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  5. ワクチンについての再考
 7月 15, 2013  PawPawClub, PawPawお勉強室   * ワクチンについて, その他

 
  スマホでは横にして見て頂くと読みやすいです 
 

chuchu-from-kakomie.jpgワクチンを打つ頻度の改正

 

今回のお勉強室は、ずっと以前に取り上げたワクチンについて
アップデートな情報を書いておきます。
ワクチンについては2004年の4月のお勉強室で詳しく取り上げましたが、
ここ数年でワクチンの危険性を訴える声がさらに高まっていること、
そしてこちらでは2年前に改正が行われました。
そんな中、ホリスティック獣医の立場から書かれた
とても興味深い記事がありましたのでお伝えしますね。

ワクチンのガイドラインは変わっているにもかかわらず、
未だ古い慣習に従って毎年のワクチンを推奨する獣医さんも
アメリカの中でも60%もいるというのが事実です。
大事な我が子に義務付けられたワクチンを打たなくてはいけないとき、
ちょっとこの記事を思い出して「本当に必要なものだけを最低限」ということを
獣医さんに相談してみてくださいね。
特に体力や抵抗力の落ちてくるシニアの子たちであれば、
より注意深くなる必要があります。

以下はホリスティック獣医であるDr. Beckerの記事です。
彼女はワクチン最小限派のホリスティック獣医師ですので、
古い慣習に縛られた獣医師たちに対してかなり辛口な意見になっている部分もあります。
ワクチンと慢性疾患の関係についてはDr. Pitcairnの記述を翻訳しています。

 

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iiko.gif 2010年に改正されたワクチンガイドライン

  

2010年にAAHA(アメリカアニマルホスピタルアソシエーション=アメリカ動物病院協会)の
犬の予防接種特別対策本部は、予防接種ガイドラインを更新しました。
 
年1回の狂犬病予防接種を除いて、毎年摂取義務のあったコア ワクチンを
全て3年ごとの義務付けに変更しました。
狂犬病ワクチンに関しては、州によって1年ごとまたは3年ごとが選べます。

さらに非狂犬病コア・ワクチンについて、ジステンパーとパルボウイルスの免疫効果は最低でも5年
アデノウイルスは最低でも7年持続すると最新のガイドラインの中で認めました。
これは、最新の3年のプロトコルさえが過剰接種であることを意味します。
しかしながら、このプロトコルの変更は、正しい方向への小さな一歩であることに間違いはありません。
 
我が家のCoCoっちは3年前に狂犬病ワクチンとジステンパー・パルボ・アデノウィルスの
3種混合ワクチンを接種しました。
この時はお熱が出たので、今年はどうするかな?と思案中。
狂犬病ワクチンは、州で義務付け
ジステンパー・パルボ・アデノウィルスは、セラピードッグ協会で義務付けです。
過剰接種であることを訴えても義務は逃れられない・・・。
と、思っていたら、パピーの時に打っているのでOKとなりました。

  

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iiko.gif しかしながら何故、未だ60%の獣医が毎年のワクチン接種を行っているのか?

 

新しいガイドラインが敷かれて既に2年以上が経過しているにもかかわらず、
コンベンショナル(伝統的=ここではホリスティックな獣医ではなく従来の西洋医学派獣医のこと)な
獣医コミュニティのメンバーたちは、このガイドラインを取り入れることが遅れています。
 
ベーリンガーインゲルハイム ンガーインゲルハイム社の製薬会社で働く獣医である Dr.Mark Kimsey も
「基本的に、我々が見ている限り、3年のプロトコルに向かうのに段階を踏む傾向がある。 」と述べています。

また、AAHA 犬ワクチン接種タスクフォースとアメリカ猫開業医協会・猫の予防接種諮問委員会に属する
Dr. Richard Ford博士もDr.Mark Kimseyの意見に賛同しています。

フォード博士は「それは遅い変化です」と言い、さらに以下のように続けています。
「獣医学校ではトリエンナーレ予防接種(3年ごとの)予防接種を教えているにもかかわらず、
未だ多くの獣医が、ワクチン メーカーの営業担当者からのフィードバックに基づいて
1年ごとのワクチンを推奨しているのは嘆かわしい現実です。
どうかあなたのペットを見当違いな危険から守ってください。」


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iiko.gif 変更に消極的?金儲け主義?それとも両方?

 

Veterinary Practice Newsによると、ゲイリーD. Norsworthy博士
(サンアントニオのアラモFeline Healthセンターのオーナーで40年の経験を持つ開業医)は、
毎年の予防接種スケジュールに留まる60パーセントの獣医師のうちの一人です。
 
彼がその正当性を唱える理由は、
事実、ワクチンが必要であるというときだけ健康診断に来るクライアントがいるからということです。
Norsworthy博士は、毎年のワクチン接種は、彼がクライアントの猫を1年に1回
きちんと健康チェックする機会を逃さない方法であると言います。
そして彼は1年間有効な狂犬病ワクチンだけを接種して、
毎年健康診断にくる必要性をクライアントに説明します。
 
Norsworthy博士はインターネットチャッターたちが述べる「ワクチンの危険性」が
猫のオーナーたちを怖がらせていると考えています。
このことは彼の記録で2012年のワクチン接種数が2007年に比べて25%減少していることに表れています。
彼はその危険性に対して、ワクチンに起因するサルコーマ(肉腫)が現れるのは
「65000回のショットに対してわずか1回」の確率だと述べています。
 
Norsworthy博士は、他の従来の(慣用的な)スタイルの獣医たちと同じように、
健康上の問題をワクチンと関連付けては考えません。
Norsworthy博士のように、多くの獣医は、ワクチンの結果としての健康障害のことを知らないか、
または、繰り返し摂取されるワクチンの結果として起こる可能性のある
多くの健康障害のことをを知ろうとはしません。
 
彼らはどのようにクライアントに定期的な健康診断のために彼らのペットを連れて来るために
論理的、正当な理由を与えるべきかについて、
彼らの患者に毎年の予防接種をする危険なビジネスを続けるのを好みます。
 
フォード博士は、新しいガイドラインに従いたいと思うが、
ワクチンの製品ラベルが「推薦されるのは一年のブースター」と記載されていることで
心配している獣医たちがいるとも述べています。
しかし、これは、非常に変な議論のように思えます。
なぜ新しく確立した犬と猫の予防接種ガイドラインが推奨されているにもかかわらず、
獣医はその代わりにワクチンメーカーの製品ラベルのアドバイスを信じる方を選びますか?
 
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iiko.gif では私たちペットオーナーはどうすれば良いのでしょう?

 

この記事の読者が知っているとおり、
ワクチンに対して私は「少ないほど良い」という提唱者です。

もしもあなたのかかりつけの獣医がまだ毎年のコアワクチンを推奨している場合は
代わりに、あなたのペットの現在の免疫を測定するための抗体検査を行うように求めてください。
あなたのペットが子犬または子猫であって、きちんとした予防接種を受けるならば、
それは生涯を通じて予防される手段として素晴らしいことです。
その際に、狂犬病だけが唯一義務付けられているワクチンであることを思い出してください。
 
かかりつけの獣医が毎年のコアワクチンを既に推奨していない場合、
その代わりに非コアワクチンのメニューからワクチンを推薦しているならば、
あなたはそのワクチンがもたらす病気、健康障害のリスクに対して、
率直な議論をしなければなりません。
 
すべての非コアワクチンの危険性と利点について、あなた自身、研究をするよう勧めます。
それらは通常、コアワクチンほど安全ではなく、また、効果的でもありません。


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iiko.gif ワクチンと慢性疾患との関係

 

Dr. Pitcairnによると、
実際にペットを急性の自然の病気から保護することを目的とするワクチンは、
ワクチンが予防するべき病気の特徴から、慢性の状況をつくります。

この変化は研究所でまず始まります。
そこで、まず、自然のウイルスはワクチンのために変異させられます。
自然のウイルスが強い免疫系反応を誘発するのに対して、
ワクチンのために変異させられた人造ウイルスは動物の免疫系に対して
たいした反応は誘発しません。その代わりに、それは慢性疾患を引き起こします。

ワクチン接種による抗体獲得は、
本来自然の病気が動物の身体で生ずる方法と非常に異なります。

ワクチンは、ウイルス、突然変異するバクテリア、免疫刺激物、
異種たんぱく質と化学防腐剤を含むいくつかの有害物質を含有します。
これらの毒素の全ては、皮膚、粘膜、唾液など、
本来の防衛手段の経路を辿ることなく、直接血液とリンパへ侵入します。
そう、これこそがペットの身体にとって非常に不自然な侵入方法であり、
ワクチンのウイルスが不自然な理由なのです。
あなたがこの展望から状況を考えれば、
防接種によって異常な免疫反応がどのように引き起こされるか容易にわかるはずです。


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iiko.gif ワクチン接種における個々の危険性について

 

あらゆる動物の免疫系の強さとバランスは異なるので、予測する方法がありません 。
あなたの犬または猫が過去に過剰反応を起こしたことがない場合
人工的に変異されたウィルスや多くの有害物質に対しての危険性を予測することはできません。
こういったことからペットの所有者がすべての不必要なワクチンと
1年ごとのワクチン接種を避けることをを強く奨励します。 by Dr.Becker


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iiko.gif 免疫抑制剤を使っている子にはワクチンは禁忌です!

 

ワクチンは、「病気の抗体を作るもの」なので免疫抑制剤を使っていると
抗体を作ることを抑制しますので、ワクチンとして体内に入った菌に
そのまま感染してしまうリスクが高く、非常に危険です。

混合ワクチンは生菌ワクチンである場合が多く、生きた菌を身体に入れます。
そこで正常な抗原抗体反応が起こり、身体に抗体が作られます。
しかし、免疫抑制剤を使われていると、抗原抗体反応が抑制されますので
ワクチンの病原菌に感染するリスクが極めて高いということになります。

「免疫抑制剤を使っている場合はワクチン摂取は非常に危険」です。
死菌ワクチンのある狂犬病ワクチン以外の
生菌ワクチンを使用することイコール病気を感染させると
言い切っても良いくらい危険です。
「免疫抑制剤を使われている子にはワクチン接種は命に関わること」
そう覚えておいてくださいね。

免疫抑制剤を使っていなくてもステロイドの長期多量投与で
自己免疫力が低下している場合も同じように危険です。

うちのチャチャくんは細菌性髄膜炎という病気で
(その当時は)ステロイドでしか延命できない不治の病でした。
そのためワクチンは州で義務付けられている狂犬病ワクチンのみ
(死菌ワクチンのみ)打っていました。
* 死菌ワクチンは死菌ワクチンで、それなりのリスクはあります。
自力で体内で増殖しない分、化学薬品の添加で体内に分布させるので
その添加物に対し、強い副作用が起きる場合もあります。


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iiko.gif ワクチン接種後のリアクションいろいろ 

 

一般的なワクチンの拒否反応
無気力・凝り・脱毛・食欲欠乏・注射部位のコートの変色・結膜炎・発熱・くしゃみ・痛み・口腔潰瘍
より深刻なワクチンの拒否反応
免疫抑制・肉芽腫や膿瘍・行動の変化・蕁麻疹・白飯・顔の腫れ・
体重減少・アレルギー性過敏反応・乳汁分泌減少(牝)・
呼吸器疾患・跛行・アレルギー性ぶどう膜炎
非常に深刻なワクチンの拒否反応
注射部位に悪性の肉腫(サルコーマ)・糸球体腎炎・心筋炎・
アナフィラキシー・自己免疫性関節炎・脳炎または多発性神経炎・
多発性関節炎・発作・肥大性骨異栄養症・妊娠中絶・先天性異常・
萌芽期(胎児)の死・・不妊自己免疫性溶血性貧血・
免疫介在性血小板減少症・甲状腺炎

 

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iiko.gif コアワクチンとノンコアワクチン

 

以下は2004年4月にお勉強室でワクチンについて取り上げた記事からの一部抜粋です。
さらに詳しい内容については 「ワクチンの種類と持続性」 をご参考になさってくださいね。
 
 

 コアワクチン:罹ると重篤であると共に他へのい感染源となるために接種が義務付けられているもの

 予防する病気

 効果持続期間

 なにが原因?どうしてなるの?どんな症状が出るの?

Rabies
狂犬病
3年
 
  • 今は日本のわんこにはほとんどなくなった病気ですが、アメリカでは野生動物(アライグマ、コウモリ、狐など)からヒトやわんこに感染する場合があります。(アメリカの狂犬病の90%はこれらの野生動物からの感染と言われています)アメリカの中でもハワイは狂犬病が絶滅したのでメインランドからわんこ連れで行く場合は同じ国でありながら検疫が義務付けられているんです。また、州によって発生数からなのかワクチン接種義務もまちまちです。フロリダのマイアミのデイド郡では毎年の接種義務があり(郡によっても接種義務期間は違います)、それが今、見直しを求められています。アライグマがいるせいかな・・・。カナダでは、アライグマ、狐、コヨーテ、スカンク、コウモリ、リス、ウサギ、ねずみなどが狂犬病ウィルスが発見されています。
  • 狂躁型は狂犬病と言う名のとおり、精神状態の興奮性、精神錯乱から凶暴性が現れ、逆に麻痺型は、全身の筋肉が麻痺して死亡します。
  • 日本の検疫を通るためには狂犬病の抗体価検査が義務付けられています。抗体価検査をクリアしてからその国に180日間ステイして問題がなければ検疫をパスできます。(スシくんはこの為にママと一緒に日本に帰国できなくて残りの日数をうちでお預かりしていました)

  

 コアワクチン:罹ると重篤で以前は義務付けられていたもの(現在はフロリダ州では任意)

 予防する病気

 効果持続期間

 なにが原因?どうしてなるの?どんな症状が出るの?

Distemper
ジステンパー
5年
 
  • こちらでは以前は毎年のワクチンに入っていたものですが、2010年のAAHAの改定によって、その子の環境によって選択できるようになりました。3年に1回、摂取するかどうかを選択します。
  • 感染力が非常に強い事と、罹ると死亡率が高いとても怖い病気です。
  • 感染したわんこの鼻水、目やに、唾液などに直接または間接的に接触したり、これらが乾燥して空気中に散乱したものを吸い込んでしまったりすることで感染します。
  • 咳や鼻水、目やに、嘔吐や下痢、発熱、などの症状が出て、ひどくなると呼吸器障害、痙攣なども起こします。
Parvovirus
パルボウィルス
7年
 
  • こちらでは以前は毎年のワクチンに入っていたものですが、2010年のAAHAの改定によって、その子の環境によって選択できるようになりました。3年に1回、摂取するかどうかを選択します。
  • ダストなどに混じって空気感染するとても強力なウィルスです。
  • 抵抗力のないパピーに発症すると、下痢や嘔吐が続き、脱水症となり大変危険な状態になりますので感染後できるだけ早い処置が必要な感染症です。
Adenovirus
アデノウイルス
7年
 
  • こちらでは以前は毎年のワクチンに入っていたものですが、2010年のAAHAの改定によって、その子の環境によって選択できるようになりました。3年に1回、摂取するかどうかを選択します。
  • アデノウイルス1型:このウィルス感染は、犬伝染性肝炎とも言います。AHAAでは1型に対してはワクチン接種を推奨していません。
  • アデノウイルス2型:このウィルス感染によって起こる肺炎や扁桃炎、気管への感染から来る咳(伝染性喉頭気管炎)も重篤になると呼吸困難を併発しますので、要注意です。
  • 1型2型どちらもわんこ特有の伝染病です。
  • アデノウィルスに感染したわんこの鼻水、目やに、おしっこ、ウンチ、唾液などに直接または間接的に接触したりすること(食器などを舐めたりしてもダメ)で経口感染します。
  • 罹ってしまうと、熱発、嘔吐、下痢、食欲不振、血便、黄疸、呼吸器感染などを起こします。完全な治療法がなく苦しむだけでなく、毒素を排出し続けるので他のわんこに感染させてしまいます。

  

 ノンコアワクチン:任意接種のもの(病原体との接触の危険性がある場合のみ)、免疫有効期限は半年から1年

予防する病気

 なにが原因?どうしてなるの?どんな症状が出るの?

Coronavirus
コロナウィルス
 
  • コロナウィルスは最近の話題であるSARSで耳にした方も多いかと思います。これは新型コロナウィルスだと騒がれていましたね。ヒトもわんこもそれぞれの型があります。
  • やはり感染したわんこのおしっこやウンチ、唾液などから経口感染します。
  • パルボウィルスの症状に良く似た嘔吐や下痢などの消化器症状が出ますが、パルボウィルスよりは症状も軽く、致死率も低いと言われています。
  • AHAAではワクチン接種を推奨していません。
Leptospirosis
レプトスピラ
 
  • ネズミの尿にいるレプトスピラ菌から感染します。この菌は好水性のある菌なので、汚れた川などに入った場合は傷などから感染します。またネズミのおしっこを舐めたりしても感染します。
  • 症状としては、嘔吐、高熱、食欲低下、肝障害による黄疸、腎障害、痙攣、昏睡、血便などが出ますが、早期発見で重篤にならなければ抗生物質で完治します。
  • ワクチンによる副作用が強度に出る場合がありますので注意が必要なワクチンです。パピーや小型犬でアナフィラキシーショックを起こすこともあり、AHAAでは地域性と健康状態から判断して接種を決めるべきワクチンとされています。
  • 検疫をクリアするには狂犬病の他にこのレプトスピラのワクチンの接種が義務付けられています。
  • マイアミのデイド郡では接種しませんが、3年前に知りあいの犬がポッサム(野生のネズミの一種)のおしっこを踏んだ足を舐めて感染。症状が落ち着くまでに3カ月を要す重体になりました。(デイド群でのその年初の感染わんこでした)もちろんその3ヶ月は他のわんことの接触も禁止、外でおしっこさせた場合はブリーチでその後を消毒して感染を拡大しないようにする義務があります。毎月検査を受けながら完治するまでに(外に出して普通にお散歩して他のわんこと接触もオッケーになるまでに)6か月かかったとのことでした。
Bordetella
ケンネルコフ
 
  • 一般に言われる百日咳菌でケンネルコフの原因となるウィルスです。
  • 咳や鼻水、扁桃炎など風邪のような症状が出ます。ただ、このウィルスだけでは発病せず、気管内のアデノウイルスや細菌と一緒になったときに発病し、まず空咳があり、空咳のあとに粘液や泡を吐く場合もあります。
  • 感染力が非常に強いウィルスですので、集団的に感染します。(ワクチンで予防できますが、ワクチンを接種しているから絶対にかからないということではないそうです。ただ罹っても軽症ですむといわれています。人間の風邪の予防接種と同じですね。)人間の風邪がわんこにうつらないのと同じく、このウィルスによる風邪症状はわんこから人へはうつりません。
  • 安静にしているだけで治るケースも多いといわれますが、他の症状を併発している場合や食欲がなくなったりしている場合は、混合感染や二次感染も考えられますので、早めに獣医さんにかかってくださいね。
  • こちらではドッグホテルに預ける際は必要なワクチンです。(現在は注射ではなくお鼻に付けて吸入するタイプが主流だそうですが、CoCoっちは受けたことがありません)
Parainfluenza
パラインフルエンザ
 
  • 咳や鼻水、扁桃炎など風邪のような症状が出ます。ただ、このウィルスだけでは発病せず、気管内のアデノウイルスや細菌と一緒になったときに発病し、まず空咳があり、空咳のあとに粘液や泡を吐く場合もあります。
  • 感染力が非常に強いウィルスですので、集団的に感染します。(ワクチンで予防できますが、ワクチンを接種しているから絶対にかからないということではないそうです。ただ罹っても軽症ですむといわれています。人間の風邪の予防接種と同じですね。)人間の風邪がわんこにうつらないのと同じく、このウィルスによる風邪症状はわんこから人へはうつりません。
  • 安静にしているだけで治るケースも多いといわれますが、他の症状を併発している場合や食欲がなくなったりしている場合は、混合感染や二次感染も考えられますので、早めに獣医さんにかかってくださいね。
Lyme Disease
ライム病
 
  • ダニ(Tick)に噛まれることが原因(ボレリア菌)でなる感染症で、わんこだけではなく人間も感染します。こちらでは郊外、特に鹿のいる地域での感染から鳩が媒体となり一時流行を見せた感染症です。(最初は鹿に付くダニから感染)
  • 発症すると発熱、倦怠感、ひどくなると痙攣なども起こります。
  • 特殊地域でワクチン接種が必要なものですが、マイアミでは義務付けられていません。日本でもないと思うのですが・・・一応載せておきますね。マダニから感染しますので、ダニ予防を徹底しましょう~!

 

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今回は来週ワクチンを接種するCoCoっちのためにドキドキしながら調べたことばかりです。
シニアの子のママさんたち、病気を持ってる子のママさんたち、
今までワクチンでお熱が出たことがある子のママさんたち、
アレルギーを持ってる子のママさんたち、
そして、元気だけど、それでも私のようにワクチンの問題を知れば知るほど不安になって
心配で心配で仕方ないママさんたち・・・
そんなママさんたちに、今回の情報が少しでもお役に立てますように・・・
 
この記事で不必要なノンコアワクチンを打たないで済む子が増えてくれますように・・・。
みんな、最低限必要なワクチンだけで、慢性疾患が防げますように・・・
そう祈ってやみません。


 さぁ、 暑い暑い季節、みんな気持ち良くお昼寝して充分に身体を休めて、
涼しい時間のお散歩を楽しんで、美味しくご飯を食べる。
  そんな基本的な毎日を元気に幸せに送っていてね。
  
シニア組さんはどうかくれぐれも無理をしないように、
  今年の夏も穏やかにのんびり過ごして乗り切りましょうね!  

Jul.2013

 

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