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  5. 関節炎とその原因因子
 9月 15, 2016  PawPawClub, PawPawお勉強室  病気のケア,  * 病気と家庭でできること

chuchu-from-kakomie.jpgわんこと関節炎って多いの?

 

わんこもシニアになってくると股関節異形成のような
関節の問題が起こってくる子が多いです。
 
また若い年齢の子でも股関節異形成や肘形成異常
膝関節亜脱臼や十字型靭帯裂傷を起こしている子が多いです。
 
その多くは遺伝的な問題と思われがちですが、
これらは発症リスクを下げることで発症を予防することが可能です。
 
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iiko.gif どんなことが原因となるの?
  
もちろん遺伝的な要素も否定はできませんが、
引き起こすリスクを避けることはできます。
では、どんなことが発症のリスクとなるのでしょうか?

 

 関節炎を引き起こすトリガーに関する記事・その1

 
ワクチンの過剰接種
(特にジステンパー)
 
ワクチンの過剰摂取、特にジステンパーワクチンは関節炎や関節異形成の原因となります。以下はその裏付けです。
 
1997年に4000匹を対象に行われたThe Canine Health Concernの研究では高い割合でワクチン接種後に動作に問題を生じていることがわかりました。
 
Dr. Jean Dodds獣医博士は犬の関節の問題とジステンパーワクチンの遅延性副作用についての関係性についても観察しました。The Veterinary Products Committee (VPC)研究チーム犬のジステンパーウィルス(またはおそらくワクチン)が免疫複合体の形成を通して犬のリウマチ様関節炎に関係しているかもしれないという証拠に着目しました。
 
1999年のPurdue大学の有名な研究において、子犬は狂犬病ワクチンとコアワクチン・非コアワクチンの一般的な混合ワクチンを受けました。 その研究記事の著者はワクチンを摂取していない子犬以外、予防接種をした子犬たちは彼ら自身のコラーゲンに自己抗体を生み出さないと判明しました。 追跡調査をしたところ、狂犬病ワクチンまたは混合ワクチンを接種した犬で、類似した結果が出ました。この研究で「予防接種をされた犬は、彼ら自身のコラーゲンを文字通り破壊していた!」という真実が証明されたのです。

その後、1989年の研究において、Bari et alは、「反コラーゲン複合体」をすべての関節疾患を持つ個体で発見しました。 研究チームは、慢性関節リウマチの犬の72.4%、感染性関節炎の犬の88%、骨関節炎の犬の52%のコラーゲンに自己免疫を見つけました。 十字型靭帯裂傷の犬の自己抗体濃度も上昇しており、彼らの関節を包む滑液の中には高い濃度で反コラーゲン抗体が発見されました。
 

 

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book01.gif  健康なコラーゲンはとても重要です!

 

コラーゲンは、皮膚をつなぎ合わせる弾力のあるタンパク質で、
組織を構成している我々の筋肉、腱、靭帯と関節の70%~90%を作っています。
 
コラーゲンが体内で破壊されると、関節は安定性を失い、
筋肉と結合組織は緩み、もろくなり、
そしてその結果として、関節疾患が起こってきます。

コラーゲンは関節軟骨を保護するだけではなく腱と靭帯も保護します。
 
これらのワクチン接種がコラーゲンにダメージを与えるという実証から
将来的に関節炎や怪我のリスクを減らすという意味でも
ワクチンの過剰摂取は避けるべきです。
 
(・・・という意味でも、というのは、
ワクチンには他にも多くの健康被害リスクを伴うという意味です)
 
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book01.gif  ジステンパーワクチン接種は1回で充分!

 

ジステンパーの場合、度重なる予防接種は、全く不必要です。

獣医学免疫学者Ronald Schultz博士は、
彼がジステンパー・ワクチンを1回だけ接種した子犬たちの研究をしました。

彼はワクチン接種4時間後の子犬たちを
ジステンパー感染した犬たちの部屋に入れましたが、
子犬たちはどの子もジステンパーに感染しませんでした 。
彼ら全員は、接種後すぐにジステンパーウィルスから保護されていたのです。

Ronald Schultz博士は、コアワクチン(ジステンパーを含む)の保護が最低7年間、
たぶん犬の生涯を通じて続くということを何年も前にすでに証明していました。

このことから子犬がジステンパーの予防接種を受けたら、
残りの人生でこの予防接種を繰り返し続ける理由がありません。

それでも多くの獣医は、何度も何度もジステンパー予防接種を推薦し続けます。
子犬たちは生後8週目、12週目、16週目、
そして、人生の残りの間(または少なくとも3年ごと)に予防接種をします。

その時に
ジステンパー予防接種は1回で十分であるのを思い出してください!
より多くのワクチン与えることによって、関節障害のリスクを高めないでください。
CoCoっちは6ヶ月で我が家に来てから、
ジステンパー、パルボウイルス、アデノウィルスは、
2010年に接種して以来、接種していません。
最後に接種してからまだ7年経っていませんが、
今後も接種させないつもりでいます。

州で義務付けされている狂犬病ワクチンだけは
どうしても避けられない為、3年ごとに接種しています。
ワクチンの保護期間の目安は以下の「ワクチンについて」
「ワクチンについての再考」をご参考になさってくださいね。
 
 
 

 

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 関節炎を引き起こすトリガーに関する記事・その2

 
早すぎる去勢・避妊
 
避妊・去勢に関しては、常に論争の的となる話題ですが、それは健康上に大きな影響を及ぼす問題ですので非常に重要です。
 
彼らの身体が充分に成熟する前に子犬が卵巣を除去されるか、去勢されるとき、彼らは通常の成長を管理する性ホルモンを失います。


身体を構成する各々の長骨の接点の近くには、成長プレート(または骨端プレート)と呼ばれる軟骨のバンドがあります。子犬が育ち、より大きく、より背が高くなるにつれ、このプレートは骨を造ります。 子犬が成熟期に達したら、成長プレートは閉じられ、子犬はその全高に達します。


成長プレートが閉まる前に子犬が去勢や避妊によって性ホルモンを遮断された場合、関節病の危険性が高まるということはいくつかの調査で証明されています。
小型犬と大型犬では成長のマックスサイズに達する時期が若干異なりますが、だいたい2歳前後が目安となります。あまりに早く避妊や去勢することは、腰関節病のリスクを高め、形成異常、十字型靭帯裂傷または膝蓋骨の脱臼のリスクを高めます。 大型犬種によっては特にリスクが高まる危険が大きい場合があります。

 

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book01.gif  大型犬のパピーは特に注意!

 

2014年の研究は、早めの去勢や避妊の影響について
ゴールデンレトリーバー対ラブラドルレトリーバーで比較しました。

ラブラドールレトリーバーにおいては、
6ヵ月未満で去勢・避妊された場合、関節疾患のリスクは2倍に増えたのに対して、
ゴールデンレトリーバーにおいては、6ヵ月未満で去勢された場合、
関節疾患の発病率が4-5倍に増えることを研究結果は示しました。

また、2016年に発表された最近の調査では、
1才未満で去勢・避妊されたシェパードにおける関節疾患の発病率は
オスの場合で通常リスク5%が、7%~21%に、
メスの場合は通常リスク5%が16%にリスクを増やすことが明らかになりました。

去勢や避妊に対しては個々のいろいろな環境や意見があります。
ただ、上記の事から言えるのは、
去勢や避妊は、彼らの身体が成長しきってからの方が
多くの問題のリスク回避となるのは事実です。 

 

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 関節炎を引き起こすトリガーに関する記事・その3

 
腸の健康の大切さ
 
腸の健康は、食物アレルギーや不耐症のような状況、または過敏性腸病を予防するために非常に重要であるということは多くの文献で取り上げられています。腸の健康は全ての要とも言われています。しかし、腸の健康問題が関節炎の一因となる得るということはあまり知られていない事実です。
 
PLE(タンパク漏出性腸炎)などに代表される腸からタンパク質が漏れ出てしまう病気はわんこにもヒトにも多い病気で総称してLeaky Gutと言われます。(日本語でもリーキーガッツと直訳で呼ばれます)そしてこのリーキーガッツが関節炎まで引き起こしてしまうのです。
 
リーキーガッツとは直訳で「漏れる腸症候群」、腸管粘膜機能が弱まってしまう病気で、本来なら血流に栄養分を供給し、身体を有害物質から保護する役割を担っています。その機能が弱まることで、腸内には悪玉菌が増殖し、栄養分がきちんと消化しないまま、消化不良の食物小片と有毒廃棄物のようなものを血流に漏れさせます。このことは免疫系に損傷を与え、身体全体的に炎症を引き起こすリスクを高めます。 関節疾患は、その多くの考えられるリスクの中の一つに過ぎません。

 

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book01.gif  なにがなんでも健康な腸環境を!

 

関節炎の原因がリーキーガッツであるかどうかは、
リーキーガッツが多くの異なる病気を引き起こす可能性があるので、
関節炎の原因としてそれを診断するのは難しい場合があります。
 
もしも食物アレルギーや皮膚症状、
または消化不良などの他の徴候を示すならば、
それはリーキーガッツを意味することができます。

なにがなんでも、健康な腸は重要です。

腸の健康のためにできることは多くあります。
少しでも多く取り入れてあげてくださいね。

まず、適切な、丸ごとの食品を用いた食事を取り入れてください。

ワクチン接種を最小にしてください。

製薬製品の代わりに、自然なヘルスケア治療と
自然なペスト予防手段(ノミダニの予防手段)を使用してください。

腸内環境のバランスの崩れが健康を損なうので、
善玉菌を活性化して良い腸内環境を保つために、
良い生菌補助食品(プロバイオテックス)を与えてください。
 
 
腸の健康に関しては「タンパク喪失性腸炎とIL・IBD」
「とっても大事!消化と吸収」をご参考になさってくださいね。
 
  

 

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book01.gif  関節炎は遺伝的疾患?そうとは限りません!

 

子犬を新しく迎えた場合は、
ワクチンの問題・食事の問題・避妊や去勢の選択
全てあなたに選択権があります。

保護犬の場合は、すでに去勢や避妊をされているでしょうし、
予防接種も履歴がクリアではないので
接種されているでしょう。
でも、保護したあとは、接種をしないという選択ができます。
 
きちんとした判断で、将来のリスクから
しっかりと守ってあげましょう。

  

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いつまでも元気いっぱいに駆け回り、
ご飯が美味しい!お昼寝もぐっすり!
そんな健康わんこ生活を持続するためにも
徹底した「リスク回避」で守ってあげましょう!
 
余分なものは身体に入れない!
薬品は徹底してナチュラルなもので代用!
腸の健康を徹底して守る。
この3つを常に気にかけてあげてくださいね。
 
 
食欲の秋!運動の秋!は、もうすぐそこ!
みんな元気にハツラツと過ごしましょうね~!

 

Sep.2016

 

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