあります。
妊娠中の女性においては流産や早産になったり、
成長過程にある子供の重金属中毒では骨が弱くなったり
形成不全を起こすことが知られています。
ヒトにおける重金属の毒性については多くの文献や情報がありますが
ここではそれらがわんこたちに及ぼす影響と対策を考察します。
わんこたちにおける重金属中毒症状とは
わんこたちも私たちと同じように環境汚染の影響を受けます。
排気ガスに関しては低い位置を歩くわんこたちの方が
私たち以上に悪影響を受けているかもしれません。
大気汚染や水質汚染、放射線などの環境汚染を引き起こす重金属は
免疫系、神経系、内分泌系など、体内の重要なシステムに影響を与えます。
わんこたちも人間と同様の症状を経験することがあり、
その多くは次のような神経学的な問題を伴います。
てんかん様発作、旋回(ぐるぐる回る状態)、運動失調、運動障害、
日常の行動変化、過度の不安、攻撃性の発症に加えて、
代謝障害、生殖器機能への影響、下痢や便秘、嘔吐、
食欲不振などの消化器症状などを起こすことがあります。
重金属の中でもここ数十年で水銀の及ぼす影響は最も深刻です。
それは筋力の低下、震え、運動障害、記憶の欠落、ブレインフォグ、
うつ、幻覚、不安、焦燥感、不眠、過度の眠気、頭痛、腎障害、
腸の不調とリーキーガット症候群、皮膚の炎症や痒み、
甲状腺ホルモン値の低下、生殖ホルモンの低下や不妊症など。
これらのヒトにおける症状はわんこにもそのまま当てはまります。
水銀はミトコンドリアを破壊し、細胞を損傷しDNAに害を与える可能性があり、
地球上でプルトニウム(原子力災害)の次に有毒だと言われます。
わんこたちの生活の中の重金属!
では、わんこたちの生活の中で重金属が何に含まれているの?
信じられないですが、多くのものに含まれているのが現実です。
環境中の重金属を避けることは困難ですが、
上記にあげたような食事やワクチン、ノミダニ薬、おもちゃや
食器の選び方などで、わんこたちを重金属から守ることは可能です。
以下はドッグフードやワクチンに含まれる重金属について
更に詳しく考察します。
ドッグフードに含まれる重金属
アメリカのトップ獣医の一人であるマーティ・ゴールドスタイン獣医師によると、
犬の健康はこの30年で低下しているそうです。
マーティ・ゴールドスタイン博士の言う「ここ30年」はドッグフードが
飛躍的に販売を伸ばした30年でもあります。
「残念ながら、市販のドッグフードのほとんどには、人工保存料、添加物、
重い穀物、低品質のタンパク質がたっぷり含まれています」と彼は説明します。
そしてそれらは、健康的、オーガニック、天然と謳っているフードでも同様であり、
さらに悪いことに、市販のドッグフードのほとんどは高温で調理されており、
実際には栄養素のほとんどが破壊されてしまう可能性があると言います。
そして研究によると、これらの食品の栄養価の低さが、エネルギー不足、
消化器系の問題、関節の不快感、口臭、臭いまたはドロドロした便、皮膚のかゆみ、
その他犬によくあるさまざまな問題の大きな原因となっていることがわかっています。
「ペットのサイレントキラー・重金属」の著者であるグロリア・ドッド獣医師は
80年代後半に多くの市販食品に高濃度のアルミニウムが含まれているのを発見し、
ペットフードにおける重金属の存在に注目しました。
ドッド博士は多くのクライアントと自身の飼い猫の体内に
高濃度のアルミニウム、水銀、鉛、カドニウムが検出された原因として
市販のキャットフードを疑いました。
そしてその後、4歳の実験犬にアルツハイマー病のような症状が出たことで
ペットフードにアルミニウムが混入していたことに気が付いたのでした。
ドッド博士が他の多くのペットフードを検査したところ
全てにさまざまなレベルのアルミニウム、水銀、カドニウム、鉛が検出されました。
特にアルミニウムの含有量は他の比べてかなり高値を示し、
それは脳や神経組織において深刻な影響を与え、
身体全体においても関節炎、腎不全、心臓病、肝臓病などの
原因となりえる濃度だったと報告されています。
その後、2016年のクリーンラベルプロジェクトによる検査においても
数社のペットフード中に危険なレベルの水銀、鉛、ヒ素、カドニウムが
検出された事が報告されました。
この検査では、特に魚ベースのペットフードの水銀レベルが
最悪の結果だったと報告されています。
これは養殖の大型の魚を原料にしていることに起因しています。
(養殖魚で大型の魚は水銀を身体にため込みやすい)
また、最近の主流でもある「グレインフリー(穀物不使用)」の食品に
より多くの重金属が検出されているのは非常に注意すべき点です。
これは、グレインフリーとうたっているフードには
豆類が多く使用されているのですが、その豆類の収穫の際には
まず除草剤のグリホサートで枯らすことでによって収穫を容易にします。
豆類を多く使っているグレインフリーのドッグフードには
このグリホサートが残留している濃度が高くなります。
グリホサートは重金属の毒性を高めることが示されています。
研究によると、グリホサートは様々な重金属と安定したキレート
(キレートとは重金属とグリホサートがくっつくこと)を形成し、
これらのグリホサート-重金属キレートは、腎臓へ届き腎臓を損傷すると言われます。
キレート化されていないグリホサートは短期間しか残留しませんが、
この重金属とくっついたキレートは硬水や粘土土壌に蓄積され、
数年もの間残り続けることが提言されています。
市販のドッグフードの中に非常に高レベルのグリホサート(最大600ppb)が
検出された事も、HRI研究所の報告として上がっています。
グリホサート毒素への治療対策は、GMO(遺伝子組み換え食品)の摂取をさけ、
(ドッグフードには安価なGMO製品が使用されることが多い)
フィルターを通した水を飲料水として摂取することが
グリホサートを避ける最善の方法です。
近年の研究では、オーガニック食品を食しているヒトの尿からは
非常に少量のグリホサートしか検出されなかったことが報告されています。
グリホサートが水溶性であることから、水分摂取を心がけることも有益と言われます。
現在(米国で)使用されているコーンや大豆の90%は遺伝子組み換えタイプです。
また、非遺伝子組み換えの小麦も、乾燥させる過程でグリホサートが使用されています。
その他の研究では、骨の内部にグリホサートが蓄積されていたことが報告されています。
カルシウムに対してのグリホサートの強力なキレート能力を考えれば、
骨への蓄積は驚くものではないらしいです。
また他の研究結果ではグリホサートは腸内、肝臓内、筋肉内、脾臓および
腎臓組織にも検出されることも示しています。
ワクチンに含まれる重金属
一般的にワクチンには「アジュバンド」という免疫反応を高めることで
ワクチンの効果を高める物質が含まれます。
アジュバントとして最もよく知られているものはアルミニウム塩で
水酸化アルミニウム、リン酸アルミニウム、および硫酸アルミニウムカリウムが
ヒトワクチンに適したアジュバントとして選択されています。
もちろんわんこのワクチンにも同様に入っています。
アルミニウムは一度体内に入ると除去するのが非常に困難です。
注射部位だけでなく、脳、脾臓、筋肉、骨、肝臓、心臓にも
局所的な損傷を引き起こす可能性があります。
アルミニウムは免疫系を刺激する性質があるため、
慢性自己免疫疾患を引き起こす可能性があり、
自己免疫疾患を抱えるわんこたちが増えている一因となっています。
これは蛇足ですが、アルミニウムってベーキングパウダーにも
普通に入っています。
ある日、冷蔵庫で寝かせたケーキの生地の色が金属っぽく変わってて
なんだろう?と調べたらベーキングパウダーに含まれるアルミニウムでした。
うちではそれ以来、ベーキングパウダーは「アルミニウムフリー」を選んでいます。
蛇足ついでに、アルミホイルもうちでは使いません。
(アルミホイルで認知症になるという噂は今回のような裏付けがあります)
また、ワクチンには、防腐剤として
チメロサールまたはメルチオレートなどのエチル水銀が含まれています。
(ヒトのインフルエンザワクチンにも普通に入っているものです)
水銀は中枢神経系に対して非常に有毒であり、
運動機能の喪失(変性性脊髄症など)を引き起こす可能性があり、
脳細胞を破壊することによって記憶障害を引き起こす可能性もあります。
水銀がアルミニウムと結合すると、酸化ダメージが激しくなります。
その強さは金属片を腐食させてしまうほどです。
が、一部のワクチンには両方が含まれている場合があります。
愛するわんこが急激に老けた感じがしたらワクチン過剰を疑ってみて下さい。
ドッグフードの所で述べましたが
グレインフリーのドッグフードを食べているわんこの体内には
豆類に残留しているグリホサートが存在しています。
グリホサートは重金属の毒性を高めるので、すなわちこれは
「ワクチンの毒性をさらに高める可能性がある」という事になります。
グリホサートはまた、体内で肝臓での解毒を阻害する作用があります。
(肝臓による浄化を阻害=デトックスを阻害するという事です)
ワクチンの毒性とグリホサートの組み合わせは肝臓の機能を制限するので
肝臓で活性化されるビタミンDの不足も同時に招きます。
このことから水銀などの有害な重金属は、グリホサートと一緒になると
重金属単独の時よりも1000倍も有毒になるとさえ言われています。
ワクチンに関しては以下の記事も読んでね!
リスクを軽減しよう!
現在の環境汚染下では「完全回避」はほぼ無理と言わざるを得ません。
大気汚染、水質汚染(地下水、飲み水だけではなく、海洋汚染も含む)中で
私たちが、愛するわんこと自分たちに対してできることは・・・
食事に関しては、できるだけ安全な食材を選び、農薬はしっかりと落とし
飲水は必ずフィルターを通したものを、
ペットフード(加工食品)は原料の出どころを確認し
海産物は養殖ものか天然ものかを確認し、
わんこたちには大型の魚ではなく、天然の小魚をあげるようにしましょう。
プロバイオテックスやプレバイオテックスで腸の健康を応援しましょう。
プロバイオテックスとビタミンCなどの抗酸化物質は重金属によるダメージの
修復に効果を発揮します。
酵素も腸の健康にとってもお役立ち!
抗体検査をし、不要なワクチンはできるだけ減らしましょう!
ワクチンの前後は肝臓をしっかりサポートしてあげて
重金属をしっかりデトックスしましょう!
ドッグフードでグリホサートが体内にある子には
ミルクシッスルやβグルカンやターメリックで更に強力にサポートしてあげてね!
ちなみに水銀除去に効果のある食材は、ガーリック、生姜
ブロッコリー、ブロッコリースプラウト、りんご、
ホウレンソウ、アルファルファ、パセリなどの葉物野菜、
ターメリック、ビーツです。
(ターメリックとビーツはミルクシッスルプラスにも入っています)
ビタミンD不足にならないように太陽の光をいっぱい浴びてお散歩しましょう!
公園などでは除草剤や駆虫剤の散布状況の立て札がないかを確認してね。
(こちらでは薬を撒いた後は「安全のために芝生に入らないでね」の立て札が立ちます)
免疫力アップのために運動は欠かさないようにしましょう!
ミトコンドリアや新しい細胞を増やすためには新陳代謝を衰えさせないこと
そのためには適度な運動は必須です。
ハッピーな気分は免疫力も高めますから毎日のお散歩をうんと楽しもうね!
お散歩は車のあまり通らない裏道や公園など空気の澄んだ場所を選んでね。
ケミカルなノミダニ予防薬はできるだけ避けてね。
風薫る5月、若葉の香る清々しい季節ですね。
みんな元気に過ごしていますか?
マイアミの日中はもうすっかり初夏の日差しの中、
真っ白なサルスベリのお花が咲く季節です。
Coっちゃんと見上げた可愛い可愛い白い小さなお花たち、
見上げるたびに優しい思い出が蘇ります。
一緒に見上げたCrepe myrtle(サルスベリ) と白い花吹雪の中のCoっちゃん
今はまだお花が散る季節ではないけれど、大好きな写真。
Coっちゃん、また今年もこの白いお花が咲く季節になったよ。
5月の満月はお花が咲き誇る季節にちなんで
フラワームーンと呼ばれます。(今月は23日が満月です)
我が家のフランジパニくんたちも葉っぱが大きくなってきて
今年も可愛いお花が咲くのが今から楽しみです。
日本でも梅雨に入る前の爽やかな季節。
新緑の風香る中、みんな元気いっぱいに気分も爽やかに
毎日ハッピーに過ごしていてね!
May.2024
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