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お日様の光の大切さ!
お日様の光はこの地球上すべての生命体に最も重要なものです。
太陽の光を浴びることで生物は進化を遂げてきた ・・・と言っても過言ではありません。 私たち人間やわんこたち全ての哺乳類にとって 太陽光は体内のバイオリズムを整える上で非常に重要です。 そのため、ヒトを含め、日中に活動する動物にとって 太陽光を直接浴びることは健康上非常に重要なことなのです。 今回、ハリケーンで避難している間、
大きくなりすぎた我が家のフランジパニくんたちを
オフィスに預けて避難したのですが、
日光の当たらない地下のパーキングに放置されて枯れてしまいました。
お日様の光って本当に大事なんだとつくづく感じた事件でした。
全ての生物にお日様は多大な恩恵を与えてくれています。
そういったことから今回は日光浴の大切さを取り上げてみました。
LEDなど人工光がなぜ身体に悪いかにも触れています。
少しずつ日が短くなるこの季節、
穏やかな太陽の光をいっぱい浴びて今日も元気に過ごしましょうね!
なぜ「自然なお日様の光」?! 自然なお日様の光には赤外線(IR)から紫外線(UV)といった 自然のスペクトルがあります。
スペクトルとは、含まれる各光の成分の波長の違いによってプリズムを通した時にできる光の屈折度の違いによる光の帯で 波長の順に虹のように並ぶ色の帯のことです。 紫外線はこのスペクトル上で紫色の外側に位置するので 紫の外側の線=紫外線と呼ばれます。 紫外線(UV)には微妙に波長の違うUVAとUVBがあります。 日焼け止めによく表示されている紫外線です。 UVAは日の出の時間にはなく、 午前中と午後の遅い時間に強くなる紫外線で、 UVBは日中に最も強くなる紫外線です。 紫外線はガラス越しだとその浸透力は弱まり、 わんこたちの日光に敏感な部分である皮膚や目に 届くことはありません。 なので、おんもの光に当たることが大切なのです。 もちろん季節によっては強い直射日光に当たるのではなく、 木漏れ日や木陰など穏やかな日差しを間接的に浴びることでも その恩恵はいっぱい受けることができます。
理想から言えば、早朝と昼間、そして夕方または日没時に おんもの光を浴びることが健康上とても有効だと Dr. E. Bassaingthwaighteは述べています。 わんこたちはお日様の光を必要とするだけでなく、 日々変化する日差しの性質によって健康を保つことができます。 わんこたちの皮膚と目に届く太陽光は 新陳代謝のあらゆる部分に影響を与えます。 眼の奥の網膜と皮膚表面に届く朝の光は 生活リズムに大きな影響を与えます。 眼の中にある特別な光感受性細胞は 脳内の視床下部を介して ホルモン経路に作用を及ぼします。 中でもメラトニンは健康な生活リズムを調節するために 最も重要なホルモンです。 午後の遅い時間から夕方にかけて赤外線と暗闇の影響を受け 体内メラトニンのレベルが上昇し、 眠気を誘い、自然にベッドに誘導してくれるのです。
健全な生活リズムは健康上非常に重要で、 昼夜のサイクルにわたって、脳波の活動、ホルモンの産生、 細胞の再生など、多くの生物学的かつ生化学的活動を支えています。 時間のずれなどでこの生活リズムが乱されると、 多くの慢性疾患が引き起こされる可能性が増大します。 生活リズムの乱れは人工光によって容易に引き起こされるので
現代生活では非常に注意が必要です。早朝の太陽光には紫外線がありません。 青、緑、赤といった紫よりも内側の光のみです。 これらの光はわんこたち(私たちも)の新陳代謝を刺激し、 全ての機能を目覚めさせ、1日の活動の準備をさせてくれます。 この早朝の光に含まれる高いレベルの青色の光は 体内のメラトニンレベルを低下させてくれるので 身体をしっかりと目覚めさせてくれます。 日中は太陽が大気の影響を受けないため 赤外線から紫外線に至るまで、最高レベルの強さとなります。
その後、夕方には赤色の光は赤外線にシフトし、青色の光は全く現れなくなります。 全ての哺乳動物たちは光の強弱によらず 皮膚や眼に届く光の色またはスペクトルに対して 非常に感受性が高いです。 光は量子レベルで身体の生理的、生化学的活動に影響を与えます。
元気な生活をさせたい!と願うのであれば 自然な太陽光をいっぱい浴びさせてあげることは非常に重要です。 なぜならわんこたちは毎日太陽を浴びて進化してきた動物だからです。
私たち人間も人工照明の中で暮らすよりも太陽光を浴びて自然な生活リズムの中で暮らす方がよっぽど健康的なのと同じです。
人工の光は自然な太陽の光とは非常に異なるスペクトルを持ちます。 そのスペクトルが健康被害に影響すると言われます。 人工照明は青色の光が多く(よく問題になるブルーライトです) お日様の光の1日を通してのスペクトルの変化とは異なり、 常に同じスペクトルのままです。 赤外線や紫外線を全く含まず、 ブルーライトを含む人工光の最たるものはLEDです。 蛍光灯も同様で、LEDと蛍光灯はメラトニンを80%抑制させます。 白熱電球のメラトニン抑制度は40%です。 ロウソクはメラトニンを2%抑制させるのみです。 夜寝る前にスマホを見たり、 遅くまでPCを見たりしていると眠れなくなるのは このブルーライトのメラトニン抑制作用によるものです。 人間はある程度は仕方ないとしても わんこたちを犠牲にしないために できるだけ人工光を浴びる時間を最小限にしてあげて 太陽光をいっぱい浴びさせてあげて下さい。
人工光を避けるのは特にメラトニンレベルの上昇が必要な 夕方から夜にかけての時間帯が重要です。 この時間にブルーライトを浴びてしまうと 身体を休めるための必要ホルモンである メラトニンを制御してしまいます。 とにかく徹底的にブルーライトを避けましょう!! 具体的にはLEDのフラットテレビ、 スマホ、タブレット、PCのモニターなど 今や視覚機器全てのものがLEDと言っても過言ではありません。 TVを見ている時にもしもわんこが一緒の部屋に居る場合は ブルーライトブロッカーを付けてあげることをお勧めします。 うちのCoCoっちはTVを付けると 一人でひっそりと別の部屋に移動します。 身体がわかっているのかも知れませんね。 なので、我が家では一緒にテレビは観ません。 人工光で生活リズムを乱さない生活習慣 日没後は・・・と言うと極端すぎて無理かもなので、 せめてベッドに入る2-3時間前には コンピュータやテレビ、スマホを使用しない。 これはわんこと一緒にテレビを観ることも含みます。 日没後は明るさの調整が効く赤色のライトの使用がお勧めです。 赤い色はメラトニンへの悪影響が最も少ない色です。 黄色、オレンジ、赤色などのフィルターを使用して 明るさの調整をしても構いません。 わんこに、日の出、早朝、正午、夕方、日没時間に おんもの自然光を浴びられるようにしてあげてください。 季節によりますが(真夏の暑い時間帯はもちろん避けます) 朝から夕方までは30-60分、日没時は15-30分が推奨されています。 野生動物たちがそうであるように、 自然な本来あるべき生活リズムに添って生きることが 最も身体の調子を整えるリズムなのです。
今回、この記事をまとめながら そう言えばチュ~ちゃんはよく自発的にバルコニーに出て 日光浴していたね・・・って思い出しちゃいました。
太陽のような子だったチュ~ちゃん、ちょうど10月は命日とお誕生日が重なる月だったので チュ~ちゃんが「日光浴は大事だよ!」って教えてくれたのかも。 そして「そろそろ人工光浴び過ぎはダメだよ!」って言われている気がして 真剣に生活を見直そうと思いました。 空気がちょっとだけ冷たくなってきて、 お散歩にはとっても気持ちの良い季節! みんなお日様の光をいっぱい浴びて元気いっぱいに過ごしてね~!! 空高く犬肥える秋! CoCoっちも体重がちょっと増えました。
そろそろ中年だから気をつけなくっちゃ!!
太り過ぎは心臓病などのリスクを増加させます。
みんなも食べ過ぎでおデブさんにならないように気をつけながら
食欲の秋を満喫してね!Oct.2017
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