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ガンは10歳以上の子の死因の約45%、全体で見ても約23%、 そして好発犬種では65%の割合を占めます。
また、最近はヒトと犬のガンは非常によく似ていると言われます。それの原因として、同じ環境に暮らし、 同じような食べ物を食べていることがあげられます。
そして両者に共通するのはガンは発生までに時間がかかるということです。
このことはつまり、長期的なプロセスとしてとらえ、早期から予防してゆくことが大切だということです。 ここでは長期にわたる予防 つまり、日ごろからの注意点を考えてゆきたいと思います。
PawPawClubの可愛いメンバー様たちの中には
今も悪性腫瘍と一生懸命に闘っている子たちがいます。可愛い子たちに「今からでも遅くないよ!頑張ろうね!」の
思いを込めてこの記事を書かせていただきます。
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生活環境の中で車の排気ガスを避けるのは
またタバコの煙は、わんこやにゃんこにとっても発ガン物質で、
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現代社会の副産物である化学物質は水質汚染の原因となっています。
また、これは信じられないかもしれませんが
その他、原水に含まれるものとして、
The International Association on Water Pollution Researchは
粒状活性炭フィルターは最も効果のあるフィルターで
ボトルに入って売っているお水をあげている方も多いと思います。
とにかく「濾過」!!
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避妊や去勢とガンの関係性に関しては
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それらは絵の具と同じ「石油」からできています。
不要で危険な着色料を避けるのは簡単です。
おやつ、フード、歯磨きガムなど
防腐剤に関しては、少量であればそれは抗酸化剤の役目となりますが、
危険な食品防腐剤・・・
これはEUでは禁止されているものですがアメリカでは使用されています。
日本では禁止されているものですが、
日本の国産ペットフードであっても材料の中の「ミール」として
(この場合は「ミール」に既に含まれているので、エトキシキンの別表示はありません)
エトキシキンのアメリカでのヒトへの使用限度は5ppm未満です。
(チリパウダーやパプリカなどのスパイスに含まれています)
この使用限度、ドッグフードではなんと75ppmなのです。
ちなみにエトキシキンの高レベルでの摂取は
BHA・BHT : ブチル化ヒドロキシアニソールとブチル化ヒドロキシトルエン
未だにコーンフレークスにも使われているような防腐剤です。
BHAは胃がんを、BHTは肝臓がんを誘発する物質です。
硝酸ナトリウムと亜硝酸ナトリウム: ハムやホットドッグなどの肉加工品に
ただ、これらがたんぱく質と反応した時に
N-ニトロソ化合物とN-ニトロソジメチルアミン (NDMA)という
強力な発がん物質となり、
特にNDMAは胃、肝臓、肺に悪性腫瘍を発生させる誘因となります。
とにかく「ミール」の表示には要注意!!
なにが入っているかわかりません。
フレッシュな安全なものをあげるのが最も安全です。
とにかくラベルを注意深く読んでください。
そして疑問や不明点は、メーカーにしっかり質問してください。
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慢性の炎症は分子レベルの問題です。
それは小さなレベルですが、以下のようにガンの拡がりにつながります。
突然変異を増加させる
ガン細胞が移動するための新しい血管を作る
ガンを刺激するサイトカイン(生理活性たんぱく質)を増加させる
抗がん免疫システムを抑制する
ガン細胞死を抑制する
組織浸透性を高める
オメガ6脂肪酸のこうしたガン細胞拡散作用は
初期からガン細胞の成長期に起こります。
オメガ6脂肪酸を多く含む食べ物とは・・・
コーン・大豆・ピーナツ・サフラワー油・サンフラワー油・
現代人の食生活ではオメガ6脂肪酸の割合が
この問題を解決するには「オメガ3脂肪酸をしっかり摂ること」で
オメガ6脂肪酸の割合を減らし、より多くのオメガ3脂肪酸を!
オメガ3脂肪酸を多く含む食品としては・・・
海藻類・サーディンなどの青み魚・Krill Oil (オキアミオイル)・
チアシード・牡蠣・ラディッシュ・緑黄色野菜・アルファルファスプラウト・
ズッキーニ・カリフラワー・ほうれん草・ルッコラなど
脂肪酸に関しては「パパっとわかる脂肪酸」もご参考になさってくださいね。
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これは細胞の自然なサイクルです。
細胞が損傷したり、感染したりすると、その細胞は死滅してリサイクルされます。
ガン細胞はこのアポトーシスを欠いているため自然に消滅しません。
これがガン細胞の特徴です。
解決策は、ガン細胞に対し、このアポトーシスのスイッチをオンにすることです。
化学療法はガン細胞を殺しますが、同時に健康な細胞も殺してしまいますが、
アポトーシス誘導体であるアポプトゲンは、ガン細胞だけを特異的に標的とし、
健康な細胞は正常なプロセスに従うように残します。
天然に存在する自然食品に含まれるアポプトゲンは・・・
ターメリック・パセリ・ミルクシッスル・ローズマリー・ジンジャー・
シイタケやマイタケなどのキノコ類です。
お勉強室の「ターメリックをあげよう!」や
ミルクシッスル・AHCCの商品ページも併せて見てね。
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身体の中で「糖」になるのが「炭水化物」です。
本来、わんこには穀類は必要とされません。
できるだけ良質なたんぱく質で健康な細胞を守り、
ガンの食事については「ガンに負けるな!」「ガンのリスクを減らそう」も
あわせてご参考になさってくださいね。
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環境ホルモンとも呼ばれることのあるものです。
農薬・ダイオキシン・貴金属などに含まれますが、
予防策としてはご飯をあげる食器はプラスチック以外の
BPAに関してはお勉強室でも以前取り上げていますのでご参考になさってください。
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ドライフードが作られるとき、その処理温度は100℃-200℃です。
非常に強力な発癌物質、複素環アミン (HCAs) は、
HCAは最も強力な変異性物資の一つであり、
また、炭水化物が加熱されるとグリコトキシンという物資に変わります。
これは「糖化産物」のことで、これらの分子は加齢とともに細胞の外側に付着します。
若い身体では起こらない現象です。
タンパク質が高温で調理されると発癌性を持つ変異原性物質であるHAAsができます。
とにかく「高温処理」を避けてください。
これらの物質は高温での調理の時間が長くなればなるほど多くできると言われています。
また食物繊維は、胃や腸で発がん物質を包み込み、それらの吸収を妨げます。
野菜や果物の食物繊維・柑橘類に含まれるペクチンなども効果があります。
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排毒と免疫力活性のために腸の健康はとても大切です。
腸の元気を応援するプロバイオテックスのことを知ろう!
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睡眠に関与するホルモンであるメラトニンは抗がんホルモンで
アポトーシス(自然な細胞死)にも関与して、免疫力を保ちます。
夜は明りを消してしっかりねんねがお約束です。
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無線LANなど、避けられないものもありますが
携帯電話や電子レンジ、テレビやPCからは離してあげて
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弥生三月、日本はもうそろそろ春が始まっていますね!
桜のつぼみも膨らみ始めるこの季節、ふんわり穏やかな季節ですね。
この時期の日本を思うたびに菜の花畑やれんげの絨毯、つくしんぼ、
シロツメクサの中に埋もれて髪飾りを編んだりした
優しい時間がゆったりと流れていた遠い昔の思い出が蘇ります。
みんな元気に過ごしていますか?
マイアミは今週からサマータイムとなり、
日本との時差が13時間になりました。(日本の方が13時間早いです)
これからは気温もぐんぐん上がりますが、
日が伸びる分、お散歩時間もちょっと遅い時間です。
日本では桜前線の予報が出始める美しい季節、
もうすぐお散歩道にピンクの花びらが舞う優しい季節ですね。
穏やかな日差しに包まれてお散歩をいっぱい楽しめるように
みんな元気いっぱいに過ごしていてね~!
病気の子もシニアさんも春のふんわり優しい日差しを浴びて
みんなみんな元気になぁれ!
Mar.2019
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