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  5. 写真で見るチュ~ちゃんご飯(加熱食)
 5月 15, 2002  PawPawClub, PawPawお勉強室  手作り食と食材・栄養のこと,  * 写真で見る手作り食・実践編

 
  スマホでは横にして見て頂くと読みやすいです 
 

chuchu-from-kakomie.jpg 写真で見る”チュ~ちゃんの簡単&ストックOKの手作り食

 

最近どんどこ増えている「手作り食派」の方からたくさんリクエストを頂いていた
「簡単チュ~ちゃんの手作り食・写真と解説付き」です。    

「手作り食」と言うと「手間がかかる」「大変」「毎日作らなくてはいけない」と思っていませんか?
うちもバタバタ忙しい中で作っているので、丁寧ではありませんがしっかり「手作り」です。
これは「え?こんなに簡単でいいの?」と目からウロコの簡単手抜き手作り食のご紹介です。

少しでも多くの方に「くじけない」で頂きたいので、写真付きでその簡単さをお見せしますね。
「なぁ~~んだ、これなら作れる」と安心される方もきっと多いはず。
忙しいママを応援する「手作り食」なんです。最近凝ってらっしゃる方にはがっかりされちゃうかな。
チュ~ちゃんにはこの食事ですが、食物アレルギーのある子はアレルゲンとなる食品を避けてね。

 

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 まずはうちのベースの手作り食です

  

 

簡単に栄養素もご紹介していますが、

 更に詳しくは 「チュ~ちゃんの手作り食-1」 を見てくださいね。

 

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ニンジンはビタミンAとカロチンの宝庫。お目目にもいいのでいっぱい加えます。1回作る量は約12本(こちらのニンジンは日本のものよりやや細くて小さいです)オーガニックのものを選んでいます。

心臓を強化して癌をも防ぐガーリックも一緒に加えて蒸します。

与えすぎるとお腹を壊すので、うちでは10個くらい。

こんな風に電子レンジでチン!簡単です。蒸し時間が長いとフードプロセッサーにかけた時にピューレになってしまいますので注意!多少芯があってもオッケー。冷凍できる固さが目安です。
何故に「蒸す」かと言うと栄養素を逃がさない為に、なんです。茹でると茹で汁に栄養素が出てしまい、うちはお汁を飲ませる習慣がないので全ての材料を蒸しています。

 

ニンジン
 
  • ビタミンA(カロチン)がたっぷり含まれています。ビタミンAは味覚、嗅覚、聴覚、視覚に働きかけるとともに健康な歯と骨の形成に役立ちます。 コレステロールを低下させ、心臓疾患の予防、免疫力のアップ、健康な肌とコートの形成にも役立ちます。 健康な皮膚と毛のつやを保ち、目に不可欠なビタミンであり、視力の低下を防ぎます。 また神経細胞の活性化を促します。 ニンジンに多く含まれるβカロチンは抗酸化栄養素です。

 

ガーリック
 
  • 癌の抑制作用が強く、ブロッコリースプラウトに次いで抗がん性の高い食品です。代謝の安定を回復し、免疫システムを損なうフリーラジカルを抑えるという朝鮮人参と同じような働きもします。呼吸器官の不調にも、また消化器に有害なバクテリアの増殖を防ぐのにも効果的です。

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ブロッコリーも同じように蒸してください。うちは全て電子レンジで蒸します。

ブロッコリーはうちでは1回量に3株使います。これもオーガニックのものを選びます。

ブロッコリーは蒸しあがり時間が短いので注意です。うちでは何度ピューレになったことか、、、。

キャベツとさやいんげんも同じように蒸してそれぞれ別々にフードプロセッサーにかけます。

うちではキャベツ一玉、芽キャベツ20個、さやいんげん500グラムが目安です。

さやいんげんは糖尿病予防に効果があるんですよ。

全ての蒸したお野菜をそれぞれ別々にフードプロセッサーにかけてからボールに入れます。

そこに鰹節、すりゴマ、フードプロセッサーにかけた煮干、根昆布をたっぷり加えます。

 

ブロッコリー
 
  • ブロッコリーに含まれるクロミュームという物質は体脂肪を燃焼させて筋肉を強化させてくれます。まさにチュ~ちゃんには必須物質です。このクロミュームは、またインシュリンの働きを活発にさせる働きやフリーラジカル除去作用もあります。セレニウムを含む野菜ですので、抗癌作用に優れています。ビタミンA,C,B2が豊富です。(各ビタミンの働きは「わんことビタミン」を参照してね)
  • ブロッコリーに多く含まれるβカロチンは抗酸化栄養素です。茎の部分もつぼみ以上に栄養価があるので、うちでは一緒に使います。
  • ブロッコリーの中にガン予防効果の高い物質「スルフォラファン」が含まれています。これはアブラナ科の野菜に含まれる成分です。

 

キャベツ
 
  • ビタミンUは解毒・利尿作用があり、「抗潰瘍ビタミン」とも呼ばれ、胃や十二指腸潰瘍の傷ついた粘膜を修復し、潰瘍を治す効果があります。ビタミンUってキャベツから発見されたビタミンなんですよ。最近の研究によると、キャベツを筆頭とするアブラナ科の野菜には抗ガン物質(イソチオシアネード)が含まれることがわかってきました。中でもキャベツには免疫力を高める作用や、ガン細胞そのものの発生を抑制する働き、放射線に対する抵抗力を増す作用などがあることが明らかになっています。

 

芽キャベツ
 
  • ビタミンCがキャベツの3倍も含まれています。ビタミンAも豊富です。
  • 芽キャベツにはブロッコリーにも含まれているインドール3カルピノールには免疫を強化して抗癌作用があることが国立ガン研究学会誌にて発表されています。
  • コレステロールを下げる働きがあります。

 

さやいんげん
 
  • さやいんげんのさやには、インシュリンの原料となる亜鉛を含んでいますので糖尿病を防ぐ働きがあります。

 

鰹節
 
  • 良質なたんぱく質、ビタミン、ミネラルを含んでいます。生のカツオと比べてエネルギーは約2倍、たんぱく質は約3倍といわれます。

 

すりゴマ
 
  • ゴマには必須アミノ酸、不飽和脂肪酸、ビタミンB1、B2、E、カルシウム、リン、鉄、食物繊維などの栄養素が実にバランスよく含まれています。活性酸素の悪行を抑え込む抗酸化作用があるのが、ゴマに含まれるセサミンです。ゴマに多く含まれるビタミンEも抗酸化作用があることでよく知られていますが、その力を発揮する前に肝臓で活性酸素によって破壊されてしまうことがしばしばあります。セサミンは活性酸素からビタミンEを守る役割も果たしていて、お互いに協力し合いながら体内の活性酸素を除去しているのです。
  • ゴマは外皮が硬いので、そのまま食べても消化吸収されずに体の外に排出されてしまいます。ですから、炒ってからすりつぶすか、切りゴマにして食べるのが、ゴマのさまざまなパワーを引き出すポイントです。

 

煮干
 
  • 青魚にはエイコサペンタエン酸(血液をさらさらにしてくれ、動脈硬化などを防ぐとともに炎症を減弱させる物質を産生する役目があります)が含まれている貴重な食物です。

 

根昆布
 
  • 根昆布やわかめの表面の独特なぬめりの成分は、食物繊維の一種、アルギン酸です。アルギン酸は高血圧の原因になるナトリウムを排除したり、血液中のコレステロカリウムもたっぷり含んでいるので余分な水分の代謝を促し、血液やリンパ液の流れをスムーズにしてくれます。 
    ガン抑制に効果のあるβカロチンを多く含みます。
  • 根昆布のねばねばはコンドロイチンをたっぷり含み、関節の軟骨の主成分となり、関節炎の予防効果があります。 カルシウムもたっぷりなので、言うことなしの食材です。
  • 「根昆布」とは、昆布の茎から葉にかけての部分で、昆布の栄養成分が最も安定しているところです。根昆布にはアルギン酸とフコステロールという食物繊維が多く含まれています。うちではそのままでは強すぎるので、根昆布をお水に付けてダシを取ったあと、チュ~ちゃんのご飯に刻んで混ぜます。

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全ての材料をよく混ぜて、半分ずつに分けます。これは後でチキンが入った時に倍量になるからなんです。 チキンの胸肉です。うちは冷凍のものを1袋使います。(約3キロ分) こんな風にやっぱり電子レンジでチン!野菜を蒸したお水を捨てないでそのまま使います。

 

チキン胸肉

 

 

またはササミ
 
  • カルシウムの吸収作用を助け、骨の形成、エネルギーの発生、腎臓の働きに必須のリンを多く含みます。しかしこれだけを多量にあげると逆にカルシウムを吸収しすぎてしまうので、煮干やおじゃこを一緒に与えます。
  • ビタミンB3が豊富です。ビタミンB3は、消化を助けフードからエネルギーへの代謝に関与し、健康な皮膚を保つとともに神経細胞の活性化を促し体力増強に役立ちます。 化学物質の解毒に必要なビタミンであり、健康な皮膚、循環、神経系、精神機能を維持します。 胃酸、ホルモンの生産にも必要なビタミンです。
  • 豚肉や牛肉よりも消化がいいので、うちはシニアになってからはもっぱらチキンです。最近のチキンは脂分が多いので、脂身のない胸肉かササミを使っています。

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チキンもフードプロセッサーにかけます。チュ~ちゃんはシニアなのでなるべく胃に負担がかからないようにしているんです。これはお野菜と混ぜ合わせたところです。 たっぷりこんなに量が膨れ上がります。なので、最初に半分に分けたんです。 約450グラム入りのタッパーにぐっと詰め込む形で詰めます。こ~んなにたくさん出来上がります。この1タッパーが5日分になるんですよ。1タッパー分を残し、あとはよく冷まして冷凍庫へ!

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お豆腐1丁を6個くらいに切って、そのままレンジでチン!ちょっと放置して水気を切ってからフォークでグチャグチャと潰します。水気をl切るのは食べやすくするためと腐りにくくするためなんです。 お豆腐をボールに移し、出来上がった手作り食1タッパー分、きなこ、根昆布末、オリーブオイル、蜂蜜、クランベリーカプセルの中身、コッドリバーオイル、グレープシードパウダー、りんご酢、フラックスシードなどを加えます。 バルコニーから太陽のエネルギーをいっぱい浴びて元気に育っているイタリアンパセリとローズマリーをちぎってきます。(この鉢はチュ~ちゃん用ハーブポットなんです)タイムもそろそろ大きくなって来ました。

 

お豆腐
 
  • 食物繊維は発ガン物質を吸着して排泄するといわれます。大豆には食物繊維が多く含まれ、また粘膜を守るのに効果的なビタミンAとして働くカロチンの吸収率を上げる働きもあります。
  • イソフラボンを含みます。女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きがある事が分かって最近脚光を浴びているイソフラボンは、大豆の胚芽に多く含まれます。卵巣の働きが衰えてエストロゲンの分泌が少なくなると、新しい骨を作る細胞の働きが悪くなり、骨からカルシウムが溶け出します。
  • サポニンを含みます。大豆に含まれるサポニンは、老化の元になる脂肪酸の酸化を防ぎ、細胞を老化させる活性酸素を抑え、血中コレステロールを低下させる等、成人病や老化防止に関係する機能がさまざまいわれます。また発ガン抑制効果があるとも報告されており、今注目の成分です。お豆腐を食べた時にわずかに感じる渋み、苦味、えぐみがその物質で、サポニンの強い界面活性作用が、これらの機能を効果的にしているといわれます。

 

きなこ
 
  • きなこは大豆をいって粉にした物です。大豆と同じように栄養のバランスがとれ、体によい食品です。タンパク質、歯を丈夫にするカルシュウム、脳の働きをよくするレシチン、必須アミノ酸、各種ミネラル、E・P・A、食物繊維等が豊富に含まれ、老化防止効果があります。
  • 大豆の栄養がそのまま生かされていて、粉末なのでとっても消化が良いです。

 

根昆布末
 
  • 根昆布がない時は根昆布末で代用します。(効用は上の根昆布の所を参照してくださいね)

 

オリーブオイル
 
  • オリーブオイルの大きな特長といえば、70%以上もの豊富に含まれるオレイン酸。このオレイン酸が、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールは増やすというバランス調整の役目を果たしています。
  • 血中のコレステロール値を下げる作用のほか、腸の働きを助け便秘を解消したり、血管を強くすることから、血液の供給も活発になり、心臓病、脳卒中などの成人病の予防、肌の炎症を抑え老化を防ぐ等の効能があることも昔から知られています。
  • アトピーなどアレルギー性疾患を予防する働きもあると言われています。
  • 分子構造が簡単であ るため、体内で脂肪分解されやすく、体脂肪として残りにくい健康食品です。ダイエットには効果的な食品と言えますね。
  • ニンジンに含まれるカロチンは脂溶性のため、油といっしょに調理したほうが効率よく摂取できます。そのためにオイルを一緒に摂取させます。

 

蜂蜜
 
  • 主成分のブドウ糖と果糖は、これ以上は分解しない単糖類なので消化吸収がよく、すぐにエネルギーに変わるので疲労回復にすぐれた効果を発揮します。
  • 砂糖とちがってカルシウムを奪わず、しかも吸収が早いので、骨・歯の発育にもよい食べものです。 整腸作用もあるため、下痢と便秘のどちらにも効きます。
  • ハチミツの80%は果糖とブドウ糖なので、とりすぎは肥満の原因になりますので、うちは5日で大匙2杯程度を混ぜています。
  • たんぱく質、乳糖、りんご酸、ビタミン類やカリウム、カルシウムなどのミネラル、ビタミンB1・B2・B6・C・K、葉酸、パントテン酸など多種類を含み、血液をアルカリ性に保つので、内臓や血管をじょうぶにし、特に若さに必要なパントテン酸が多く、老化防止に役立ちます。

 

クランベリー
 
  • クランベリーは尿を酸性にし、細菌の住みにくい環境にしてくれます。わんこの手作り食にかけて尿管結石が治ったとの報告もされています。
  • クランベリーは体内に侵入した細菌が膀胱壁に付着するのを妨げる働きをし、細菌感染を起こす前に体外に排出させる働きがあります。
  • ストルバイト結石の診断後、手作り食にクランベリーのカプセルの中のジェルをフードにかけて与え続けたところ結石が改善し、その後も再発をしていないという報告もあります。

 

コッドリバーオイル
 
  • 主成分はビタミンA、D、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸です。
  • うちでは白内障予防の為にビタミンA、骨の軟化を防ぐ意味でビタミンD、中性脂肪を減らし、癌を予防する、アトピーの予防などの目的でオメガ3脂肪酸、動脈硬化や血栓の防止の目的でオメガ6脂肪酸、、、と、考えててコッドリバーオイルにたどり着きました。
  • しかしビタミンAとDは水溶性ビタミンではないので過剰症にならないように控えめに混ぜています。コッドリバーオイルのビタミンAは脂溶性ビタミンである事と同じ脂溶性ビタミンであるビタミンDを含むことから注意が必要です。(チュ~ちゃんの食事にも、このページを作った3年前は、ごく少量を加えていましたが、ホリスティックのドクターからこの話を聞いてからはフードにはある一定期間だけ入れて中止しました。シニアになってきて代謝が落ちているのも中止した理由の一つです。)
  • 泌尿器系の疾患や膀胱炎の改善には体重6.8kgに対してビタミンAの含有量2500IU分のコッドリバーオイルを数週間与えます。
グレープシード
(パウダー)
 
  • グレープシード(ブドウの種のエキス)は、赤ワインなどでも有名なプロアントシアニジンという自然の抗酸化物質を豊富に含んでいます。プロアントシアニジンの強力な抗酸化作用が、老化や成人病の要因の一つである体の余分な活性酸素やフリーラジカルを減らします。

 

りんご酢
 
  • こちらではアップルサイダービネガー(りんご酢)をお水に入れてわんこに飲ませる事を勧める文献も多くあります。これはすべての腎臓疾患(結石を含む)に効果があるそうです。
  • 与える目安は体重10パウンド(約4.5kg)に対して1ティスプーンを1日1回で腎臓病や結石に効果があります。
  • アップルサイダービネガーは体内のアルカリと酸のバランスを正常な状態に改善する働きがありますので、うちでは予防の目的で混ぜています。

 

フラックスシード
 
  • フラックスシードにはアルファリノレリックアシッドが多量に含まれています。その一つがオメガ3脂肪酸で、これは脳、心臓、肝臓と免疫、代謝機能を健康に保つ上で非常に重要なもので、これがないと細胞が正しく機能しなくなり動物たちは生き延びられないというくらい大切なものです。
  • 最近の調査でオメガ3のオイルに含まれるDHA/EPAは、胎児から老齢に至るまでの成長に必要な重要な要素であることが分かりました。脳の30%の灰白質はDHAでできているそうです。オメガ3は身体の基本を調節する物質の原料で、全身の細胞の細胞膜を構成する要素なんですね。
  • フラックスシードは、水溶性・非水溶性の2つの食物繊維が豊富なため、大腸ガンのリスクを下げ、血糖値やコレステロール値を下げるなど、さまざまな生活習慣病対策に役立ちます。
  • 特に優れているのは自然な植物性ホルモンのリグナン(ガン、バクテリア、ウイルス、カビなどに拮抗する作用をもつ)が、全ての植物中一番豊富なことです。ビタミン・ミネラルの構成も優れています。リグナンは、小腸の中で、乳ガン、大腸ガン、前立腺ガン、子宮ガン、卵巣ガンなどに対して、強力な対ガン物質に変化します。
  • コレステロール値を下げたり、ガンを予防してくれたり、とにかくすごい。炎症が治まり、抹消の循環が改善され脳や心臓の細胞を通してのメッセージの伝達が正しく調節されるようになるという作用が全て入っています。

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美味しそう(?)に出来上がった完璧フード(うちではこう呼びます)に軽く洗ったハーブをはさみで細かく切って加えます。うちでは今はローズマリーとイタリアンパセリを加えています。

よく混ぜます。全てのものをフードプロセッサーで細かくするのには「全部がよく混ざり、よけて残せない」という理由もあるんです。

最近はここに更にブロッコリースプラウトをはさみで7ミリから1センチ程度に切って混ぜ合わせています。量がこの1.5倍になるくらい混ぜるのでチュ~ちゃんは大満足です。

仕上げにシニアサポート、グルコサミンブレンド、トッピングにデンタルトリーツを加えます。(うちではチャ~くんにあげたあとでトッピングします)

 

ローズマリー
 
  • 心筋やその他の平滑筋の痙攣止め効果があります。
  • 不整脈の改善に働くだけでなく、ショック状態やシリアスコンディションの場合に、危篤状態から救うほどの心臓強化作用が報告されています。
  • 中枢神経系(脳)機能亢進、消化器系機能調整、血液循環促進、抗酸化、老化防止に有効です 。
  • うちでは心臓強化、血液循環促進のためと、チュ~ちゃんの身体の中で真菌やグラム陽性菌、グラム陰性菌、バクテリアと闘ってくれる事が最近の研究で証明されたので加えています。ブドウ球菌アルバス、ブドウ球菌アウレウス、ビブリオ菌cholerae、E.coliやコリネバクテリア属に効果抜群と報告されています。

 

イタリアンパセリ
 
  • 普通のパセリと効用は同じなのに匂いが柔らかいので、選んでいます。
  • ビタンミCが、とても豊富に含まれていて、利尿効果もあり、肝臓の働きを高める働きもしてくれます。 パセリは「腎臓病」「結石」の両方の部分で取り上げられているハーブなんですよ。
  • リウマチを予防したり、殺菌作用もあると言われています。
  • パセリに含まれるビタミンAは脂肪が酸化するのを防いでくれます。

 

ブロッコリースプラウト
 
  • ブロッコリーのビタミンC含有量は、およそレモンの2倍ですからスプラウトはその凝縮されたもの、、、となると大変な量のビタミンCがちょっとの量で取れるわけですね。
  • ブロッコリーの中にガン予防効果の高い物質「スルフォラファン」が含まれていますが、ブロッコリースプラウトには通常のブロッコリーの20倍~50倍もの「スルフォラファン」が含まれています。また肝臓の解毒作用を活性化するので自己免疫力を高めてくれる役割もあります。
  • うちではお水でさっと洗い、はさみで1センチくらいにざくざく切って生のまま混ぜています。

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うちでは、まずチャ~くんにあげるのがお約束です。チュ~ちゃんもわかっていてちゃんと待っています。 やっとありついてがっついている所です。ロン毛を振り乱して一心不乱! はい!一気に完食しました!この間なんと約30秒!ブロッコリースプラウトが入って量が増えても約1分でした。

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ゲップも出て、舌なめずり、とても満足そうです。食事は至福の時間。 なぜここに居るかというと、ソファの足でお口を拭いてきたからなんです。 お口も拭いてきれいさっぱり、大満足の笑顔です。

  

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  • これだけの量を一気に作るとなると2時間半から3時間くらいかかります。チキンの胸肉を蒸すのにけっこう時間がかかるのと、うちの蒸し器やフードプロセッサー小さいんです。(涙)
  • それでもこれだけ出来ると約2か月分ですので、あとは5日おきにお豆腐や他の材料と混ぜれば出来上がりです。相当の手抜きでしょ?
  • 夏場はこの半分の量でタッパーに詰めます。季節によって冷蔵庫で保存する長さを決めています。
  • チュ~ちゃんは13歳でお豆腐ダイエットをしているので、この材料ですが、成長期の子や運動量の多い子はそれぞれたんぱく質や熱量の取りかたを変えてみてくださいね。
  • うちではひとつひとつの材料を混ぜながら、「これはチュ~ちゃんのこんなことに効くんだよ~」と話しかけながら作っています。ずっと元気でいて欲しい、そんな願いを込めながら愛情をいっぱいいっぱい込めて作ります。

 

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 毎日のアレンジいろいろ

 

一生懸命に作ったベースを使ってアレンジはどうしてるの?

 

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さて、何を入れようか、、、
今回はこれだけのものが入ります。右から蜂蜜、オリーブオイル、りんご酢、グレープシードエキス、クランベリーエキス、ビルベリーパウダー、ビタミンE、コッドリバーオイル、ブルーベリー、ローズマリー、イタリアンパセリ、根昆布末、きなこ、フラックスシード。
まずは蒸して水切りしたお豆腐をぐちゅぐちゅっと潰して、、、 蜂蜜、オリーブオイル、りんご酢を加えます。

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更にグレープシードエキス、クランベリーエキス、ビルベリーパウダー、ビタミンE、コッドリバーオイル、ブルーベリー、ローズマリー、イタリアンパセリ、根昆布末、きなこ、フラックスシードを加えて、、、 ぐちゅぐちゅと混ぜて出来上がりです。ブルーベリーを加えたので色がちょっと不気味に仕上がりました。はたして食べてくれるかな?(これで5日分です。更にここに毎日入れるものが加わります)
ドキドキしながら新作をあげてみます。サプリメントの味とデンタルトリーツのチーズ風味でなんとかごまかして、、、。酸っぱいかな?どうかな?がっついて完食!ホッ、、、よかったぁ~~!

 

ビルベリーパウダー
 
  • 瞳の果実といわれアントシアニン・フラボノイド配糖体を多量に含み白内障の予防につながります。

 ブルーベリー

 
  • これもビルベリーと同じです。白内障予防の為に入れ始めました。

  

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 たとえば毎日のご飯作りはこんな風です。出来上がりまでものの5分!

 

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上でまとめて作った4-5日分の1日分、それにブロッコリースプラウト、イタリアンパセリ、ローズマリーを加えます。 こんな感じ、そぼろ状のご飯に合わせてハーブもスプラウトも小さくハサミで切って加えます。 全部をグチャグチャっと混ぜて出来上がり。

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チャ~くんにあげた後に、サプリメントを加えます。 トッピングにはデンタルトリーツをフードが隠れるくらいを目安にたっぷりかけます。 お腹空いて倒れそうなんですけど、、、という目で見上げるチュ~ちゃん。ご飯タイムは彼女にとって1日のうちで最も楽しみなひと時。

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やったぁ~~!うんめぇ~~!ガツガツガツガツ、ガツガツガツガツ、、。 あっと言う間に完食です。今日も元気だね! あ~~、満足!今日もいい一日だったぁ~~!!ねぇ、ばぁや、早く毛に付いた汚れを拭いてちょ!

 

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  • チュ~ちゃんはシニアなので、ママも真剣です。時々「ん?度を越えている?マニアックになりすぎてる?」と反省し、内容物を減らしたりもします。反省、開拓精神、これの繰り返しです。チュ~ちゃんの手作り食は最初は「ビーフとチキンとレバー」という簡単なものから始まり、それから「チキンとキャベツ」、そしてお勉強し始めてからはいろんなものが徐々に加えられるようになりました。こんなプロセスで今に至っているんですよ。だけど、手作り食に変えてからここ3年はお腹一つ壊さず元気いっぱいです。ドクターからも毎年「健康優良児」のお墨付きです。
  • 今のようにいろんなものを加え始めたのは、ある日お膝が外れやすくなった事、その原因がオーバーウェイトだということから、低カロリー・高たんぱくのものを考え始めたからなんです。その甲斐あって体重も10パウンドから7.5パウンドに減り、今では芝生の上をダッシュダッシュで走り回っています。とても13歳には見えないでしょ?

  

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1日に必要な栄養素の目安(成犬の場合)

  • タンパク質:約4.7-4.9 g/kg
  • 脂肪:約1.0-1.1 g/kg
  • これにビタミンミネラルをバランス良く加えます。
基本はこれだけです。これに「バランスと目的」が加わります。
これはあくまで「目安」です。
その子の体調、骨格の状態、年齢、運動量などによって変わります。

 

ちなみに3.3キロのチュ~ちゃんの場合は、シニアなので動物性タンパク質を1日20グラムにして残りを植物性タンパク質20グラム、計40グラムにしてい ます。お豆腐で取っているチュ~ちゃんの植物性タンパクも成犬10キロの子でしたら1/2カップが目安です。うちは5日で1丁なのでちょっと多いかな?その分をでんぷんや炭水化物を少しだけしか加えていないことで調節しています。チュ~ちゃんの炭水化物はオートミールですが、これは入れたり入れなかったりです。(最近は入れていません)
でんぷんは身体を作るというよりも身体の中で分解してからエネルギーとなるのですが、身体の中で分解が必要なく直接エネルギーになるハチミツを代わりにあげています。

 

 

どれくらい野菜を摂ってるの?
、、、というのがわかりにくいと思いますので写真を大きくしてみました。

 

  • こちらでは「生食」を強力に勧めています。
    消化がいいこと、わんこの身体に合っていること(腸の長さから消化に負担がかからない事、約3-4時間で消化します。ドライフードは10時間くらいかけて消化する物もある そうです。)クックしたもの(茹でたもの、焼いた物、蒸したもの、缶詰など)は生のものと比べて白血球の増加症になりやすいと言われています。白血病のネコなどに「生食」を勧められるのはこういった理由なんですね。
  • これは1930年、今からなんと70年以上も前にフランスの科学者 Paul Kouchakoff の実験によって実証されているんです。文献の中では全ての「加熱したフード」となっています。この身体の中のアクション(白血球の増加現象)はまずフードを食べる最初の一口が最も重要と言われています。なので、まずは「生のもの」をあげてから「調理されたもの」を与えるよう勧めています。
    私たちが食前に生野菜のサラダを食べることにもこういったちゃんとした理由があるんですね。
 
  • チュ~ちゃんの食事に生のスプラウト野菜を加え始めたのもこの事を知ってからなんです。
  • 今は更に生のブルーベリーとヨーグルトを食前にあげてから食事をあげています。
 
  • また、この文献では「調理された食べ物は必ず消化を助ける酵素と一緒に摂るこ と、それによって白血球の異常な上昇といったアクションは回避できる」と述べてい ます。これは「加熱」によって効力を失ってしまった「酵素」の補給という意味なんです。
  • そして!スプラウト野菜やグリーン類、ハーブ、生の種にはこの必要な「酵素」がいっぱい含まれているんです。この一行を読んだ時には「うちの手作り食って完璧?」と嬉しくなりました。ブロッコリースプラウト、イタリアンパセリ、ローズマリー、フラックスシード!それに消化酵素の含まれるデンタルトリーツ!チュ~ちゃんが元気なわけです。

  

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 白内障予防とビフィズス菌補給のブルーベリーヨーグルト
 

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ブルーベリーはこれくらいだったり、この倍だったり。うちって量に対しては本当に適当なんです。 よく潰して、混ざりやすくします。中のエキスもしっかり出そう~。 ヨーグルトとほんの少しの蜂蜜を加えて出来上がり。この量はチュ~ちゃんとママの2人分。仲良く半分こです。

 ブルーベリー

  • 50カロリー/100グラム

 ローファットヨーグルト

  • 62カロリー/100グラム

 蜂蜜

  • 6カロリー/1テーブルスプーン(21グラム)

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美味しい~!ペロペロペロペロ、、、。 う~~ん、たまらん!!もっと頂戴! お口がパープルになりました~~!
 
  • このヨーグルト、最初は「うえぇ~」って食べなかったチュ~ちゃん。ちょっと蜂蜜を加えることで大好物になりました。蜂蜜の量が多いと太るので酸っぱさが消えるくらいのほんのちょっと加えています。今は「ブルーベリーヨーグルト=美味しい」とインプットされたので更に毎回ちょっとずつ蜂蜜の量を減らしています。
  • お口がパープルになるので食べた後はお口の周りをきれいに拭いてあげてね。
  • うちでは、ヨーグルトが胃や腸を優しく守ってくれること、消化器官を目覚めさせてくれることから食事の前にあげます。(前菜のサラダ感覚です)
  • これは始めてから3日目の写真です。今は潰さないでそのままのブルーベリーを混ぜていますが、くっちゃくっちゃと美味しそうに食べます。

 

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 オーブンに入れてタイマーセットで楽々、我が家の手作りおやつ

 

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砂肝をパッドに並べて、、、 ただただ焼くだけ、、、ご紹介するにはあまりにも簡単すぎて申し訳ない! こんがり焼けたら出来上がり。うちは固さを付けるためにオーブンの火を切ってそのまま中に入れたまま乾燥させます。

 

  • よく冷めたら瓶に入れて冷蔵庫へ

おやつも栄養の補給であげているポークレバーと、「思い切り歯を鍛えよう~!」と砂肝をジャーキーにしたものを交互にあげています。オーブンで最初強火で30分、次に中火で45分、最後はほんの弱火で45分じっくり2時間かけてしっかり固く作ります。固いものを噛むことで脳に刺激が行き、ボケを防ぎます。これはチャチャも大好きだった我が家の元祖手作りおやつなんですよ。

 

 

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手作り食と言っても「まとめて作って冷凍」簡単でしょ?
ただ、なにが冷凍できて何が冷凍できないかを知っておいてくださいね。
アレルゲンのある子は素材を選んでね。
本当はアレルゲンを避けるのではなく、少しずつ加えて様子を見ながら抵抗力を付けて
何でも食べられるようになるのが一番いいんですが。

手作り食が切れているときは、ママのおかずと一緒に作ったりもします。
ママがカレーだったらチュ~ちゃん用には
お肉とジャガイモとニンジンとガーリックをレンジにかけたり、
ただ気を付けていることは動物性の脂肪分を徹底して抜きます。
そしてママの食事以上に食物繊維を取るように心がけています。

そして!何よりもその子の身体の状態、
フードが身体に合っているかどうかを知るのは「ウンチ」です。
ちゃんとした形ですか?柔らかすぎませんか?
手でコロリと取れますか?色はどうですか?
、、、そんな毎日のチェックが一番大事なんですね。

誰だって最初は初心者です。くじけず一緒に頑張りましょうね。

 

May.2002

 

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