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わんこと関節炎って多いの?
わんこもシニアになってくると股関節異形成のような 関節の問題が起こってくる子が多いです。 また若い年齢の子でも股関節異形成や肘形成異常 膝関節亜脱臼や十字型靭帯裂傷を起こしている子が多いです。 その多くは遺伝的な問題と思われがちですが、 これらは発症リスクを下げることで発症を予防することが可能です。 どんなことが原因となるの?
もちろん遺伝的な要素も否定はできませんが、 引き起こすリスクを避けることはできます。 では、どんなことが発症のリスクとなるのでしょうか?
関節炎を引き起こすトリガーに関する記事・その1 |
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コラーゲンは、皮膚をつなぎ合わせる弾力のあるタンパク質で、 組織を構成している我々の筋肉、腱、靭帯と関節の70%~90%を作っています。 コラーゲンが体内で破壊されると、関節は安定性を失い、 筋肉と結合組織は緩み、もろくなり、 そしてその結果として、関節疾患が起こってきます。
コラーゲンは関節軟骨を保護するだけではなく腱と靭帯も保護します。これらのワクチン接種がコラーゲンにダメージを与えるという実証から 将来的に関節炎や怪我のリスクを減らすという意味でも ワクチンの過剰摂取は避けるべきです。 (・・・という意味でも、というのは、 ワクチンには他にも多くの健康被害リスクを伴うという意味です) ジステンパーワクチン接種は1回で充分!
ジステンパーの場合、度重なる予防接種は、全く不必要です。
獣医学免疫学者Ronald Schultz博士は、彼がジステンパー・ワクチンを1回だけ接種した子犬たちの研究をしました。
彼はワクチン接種4時間後の子犬たちをジステンパー感染した犬たちの部屋に入れましたが、 子犬たちはどの子もジステンパーに感染しませんでした 。 彼ら全員は、接種後すぐにジステンパーウィルスから保護されていたのです。
Ronald Schultz博士は、コアワクチン(ジステンパーを含む)の保護が最低7年間、たぶん犬の生涯を通じて続くということを何年も前にすでに証明していました。
このことから子犬がジステンパーの予防接種を受けたら、残りの人生でこの予防接種を繰り返し続ける理由がありません。
それでも多くの獣医は、何度も何度もジステンパー予防接種を推薦し続けます。子犬たちは生後8週目、12週目、16週目、 そして、人生の残りの間(または少なくとも3年ごと)に予防接種をします。
その時にジステンパー予防接種は1回で十分であるのを思い出してください!より多くのワクチン与えることによって、関節障害のリスクを高めないでください。 CoCoっちは6ヶ月で我が家に来てから、 ジステンパー、パルボウイルス、アデノウィルスは、 2010年に接種して以来、接種していません。 最後に接種してからまだ7年経っていませんが、 今後も接種させないつもりでいます。
州で義務付けされている狂犬病ワクチンだけはどうしても避けられない為、3年ごとに接種しています。 ワクチンの保護期間の目安は以下の「ワクチンの種類と持続性」と 「ワクチンについての再考」をご参考になさってくださいね。
関節炎を引き起こすトリガーに関する記事・その2 |
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2014年の研究は、早めの去勢や避妊の影響について ゴールデンレトリーバー対ラブラドルレトリーバーで比較しました。
ラブラドールレトリーバーにおいては、6ヵ月未満で去勢・避妊された場合、関節疾患のリスクは2倍に増えたのに対して、 ゴールデンレトリーバーにおいては、6ヵ月未満で去勢された場合、 関節疾患の発病率が4-5倍に増えることを研究結果は示しました。
また、2016年に発表された最近の調査では、1才未満で去勢・避妊されたシェパードにおける関節疾患の発病率は オスの場合で通常リスク5%が、7%~21%に、 メスの場合は通常リスク5%が16%にリスクを増やすことが明らかになりました。 去勢や避妊に対しては個々のいろいろな環境や意見があります。 ただ、上記の事から言えるのは、 去勢や避妊は、彼らの身体が成長しきってからの方が 多くの問題のリスク回避となるのは事実です。
関節炎を引き起こすトリガーに関する記事・その3 |
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関節炎の原因がリーキーガットであるかどうかは、
リーキーガットが多くの異なる病気を引き起こす可能性があるので、関節炎の原因としてそれを診断するのは難しい場合があります。 もしも食物アレルギーや皮膚症状、 または消化不良などの他の徴候を示すならば、 それはリーキーガットを意味することができます。
なにがなんでも、健康な腸は重要です。
腸の健康のためにできることは多くあります。少しでも多く取り入れてあげてくださいね。 まず、適切な、丸ごとの食品を用いた食事を取り入れてください。
ワクチン接種を最小にしてください。
製薬製品の代わりに、自然なヘルスケア治療と自然なペスト予防手段(ノミダニの予防手段)を使用してください。
腸内環境のバランスの崩れが健康を損なうので、善玉菌を活性化して良い腸内環境を保つために、 良い生菌補助食品(プロバイオテックス)を与えてください。 腸の健康に関しては「タンパク喪失性腸炎とIL・IBD」と 「とっても大事!消化と吸収」をご参考になさってくださいね。
子犬を新しく迎えた場合は、 ワクチンの問題・食事の問題・避妊や去勢の選択 全てあなたに選択権があります。
保護犬の場合は、すでに去勢や避妊をされているでしょうし、予防接種も履歴がクリアではないので 接種されているでしょう。 でも、保護したあとは、接種をしないという選択ができます。 きちんとした判断で、将来のリスクから しっかりと守ってあげましょう。
いつまでも元気いっぱいに駆け回り、 ご飯が美味しい!お昼寝もぐっすり! そんな健康わんこ生活を持続するためにも 徹底した「リスク回避」で守ってあげましょう! 余分なものは身体に入れない! 薬品は徹底してナチュラルなもので代用! 腸の健康を徹底して守る。 この3つを常に気にかけてあげてくださいね。 食欲の秋!運動の秋!は、もうすぐそこ! みんな元気にハツラツと過ごしましょうね~! Sep.2016
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