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  5. シニアのメインテナンス-2・脳神経・視神経・肝臓
 10月 15, 2008  PawPawClub, PawPawお勉強室  毎日のケア・元気に過ごすヒント,  * ハッピーシニアになろう

   シニアな子へのサポート-2

 

チュ~ちゃんがシニアな年齢になってからは
シニアと名のつく文献はすぐに買ってしまう癖が付いていました。
その中の一つ、Complete Care for Your Aging Dog という文献に
シニアのケアはL.O.V.E (L.O.V.E. for Health)と載っていました。

 

L.O.V.E. for Healthとは

 

 Listen with Your Heart 心で見て聞いて変化に気づく

 

毎日の何気ないボール投げなどでも「いつもと違う」と感じる
毎日一緒にいるからこそわかる「変化」に気づいてあげて下さい。
これは体温や呼吸数などのバイタルサインのチェックも含みます。
強い絆で結ばれているからこそ気がつく「小さな変化」を見逃さないでくださいね。

 

 Observe for Changes 変化を注意深く観察する

 

 毎日の生活の中でお気に入りのおもちゃが変わったとか、
いつも過ごしているお気に入りの場所の変化、
いつも聞いて覚えている言葉への反応時間の変化
日常の動きや睡眠のサイクルなど「日常生活の微妙な変化」と
食欲、体重、水分摂取量、ウンチやおしっこの状態、
皮膚やコートの状態、お目眼の輝き具合、お鼻の湿気具合など
「体調の変化を示すサイン」に気づいてあげて下さい。

 

 Visit the Veterinarian 定期的に獣医さんの検診を受けて全身のチェックを

 

シニアにとって定期健診での全身のチェックや
血液検査はなによりも大切です。
「早期発見・早期処置」に勝るものはありません。

 

 Enrich the Environment 豊かな環境を

 

ここでいう環境は毎日の生活のことです。
年齢や体調に合った栄養価に富んだ食事の充実、
適度な運動、毎日のお手入れ(グルーミング)、
マッサージや指圧などまで含みます。
そして忘れてはならないのが「気持ちをわくわくさせてあげること」
それはとても大切な心のメインテナンスです。
 
どれも当たり前のことですがとても大切なことですね。
具体的なことは以前に「ハッピーシニアへの道」に書かせていただきました。
毎日の注意点のご参考にしていただければ嬉しいです。
 

 


今月は、呆けの予防を含む思考とメモリーのメインテナンス、
白内障や緑内障、ドライアイなどを含むお目眼もメインテナンス、
年齢と共に低下してくる解毒作用に対して
体内老廃物の浄化工場である肝臓のメインテナンスなどを取り上げます。
 
先月の 「シニアのメインテイン-1」 にも書かせていただきましたが
食材やハーブのページもあわせてご参考になさって下さいね。
 
 
 
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iiko.gif 脳神経系をしっかりサポート

 

人間と同じようにわんこやにゃんこたちも年を重ねるに従って
記憶の鮮明さを欠いてきます。
(これは私たちと同じで、特殊なことではありません)
 
脳内神経伝達物質はベータアミロイドの自然な蓄積によって徐々に衰え
そこに酸化による細胞のダメージが加わることでゆっくりと働きを失います。
これは人間でいうアルツハイマー病と同じシステムによる記憶の混乱で、
Cognitive Dysfunction Syndrome (CDS)と呼ばれます。
 
CDSにかかってしまった子は、物忘れが激しくなり、
今までの習慣や家族の顔さえも認識できなくなるために
決められた場所でのトイレができなくなったり、
いろいろな意味で「できないこと」が増えてゆきます。
こういった問題を抱える子(わんことにゃんこ)は
現在アメリカに10-15ミリオン(1000-1500万)匹いると言われています。
この数字が示すように、決して少ない病気ではありません。

脳内の循環を促進し(酸素効率を高め)ながら、外部からのストレス要因を削減し
神経伝達物質機能を上げるのを助けることによって、
認識的な障害を予防、改善してあげる必要が出てきます。
 
また栄養素やサプリメントに加えて
脳神経の活性化のために、新しいトリックを教えてあげたり
お散歩でいろいろなものを一緒に見たり、
エクササイズを一緒に楽しんだり、
ボケないシニアになる為に毎日の生活の中にいつも楽しいウキウキ、
ちょっと興奮する小さな刺激を与えてあげて下さいね。
チュ~ちゃんのようにオーブンの前でクッキーが焼けるのを待つ
オーブンの見張り番さんをするのもウキウキわくわくだよ。

いつまでもずっと「大好きだよ」が伝わる相手であるために、ね。

 

 脳内循環促進のキーワードとなる栄養素たち 

 

ホスファチジセリン
Phosphatidylserine
(PS)
 
  • 細胞膜の構成要素であるリン脂質の一種です。(リン脂質=phospholipid)
  • PSは細胞代謝と関連性を強めて、フリーラジカルの害から神経細胞を保護しながら、脳に栄養を増加させるのを助ける脳の主要な酸性のりん脂質です。
  • 身体の中で特に脳に多く存在し、加齢と共に減少します。ホスファチジルセリンの低下は記憶力の低下などを引き起こし認知症の原因となる因子です。
  • PSは、動物に対しても認識力とメモリを機能アップして復元するための有効で安全なサプリメントであると証明されています。

 

ホスファチジルコリン
Phosphatidylserine
 
  • レシチンのことです。細胞膜の構成要素であるリン脂質の一種で(リン脂質=phospholipid)脂肪酸、コリン、グリセリンの複合体。細胞の基礎代謝に最も関係のある脂質です。
  • 身体の中で水と脂を混ぜ合わせて不必要な脂肪を体外に排泄する役目をします。血管壁にこびりついたコレステロールを溶かして血中の悪玉コレステロールを体外に排出したり、血圧を下げたり、血液をサラサラにしたりする作用があり、高血圧、脳卒中、動脈硬化、血栓症、狭心症に有効な脂質です。
  • 有効成分を水溶化して運びやすく浸透しやすくするので脳細胞の壁を有効成分が通りやすくし、脳の活性にも役立つ物質といえます。

 

イノシトール
Inositol
 
  • イノシトールは神経に直接働きかけ、落ち着かせる働きがあるアミノ酸の一種です。
  • 細胞成長促進に不可欠なビタミンでコリンと一緒に働きます。
  • 必須栄養素ではありませんが、フィチン酸(IP6)とも呼ばれていて玄米や豆類にも含まれてて、健康なコートや皮膚を保つ働きがあります。
  • イノシトールは、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性化によって癌細胞の増殖抑制作用もあります。 脂肪肝や肝硬変の予防や治療にも使われる栄養素です。

 

オメガ3脂肪酸
Omega-3 fatty acids
 
  • フィッシュオイルから採取されたオメガ3脂肪酸にはEPA、DHAがあり、どちらも認識の健康と気分に関与しています。
  • 特にDHAは脳細胞の脂質の約10%を占める物質で、神経伝達を司る細胞突起のニューロンの先端部にあり情報処理の役目を任されているシナプスに直接入り込む性質があり、脳の発達の維持に効果があり、記憶力の向上や脳の老化防止作用が報告されています。
  • アルツハイマー型痴呆症の人の脳にはDHAが正常の人の半分しかないというデータがあります。

 

DMG
N.N Dimethylglycine
 
    • 必須アミノ酸の形成や、ビタミン、ホルモンおよび酵素の合成を支援しながら中枢神経系の重要な抑制する神経伝達物質として役立ち、筋肉組織および中枢神経系の組織の中で使用される高エネルギーのリン酸塩分子を生産するために使用されます。
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L-グルタミン
L-Glutamine
 
  • L-グルタミンは、アミノ酸の一種で天然の脳のエネルギーとも言われています。脳細胞に直接入ることができて脳の中で脳の有効成分であるグルタミン酸という物質に変化します。グルタミン酸は脳のエネルギーを増やして脳の働きを活性化させながら、同時にタンパク質の代謝の毒性副産物であるアンモニアを排除する役割もあります。(脳の中でたんぱく質代謝の副産物アンモニアが溜まりすぎると脳の疲労、精神不穏、てんかんなどを引き起こす原因となります)

 

ビタミンA,C,E
Vitamins A,C and E
 
  • ビタミンA,C,Eはフリーラジカルをやっつけるという意味では、人、わんこ、にゃんこに共通して有益です。
  • シニアの子の身体の中では認識系統、学習意欲に働きかけます。

 

Copper
 
  • ビタミンCが体内で利用されるときに銅が必要となります。また、コラーゲンやエラスティンの生成にも関与して血管壁を強化する働きをします。
  • シニアの子の身体の中では認識系統、学習意欲に働きかけます。

 

亜鉛
Zinc
 
  • 身体の中の細胞を構成するたんぱく質やDNAの合成にかかわる大事なミネラルで、3酵素の主成分でもあります。細胞分裂の鍵となるミネラルなんです。新陳代謝を活発に行ううえでなくてはならないミネラルなんですよ。
  • 体内における300以上の酵素の働きにかかわる重要なミネラルです。
  • シニアの子の身体の中では認識系統、学習意欲に働きかけます。

 

セレニウム (セレン)
Selenium
 
  • 過酸化脂質などの分解酵素の必須成分で、細胞膜を過酸化物から守ってくれます。特にビタミンEと一緒に働いた時に相互の効果を高めます。
  • 抗酸化作用は脳血管の老化や目の粘膜の酸化を防ぐ働きもあります。
  • シニアの子の身体の中では認識系統、学習意欲に働きかけます。

 

* 上記の栄養素はPaw's スーパーシニアやPaw'sフォーエバーパップ!にも入っているものたちもあります。
各栄養素のその他の働きはPaw's スーパーシニアやPaw's フォーエバーパップ!の成分表も見て下さいね。
 
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iiko.gif お目眼をしっかりサポート

 

シニアになってくると、白内障・緑内障・ドライアイのリスクが高くなります。

 

 白内障について

 

白内障は水晶体が白く濁る病気でものがかすんで見えるようになります。
わんこに多くにゃんこには少ない病気です。
 
白内障に関しては 「白内障を防ごう」 を見てね。

 
 緑内障について

 

緑内障は眼圧が上がることで、視野が狭くなったり、失明したりします。
わんこにもにゃんこにも起こる病気です。
 
涙の量が増える、眼球が濁る、眼球が血走った感じに見える、お目眼を細める、
悪い方の眼圧を下げる為に自然に頭を傾けるなどの初期症状があります。
症状が進行すると瞳孔が開いたままの状態になるので
眼底の色が光って見えるようになります。
眼圧が高くなるのでお目眼が飛び出した感じになったり、
角膜の炎症を起こしたりすることがあります。
 
眼圧を下げる治療が行われますが、
外科的な手術もヒトと同じように適応になるケースが多くあります。
早期発見・早期治療が大切な病気です。

 
 ドライアイについて

 

ドライアイは加齢によって涙の量が減ってくる病気で
涙の量が減ることで角膜の乾燥が起こり、感染を起こしやすくなります。

獣医さんで涙の量を測ってもらわなければ気付きにくい病気ですが
目やにが増える、粘性の目やにが出る、まばたきが多くなるなどの
症状を伴いますので注意して見てあげて下さい。
涙でバイ菌を流すことができないので、お目眼に毛が入らないようにして
眼脂(眼やに)をこまめに拭きとってあげたり
涙に近い成分やお目眼に良い成分を含んだ点眼液で
こまめに洗い流してあげることが感染予防につながります。
 
症状そのものは痛みは伴いませんが、他の目の病気の原因になり、
結膜炎などの症状によって判明することが多いのが特徴です。
慢性結膜炎もドライアイの一つの症状と言える場合があります。
 
チュ~ちゃんは白内障?と思って眼科の先生にかかりましたが
白内障よりもドライアイを指摘されました。
紫外線の強いマイアミ、ドライアイの子って本当に多いんです。
みんなも紫外線の強い季節のお散歩は
サンバイザーやサングラスでお目眼を保護してね。

 
 お目眼が見えなくなってしまったら・・・

 

シニアになってお目眼が見えなくなる子はとても多いです。
わんこはお鼻が敏感だから私たちが考えるほどは不便を感じないと言われても
できればずっと見えていて欲しいです。

それでも視力を失ってしまったら、
全ての家具などはお目眼が見えている時と同じ位置で
お部屋のコーディネイトを変えないであげて下さいね。
長年の感覚で身体が覚えていることを尊重してあげて下さい。
 
うちのチャ~くんは病気の二次的なもので視力を失いました。
それからはお鼻というよりもお耳がいつもピクピクと反応していて、
そしていつか右のお耳が立つまでになりました。
可愛い可愛い片耳立ちのマルチーズです。
心のお目眼に届といつもいっぱい話しかけ、
いっぱい抱きしめ、いつも安心できるように過ごしました。
そしてチュ~ちゃんもいつもそっと寄り添ってガイディングをしてあげながら
いつも一緒に過ごしていました。
お目眼は見えなくなったけど、いつもみんな一緒、
いつだって傍にいる生活、温かさにあふれた幸せな時間でした。
 
もしも視力を失ってしまったら・・・
できるかぎりの愛情で「心のお目眼」を開かせてあげて下さいね。

 

 いつまでもキラキラお目眼にキーワードとなる栄養素たち 

 

リコピン
Lycopene
 
  • リコピンはトマトやすいかなどに含まれるカロチノイドですが、有色野菜や果物に含まれる強力な色素には白内障の発生を予防する効果があります。
  • 網膜にはロドプシンという色素があり、再合成と分解を繰り返しながら光の刺激を脳に伝達していますが、このロドプシンの再合成を活性化する働きをするのがアントシアニン・フラボノイド配糖体であるとともに、網膜に栄養を運ぶ毛細血管を丈夫にしてくれます。(ロドプシンは光の明暗を感じる物質です。アントシアノサイドは網膜のロドプシンを速やかに再生させて暗い場所での視力を高めます。)
  • アントシアニンフラボノイド配糖体は、眼の弱くなった末梢血管を強め、血行を良くすることで視力を回復します。眼精疲労 糖尿病性網膜症 老人性白内障に効果を示します。(アントシアニン・フラボノイド配糖体は、強力な抗酸化物質です)

 

ルテイン
lutein
 
  • ルテインはブロッコリーやホウレンソウなどに含まれるカロチノイドですが、有色野菜や果物に含まれる強力な色素には白内障の発生を予防する効果があります。
  • ルテインは網膜組織にも含まれていて目に入ってくる紫外線を吸収し、保護します。人における研究では加齢による白内障に対してルテインとビタミンEの併用で、ぎらぎらとした光感度を減少させた報告があります。このことは視力の回復までは意味しませんが、進行阻止には役立つ可能性があります。

 

ゼアキサンチン
zeaxanthin
 
  • ルテインはブロッコリーやホウレンソウ、ケール、キャベツ、コーン、マリーゴールドなどに含まれるカロチノイドです。脂溶性なので、油と一緒にとることで身体への吸収率が上がります。
  • 有色野菜や果物に含まれる強力な色素には白内障の発生を予防する効果があります。
  • ゼアキサンチンは網膜組織にも含まれていて目に入ってくる紫外線を吸収し、保護します。

 

ビルベリー
Bilberry
 
  • ビルベリーとは、野生のブルーベリーのことでこちらでは目のハーブとして注目されているものです。ビルベリーは瞳の果実といわれアントシアニン・フラボノイド配糖体を多量に含みます。網膜にはロドプシンという色素があり、再合成と分解を繰り返しながら光の刺激を脳に伝達していますが、(ロドプシンは光の明暗を感じる物質です。アントシアノサイドは網膜のロドプシンを速やかに再生させて暗い場所での視力を高めます。)このロドプシンの再合成を活性化する働きをするのがアントシアニン・フラボノイド配糖体であるとともに、網膜に栄養を運ぶ毛細血管を丈夫にしてくれます。(アントシアニン・フラボノイド配糖体は、強力な抗酸化物質です)*フラボノイドとは水溶性の植物性色素のことです。
  • アントシアニンフラボノイド配糖体は、眼の弱くなった末梢血管を強め、血行を良くすることで視力を回復します。眼精疲労 糖尿病性網膜症 老人性白内障に効果を示します。

     ビルベリーの効果は商品のご感想ページもご参考になさってくださいね!みんなの笑顔のご感想がご希望になれますように。 

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グリーンティ
Green Tea
 
  • グリーンティ(緑茶)に含まれるカテキンは強力なカロチノイドです。ペットへの使用もされていますが効果はまちまちとの報告があります。

 

ブラックカラント
Black current
 
  • ブラックカラント(黒すぐり)も強力なカロチノイドを含み、ペットへの使用もされていますが効果はまちまちとの報告があります。

 

ビタミンC,E
Vitamins C and E
 
  • ビタミンC,Eはフリーラジカルをやっつけるという意味では、人、わんこ、にゃんこに共通して有益です。
  • ビタミンC、Eとジンク(亜鉛)の組み合わせは、人における加齢による白内障の中に対して早期に特に効果があると言われています。

 

ジンク
Zinc
 
  • 免疫機能を正常に保つ上でなくてはならないミネラルです。フリーラジカルをやっつけて障害を防ぎます。
  • ビタミンC、Eとジンク(亜鉛)の組み合わせは、人における加齢による白内障の中に対して早期に特に効果があると言われています。

 

オメガ3脂肪酸
Omega-3 fatty acids
 
  • オメガ3脂肪酸のEPA、DHAは、人の眼組織で様々な過程における役割を果たすためことが証明されていますが、犬と猫の眼に対しては徹底的な調査はされていません。

  

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iiko.gif  浄化工場・肝臓をしっかりサポート

 

肝臓は身体の中で最も大きい固形臓器で、
血液から毒素を取り除いたり、中和したりする浄化工場として不可欠な臓器です。

免疫システムに関与して身体をバクテリアからの感染から守り
脂肪、タンパク質、および炭水化物の新陳代謝で重要な役割を果たし、
脂溶性ビタミンA、D、E、およびKの吸収にもかかわっています。
赤血球の再生(破壊された赤血球は造血因子とアミノ酸に分解されます)や
血液凝固にも関与しています。
 
いろいろな大切な役割のある肝臓も他の臓器同様に
シニアになるとちょっとくたびれてきます。
その為に免疫機能が低下したり、新陳代謝が低下したりします。
メタボリズムの低下は成人病の基となるのは人もわんこもにゃんこも同じです。
 
シニアの肝機能低下の兆候としては、
歯茎・白目・お耳の内側に黄疸が現れたり、食事を受け付けなくなったり、
吐いたり、下痢ピーになったり、体重が落ちてきたり、無気力になったり、
お腹が張ってきたり、潰瘍ができたり、血尿や血便が出たりします。
普段からちょっとした変化を見逃さないようにしてあげて下さいね。

肝機能障害が進行すると神経障害なども引き起こしますので
錆びないシニアになるために、浄化工場、新陳代謝の担い手の肝臓を
普段から保護してあげましょうね。

 

 肝臓機能を衰えさせないためにキーワードとなる栄養素 

 

シリマリン
Silymarin
 
  • シリマリンはミルクシスルのエキスに含まれる物質で、体内にもある抗酸化物質のグルタチオンを活性化する働きをするバイオフラボノイドの集合体のことです。
  • 肝臓の細胞再生速度を速める効果があります。
  • シリマリンは、肝細胞に有害な毒素が入り込むのを抑えたり、フリーラジカルをやっつけたり薬物や化学物質などを解毒するグルタチオンを増やして肝細胞から毒素を取り除くことで肝臓を守ると言われています。
  • シリマリンはビタミンCかEよりはるかに強力で攻撃的な抗酸化物質です。

     シスマリンの効果はミルクシッスルのご感想ページもご参考になさってくださいね!みんなの笑顔のご感想がご希望になれますように。 

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ビタミンB群
B Vitamins
 
  • ビタミンB1は、糖質をエネルギーの変化させる働きがあり、B2には脂肪を燃焼させる働きがあり、B6には脂質代謝で肝臓に脂肪の蓄積を防ぐ働きがあり、B12には造血作用と代謝促進作用があります。肝臓の造血作用や新陳代謝を応援するビタミンです。

 

ビタミンC
Vitamin C
 
  • 細胞内のウィルス増殖を防ぐ働きがありますので、肝臓の浄化機能を応援します。
  • 鉄の吸収を助ける働きがあり、肝臓の仕事をサポートします。

 

亜鉛
Zinc
 
  • 亜鉛は多くの酵素の働きに必須のミネラルですが、腸から吸収された亜鉛はアルブミンと結合して、肝臓に取り込まれ、肝細胞を守る抗酸化物質として働きます。
  • 亜鉛を使用した肝臓病の治療では、亜鉛が肝臓におけるアンモニア処理能力を向上させることも報告されています。

 

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シニアになってくるといろいろなことに気を付けてあげる必要が出てきますが、
毎日「元気でいてくれてありがとう!」「いつも傍にいてくれてありがとう」「いつも笑顔をありがとう」
シニアの子と暮らす時間は、毎日がそんな感謝の連続です。
それはきっとこの上もない素晴らしい神様からのプレゼント、永遠に心に輝くプレゼントです。
大事に大事にいとおしみながら神様から与えられた時間を今日も大切に過ごしましょう。

今は若い子もうんと先はシニア予備軍です。
若いうちからできる「ちょっと気をつけること」などを続けていって下さいね。
みんなが元気で、幸せなシニア生活を送りましょうね。

 

さて季節は食欲の秋!スポーツの秋!行楽の秋!
実りの秋は1年で一番お腹の空く季節ですね。
美味しいものをいっぱい食べて、いっぱい運動して
今日も笑顔で過ごしましょう!

気持のよい季節の中、
みんなの笑顔がたくさんの幸せを運んできますように・・・
 

Oct.2008

 

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