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  5. 生食についての検討
 11月 15, 2009  PawPawClub, PawPawお勉強室  手作り食と食材・栄養のこと,  * 食材について・選び方, * 食事の基礎知識

  最初の悩み・生食か調理食か

 

調理食に関しては、ずっとチュ~ちゃんご飯を作り続けてきましたので
その安全性と元気な身体の維持へのメリットは理解しているつもりです。
消化と吸収に関してもチュ~ちゃんの食欲とウンチからいっぱい学ばせてもらいました。
 
それでも、今回、5カ月のパピーのCoCoちゃんを迎えに行くにあたって「さあ、どうしよう!?」でした。
我が子にコマーシャルフードを与えるのは10年ぶりですが、「移行期が必要」と「思い込んで」いましたので
迎えに行く日にまずドッグフードを選びに行きました。う~~~ん・・・ラベルはそれぞれ素晴らしい。
でもその裏の本当の事を読んでしまっているので、怖い思いもあります。
ま、でも食事も食べてくれなければ仕方ない。
今与えられている粗悪なものよりは良いものをと、最も「ナチュラルそう?」なものを選びました。
(出会って次の日に迎えに行ったので、とにかく時間がない!)

最初のバタバタが落ち着いた頃によくよく調べたら選んだのはミドルクラスのフードでした。
以下のドッグフードアナライズを見てやっぱり続ける気持ちにはなりませんでした。
   そして5カ月まで与えられていたものがなんとひどいものか再確認しました。
   Dog Food Analysis
   (各フード名をクリックすると内容とレビューのページに飛びます)
 
CoCoちゃんは08/31/09に我が家にやって来ました。
迎えて3週間ちょっとでカリカリフードからの移行は完全に終了し、
   09/24/09からは生食パテ半分、調理したものをスープごと半分、
   それにすり下ろしたニンジンやリンゴ、みじん切りにしたお野菜などを加えてあげていました。  
その後、10/31/09から本格生食を生食バテと併用して現在に至ります。  
 
以下はこの2ヶ月間、いろいろな疑問や悩みを自分なりに納得できた形でまとめたものです。
納得していないとあんな「えぐい事(生食作り)」はできません。
しかしながら、完全に「絶対生食でなければ!という信者」ではありませんので、
いつでも調理したものへ移行できます。
なので、どちらにも共通して「これは納得」の部分をピックアップしています。

 

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  生食と加熱食・疑問点いろいろ

 

いろいろな情報が飛び交う中、真実って何?という「子育て中のママの眼」で比べてみました。
調理食の安全性は充分に理解して実践してきたのですが、
おさらいの意味で気になるポイントだけ記載しておきます。

 

生食と調理食・それぞれの利点と疑問となる部分は?

利点

懸念される部分

 

生食
 
  • 消化酵素が熱によって壊れないので消化が早く、吸収が良い。
  • 加熱によってビタミンが壊れない。
 
  • 鮮度の良い肉をちゃんと入手できるか心配
  • 細菌やバクテリアの問題が心配
  • 骨を食べさせるのはリスキーなのでは?

 

調理食
 
  • バクテリアや細菌などのリスクがないので安心して与えられる。
  • 歯の弱いシニアの子にまで幅広く与えられる。
 
  • 加熱によってビタミンや酵素が壊れるのでは?

解決策への考察

 

生食
 
  • 生食に関してはバクテリアの問題や骨の問題は「生食を勧める文献ではクリアになっている」とは言え、いろいろな考え方があるので、以下で詳しく取り上げます。
  • 鮮度の問題は「人が食べられるレベル」であればスーパーで売っているお肉で大丈夫です。私も「でもそれは生で食べるのが前提で売っているわけではないからやっぱり心配」でしたが、生食を実践している多くの人の意見では大丈夫のようです。(YouTubeの生食作りのビデオを見るとそのラフさに驚きますし、[Raw Dog Food]などの実践文献を読んでも驚きます)

 

調理食
 
  • 野菜や果物は生食と同じように生のままピューレであげる方法で混ぜればビタミンや酵素の問題は解決できます。
  • 加熱によって壊れたビタミンやミネラルなどは煮汁も一緒に与えることで問題なし。もちろん多少は失われますが、問題になるほどではありません。(私たちが食べる調理したお肉は「栄養素が全て失われている状態」ではありませんね)
  • 栄養素によっては加熱によって壊れないものあります。例えばタウリンは、USDAの研究データによれば、シチューにしたチキンで0.349、生のチキンで0.274です。タウリンは熱に強いアミノ酸ですので482F(250℃)以上の熱でないと壊れません。[Protect Your Pet]
  • お肉のアミノ酸が熱によってダメージを受けないのであれば(動物性たんぱく質のフライパンなどによる焼き過ぎはまた別問題です)お肉に軽く火を通してあげるという方法はリスクもなく、理にかなっていると言えます。
  • また、酵素の問題はアンチ生食の考え方では調理しない事で得られる酵素やビタミンの調理したものとの差は微々たるものであると言いきっています。これは「食物から得る酵素は私たちが体内で作り出す酵素に比べたら微々たるもので体内で充分に働く量ではない」という考え方からです。[Protect Your Pet]

 

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  まず何をどれだけあげたらいいの?

 

生食ってなにをどれだけあげればいいの?
この部分は調理食よりもうんとシンプルかもしれません。
以下は生食の各文献が推奨する割合です。

 

生食の与え方・割合

[BARF DIET] の提案

 

 60%

骨付き肉

 15%

潰した野菜類

 10%

内臓肉

 5%

フルーツ

 10%

その他サプリメントなど

[Raw Dog Food] の提案

 

 50%

骨付き肉

 20%

マッスルミート(筋肉としての肉)

 5-10%

内臓肉

 20-25%

潰した野菜類やフルーツ・卵・その他としてヨーグルトなど乳製品・リンゴ酢・モラッシーズ・穀類・残り物・サプリメント

 [Natural Nutrition for Dogs and Cats] の提案

 
割合は特に諮詢していませんが、
必要なものとして以下のような分け方をしています。
生肉>生の骨>生野菜>その他のピラミッド型としての
バランスダイエットを提唱しています。
 

 生肉

生肉・魚・卵

 生の骨

バラエティに富んだもの

 生野菜

バラエティに富んだものを潰して

 その他

ケルプパウダー・アルファルファ・EPA(必須脂肪酸)・ビタミンCなどサプリメント類

 実践しているメンバー様に教えて頂いた割合

 

 60%

骨付き肉

 15%

野菜+果物

 15%

内臓肉

 10%

サプリメント
 
高齢になるとお肉を減らしてお野菜を増やしてゆきます。

 

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  どんなお皿であげたらいいの?

 

鉛を含まない陶器のお皿(lead-free ceramic)であげてください。
プラスチックやアルミニウムのお皿は使わないでください。
プラスチックは毒性ガスを発生させます

最近はほとんどの会社がサイトを持っていますので
「鉛を含まない食器かどうか」製造元のサイトで調べられると思います。
(サイトに説明がない場合はお問い合わせ先が載っていると思いますので
問い合わせて安全性を確認して下さいね)

 

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  どれくらいの量をあげたらいいの?

 

以下はあくまで目安です。
全体の肉の付き方や運動量などからその子のスタミナなどをみて判断して下さい。

 

食事量の目安

[BARF DIET] の考え方

 

体重

1日の食事量

1-5Kg (2-11Lbs)

90-350g (3oz.-12oz.)

5-10Kg (11-22Lbs)

350-600g (12oz.-21oz.)

10-20Kg (22-55Lbs)

600-1100g (21oz.-39oz.)

25-50Kg (55-110Lbs)

1100-2000g (39oz.-70oz.)

  • シニアの場合は体重の2%とします。
  • パピー(生後8週間以上)の場合は、体重の5-8%としますが、超小型犬の場合は体重の10%、超大型犬の場合は体重の5%を目安とします。
  • 成長が止まったら成犬の量に減らします。
  • 生後3カ月までは1日に4回の食事、3カ月から6カ月までは1日2回の食事を与えます。

[Raw Dog Food] の考え方

 
  • 大型犬の成犬で運動をしっかりする子の場合は体重の2-3%(1日量)を与えます。大型犬でも運動量が少ない子は体重の2%以下とします。
  • 大型犬の成犬の場合は1日2回の食事とします。
  • 小型犬の場合は大型犬に比べて新陳代謝が激しいので、体重の10%程度を目安にします。
  • 成犬になると1日1回の食事の子も多いのですが、小型犬は代謝が激しく胃が空っぽになると吐く子もいますので、1日2回の食事を勧めます。
  • この文献の著者は朝は朝、骨付き肉をあげて、夕方に野菜やマッスルミート、内臓肉を与えています。

[The Healthy Dog Cookbook] の考え方

 

 サイズと体重

 1回の食事量 (1日2回)

 小型犬 6Kg (13Lbs)

 250 KCal

 中型犬 16Kg (35Lbs)

 500 KCal

 大型犬 36Kg (80Lbs)

 1000 KCal

 
これは成犬用でしかもあくまでアバウトでこの範囲でアジャストします。
もっと細かいカロリー表はお勉強室の「食事の基礎・その1」に載せていますので
参考になさってくださいね。

実践しているメンバー様に教えて頂いた量の目安と注意点

 
与える量は体重の2-6%くらい。
小型犬の方がパーセンテージが高くなります。
うち(トイプードルとマルチーズ)は、他にもオヤツをあげたり、
トレーニングにフードを使うので体重の4%くらいかな・・・
小型犬にしては少ないです。
 
注意が必要なのはその子の食欲かも(笑)
うちのトイプードルの子は渡してしまっても自分で噛んで食べますが
うちのマルチーズの子は丸飲みする可能性大なので
私が手で持って食べさせます。

 

 生食検討・徹底考察

 

以下は「疑問点」から出発し、それぞれの見解を「比較」し、
「解決策」を見出し、納得できる部分を取り入れた「実践」を明記しています。

それぞれの考え方は受け入れられるか受け入れられないかは別として
参考文献として記述をできるだけ正確に訳しています。

 

 生肉の安全性

 

まずは食事のメインとなる「生肉」のことからです。
食事の60%を占める骨付き肉、一番大事な部分を解決しないと先に進めません。

 

生肉のバクテリアって1番の怖い問題です!

 

生食の考え方
 
  • 私たちのペットは生食(それもバクテリア付き)を食べるようにデザインされているのです。イヌやネコは本来はハンターです。バクテリアは彼らの腸内では正常な腸内フローラなのです。また犬はハンターであるとともに肉食動物の掃除屋でもあります。彼らは肉食動物の掃除屋としての強力な免疫システムの維持と増大の為に食物や他のものからのバクテリアを必要とするように発展を遂げてきたのです。これが99%以上のイヌにとって生肉のバクテリアが問題にならない答えです。肉食動物の掃除屋ではない現代のペットは違う?彼らはお尻の周りやおしっこの出る周りを舐めたりしますね。そこには事実多くのバクテリアが存在しています。[THE BARF DIET]
  • イヌやネコは本来、何千年もの間、生肉を食べてきた動物です。彼らの消化器官は短く、強い酸を持っていてバクテリアをハンドルできるようにできているのです。彼らの消化器官には普通に多くのバクテリアが住んでいて、それらのバクテリアはすべてが悪いものではなく消化に有効に働くものも多いのです。バクテリアの中でも特に問題視されるのが大腸菌・サルモネラ菌ですが、サルモネラ菌は生肉に限らず、コマーシャルペットフードやペット用おやつからも検出されています。これらのバクテリアや細菌は強い免疫力を持った個体には全く問題になりませんし、その強い免疫力を培うのもまた生肉なのです。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • 生肉に関してサルモネラやその他の有害菌は心配されるところですが、人と犬ではその消化機能が違います。犬は人が感染すると命にかかわるようなバクテリアさえもハンドルできる消化能力があるのです。USDA(TheUnited State Department of Agriculture)さえ、サルモネラ菌は犬の健康上のリスクでないと述べました。ただ、人間にはリスクが高いので免疫力の低い幼児や老人のいる家庭では犬が生肉の食事をしたエリアの消毒は必要です。[The Holistic Dog Book]
  • ほとんどの犬は生食を許容できます。ただ、免疫力の非常に弱っている場合にのみ調理した食事を必要とします。[THE BARF DIET]
  • ベネフィットを得るためには犬に生で餌をやるのが必要です。 生肉は寄生虫や雑菌を含み、それが犬に対して悪影響を及ぼすという話が溢れていますが、他の老婆物語のように、この真実はほとんどありません。 生肉は外側に多くの細菌が付着しているかもしれません、そして、チキンには、サルモネラ菌が付着しているかもしれません。 しかしながら健常、犬は両方に対処できます。 この問題に関して神経質になるなら、Parcellシステム(解決策に方法を載せています)を使用することで肉をクリーンナップしてください。 また、リンゴ酢がバクテリアを殺すのを覚えておいてください。[Holistic Guide for Healthy Dog]

 

調理食の考え方
 
  • お肉のパッケージには必ず「肉汁が透明になるまでクックすること」と明記されています。これはつまり大腸菌やサルモネラ菌やキャンピロバクター菌からの感染を防ぐ唯一の方法だからです。[Protect Your Pet]
  • 牛肉やチキンだけでなく、ポーク、ラム、ラビット、鹿、その他の様々な生肉が与えられていますが、寄生虫の問題も忘れてはいけません。牛肉にはテープワーム(サナダムシ)がいる場合があります。またシープの肝臓にはテープワームがいますし、ポークにはトリキネラ虫、野生のラビットには野兎病やテープワームがいる可能性が大です。こういった理由から野生の動物を与えるのは非常にリスキーです。こういった事実から生食を推奨するDr.Billighurstに質問したところ、彼は、肉屋から内臓肉を購入するか、または家禽類から得られた内臓肉を使用するようアドバイスしています。犬が食べそうな多くの動物の内臓には、病原性(人に対しての)の単包条虫の嚢胞を含む可能性がありますとも答えています。[Protect Your Pet]
  • Dr.Belfieldは「35年間の獣医としての経験と7年の各種食肉検疫官としての経験から、衛生面上、私は生食は推奨しません」と述べています。彼はまたテーブルスクラップ(ニンジンやマメ、サラダや調理した穀物)をあげても良いという考え方です。[How to Have a Healthier Dog and The Very Healthy Cat Book]
  • 生肉を与えられていたイヌのバクテリア感染の報告は後を絶ちません。また生肉を与えられているイヌの糞の70%にはサルモネラ菌があり、これは免疫力の弱い子供や老人には非常に危険性が高いのです。また、牛の生肉を与えていたグレートデンのネオスポラ感染の報告によると(ネオスポラ原虫Neospora caninumの感染によって引き起こされる疾病で犬、牛、山羊、馬などに感染します)歩けなくなったり失明する危険性があると述べられています。肉類に火を通すことでこういったリスクを回避することが出来るのです。[Dog Health & Nutrition for Dummies]
  • 冷凍した生肉はバクテリアの心配がないという意見がありますが、それは間違いです。ラボではバクテリアやウィルスを冷凍して保存するのですから。[Protect Your Pet]

解決策への考察

 

  • 心配であれば、シトラスシードのようなクオリティの高いアンチバクテリアルを食事に加えることも良いでしょう。ただ、必ず希釈して(ボトルに記載されている用量に従って下さい)食事に加えます。または、生肉や骨を希釈液で洗うのも一つの方法です。シトラスシードは旅先での不慣れな水の消毒にも使用できるほど殺菌力に優れています。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • 生肉食を実践するペットオーナーの中には肉の中のバクテリアと寄生体に関して真剣に心配をしている人々もいます。 彼らは、肉を汚染したどのようなバクテリアや寄生体も死滅させる為にグレープフルーツシードエキス(GSE)の希釈液に肉を漬けることを実践しています。 グレープフルーツシードエキスはグレープフルーツの種子、パルプ、および白い膜からエッセンスを抽出した物です。 CCNのSachs博士は、「数百のラボテストの結果、グレープフルーツシードは潜在的に有害なバクテリア、菌類、ウイルス、および原生動物類の寄生体の広範囲の成長を死滅させるか、または抑制する効果を示した」と報告しています。しかしながら、Dr.Gerkin、 DVM,phDの意見はサッチ博士の意見と違います。 Gerken博士は「 「グレープフルーツシードエキスは細菌やバクテリアの増殖を防げるかもしれないが、ペットのサルモネラ感染の危険を排除することにはならない。」と述べています。[Protect Your Pet]
  • 同じSachs博士の見解が別の文献でも載っていました。「多くの有名大学と独立した実験室はウイルスと原虫の30種類以上の菌類、20種類のバクテリア、およびホストをテストしたところ、ほとんどすべての菌類、バクテリア類において、グレープフルーツシードエキスは低濃度で重要な抗菌力を示しました。」グレープフルーツシードエキスの多くの特性はティーツリーオイルと共通していますが副作用がなく内服が出来ることが一番の大きな違いです。[The Encyclopedia of Natural Pet Care]
  • グレープフルーツシードエキスはバクテリアを死滅させるだけでなく、多くの病気を治療するために約25年に渡って利用されてきた副作用のない物質です。 [Protect Your Pet]
  • 6オンス(約170ml)の蒸留水にグレープシードエキスを4滴落としてよく混ぜたものを1パウンド(約453g)のチキンのひき肉に混ぜ合わせて与えます。ビターな味と酸味を嫌がる場合は、塊肉を浸した後、流水で洗ってから与えます。[Protect Your Pet]
  • 生食をあげる場合の生肉中の有害バクテリアの量を最小にする方法があります。 1つの方法は肉をグレープフルーツシードエキスにつけることです。(GSEは抗菌力を持っています)。 また、食物レベルの過酸化水素も使用できます。 その他の方法としては、少なくとも1カ月間、冷凍庫に生肉を保存することです。 イギリス人の研究者による最近の研究によると、冷凍することですべての微生物の20-25%を死滅させられることがわかっています。[The Holistic Dog Book]
  • 他の自然な殺菌剤としてはプロバイオティックスです。プロバイオティクスとは、健康な腸内環境を促進する有益な有機集合体です。乳製品から抽出されたものでないアシドフィルス菌やビフィズス菌は大腸菌を97%退治する力を持つと報告されています。乳製品から抽出されたものでないプロバイオティクスは全ての動物に与えられるべきものです。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]([Natural Nutrition for Dogs and Cats]はアンチ乳製品の考え方ですのでこういった表記をしていますが、他の文献では乳酸菌補給としてヨーグルトを勧める文献も多いです)
  • プロバイオティクスは免疫力を上げる意味で全ての動物に使用できます。[THE BARF DIET]
  • アルファルファにはサルモネラ菌のようなグラム陰性菌に対抗する力があります。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • カモミール・ガーリック・ケルプ・ジンジャー・パセリも同様に抗菌作用があります。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • 生肉の取り扱いについて:1ガロンの冷水に1/2Tspのブリーチを混ぜたものに15-20分浸します。その後、冷水に10分間浸します。35%希釈の酸化水素水に浸し、小さな気泡が出るまで待ちます。約10分で肉の色が変わらない前に取り出し、流水で良くすすぎます。流し台かボールに冷水を張り30滴以上のグレープフルーツシードエキスを混ぜたものに5分間浸します。または32オンスの蒸留水に対して20滴またはそれ以上のグレープフルーツシードエキスを加えたものをスプレーボトルに入れて生肉にスプレーした後、流水ですすぎます。[The Encyclopedia of Natural Pet Care]
  • 上記と同じような方法ですが、Dr.Parcell's System of Cleansing Foodという方法があります。以下はその記述です。Hazel Parcell,Ph.D.,D.C.,N.D.,はClorox(漂白剤)を使用することで食物の殺虫剤、菌類、寄生体、バクテリア、および重金属を洗うシステムを開発しました。少量の漂白剤を多量の水で薄めた液に生の食物を浸すのですが、漂白剤がマグネットのように毒素を食物から取り除きます。例えばアップルやグレープなどはスーパーマーケットに並ぶまでに少なくとも15回はスプレーされているのです。この方法はフルーツや野菜のみずみずしさを長く保つとともにその香りを高め、しおれた野菜などにみずみずしさを取り戻させる効果があります。グレープフルーツシードエキスも漂白剤の代わりに同じように使用できます。1/2Tspの漂白剤を1ガロン(約3.8リットル)の水に薄めて使用します。フルーツや野菜は10分浸し、その後流水ですすぎ、シンクを水で満たしてそこに更に10分間浸し、その後乾かします。卵は30分間、肉は10-15分間浸し、その後、上記と同様にすすぎます。[Holistic Guide for Healthy Dog]

CoCoちゃんの食事への取り入れ(実践)

 
  • 免疫力も自然治癒力もあるパピーなのと、歯も全て生え換わったので、現在は生食を試しています。
  • まず調理食プラス生食パテの時期に免疫力を押し上げるリキッドサラダを1日に朝夕2滴ずつ食事に加え、リンゴ酢も加え、ヨーグルトもあげ、腸内環境を整えながら免疫力を押し上げて準備期間を過ごしました。
  • 現在は買ってきたチキンネックや手羽先はリンゴ酢に1時間浸してから流水で洗って1回分ずつ小分けにラップして冷凍。
  • あげる時は解凍後、グレープシードエキスの希釈液に5分間浸してから流水で洗って骨をハンマーで砕いてそれをさらにリンゴ酢でマリネしてあげています。
  • お野菜や果物は食事に加える分としてはピューレにしてあげていますが、抗菌効果のあるガーリックやパセリを加えています。ピューレにする時もお水だけでなくリンゴ酢も加えてブレンダーにかけます。
  • 食後はデンタトリーツを歯ブラシに漬けて歯磨きをしていますが、これは歯を磨くという意味だけではなく、デンタトリーツに含まれる「プロバイオテックスを与える」という意味も大きいのです。
  • ウンチの状態を見ながら大丈夫と思っていても、それでも最初は大きめの骨をあげるとドキドキで、消化酵素を加えていました。今も大きめの骨をあげる時は時々消化酵素も加えます。
  • アルファルファはオーガニックのパウダー状のものを売っていますので、それを一緒に食事に加えます。消化酵素A.G.E.にも入っていますがうちでは食品としての扱いで追加します。

 

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 骨を安全にあげるには・・・

 

生食は生のお肉をあげるだけではバランスダイエットとは言えません。
生のお肉だけで骨をあげないとリンの値ばかりが高くなり、カルシウムの値が低くアンバランスとなります。
骨を一緒にあげることが必須なのですが、チャレンジするには最初ちょっと勇気が要ります。
我が家もキッチンにハンマーがある環境になるとは夢にも思いませんでした。

 

骨をあげる有効性と危険性

 

生食の考え方
 
  • 多くの人は心配するでしょうが、生の骨は全く安全です。犬や猫はそれらを消化することができます。ただ、唯一ターキーのネックは喉に詰まる危険性がありますので、必ずグラインドして与えるべきです。それでも骨は危険であると疑うなら、骨を肉と一緒に細かく砕いて与えてください。但し、その場合はBARFダイエットの利点の一つである骨を噛み砕くことで歯がきれいになるという部分はなくなりますが、骨から得られる物理的な利益、栄養面での恩恵は残っています。[THE BARF DIET]
  • 骨付き肉を抜いた食事は非常にアンバランスな食事となります。骨はカルシウム補給目的だけでなく非常に有効な栄養素を多く含むものなのです。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • 1週間に1度か2度、犬に骨を与えてもかまいません。ただ、どんな骨かが重要です。牛の大腿骨や足の骨などの大きな骨であれば裂けたりしないので安全です。また、チキンネックの骨や手羽先も1週間にⅠ-2度あげてもかまいません。注意点として、胃袋が空っぽの時には骨をあげてはいけません。骨は普段の食事のデザートとしてあげるべきです。そして骨をあげるときは必ず生であげて下さい。犬は骨を舐めることが大好きで1時間でも舐めたり齧ったりします。このことは歯をきれいに保つことにもとても有効です。骨は、子犬を育てる際に非常に貴重です。骨の成長過程にある子犬は、特に歯の生え換わり時期の子犬が、家具や衣類を噛むことを予防できますし、また、噛むことが彼らのあご、頬の筋肉と頭の形成の発育を促進させます。骨の代わりになるものとしてキャベツの芯株やニンジンも良い選択です。[Holistic Guide for Healthy Dog]
  • 骨の汚染に関して言えば、犬は骨に付いたバクテリアをハンドルできます。ただ、病気の回復期やコマーシャルフードからナチュラルダイエットへの移行期にはバクテリアを消毒する意味で骨の周りに熱湯をかけて冷ましたものをあげて下さい。但し、絶対に調理した骨をあげないで下さい。「調理した骨は裂ける(裂けて危険である)」ということを忘れないで下さい。[Holistic Guide for Healthy Dog]

 

調理食の考え方
 
  • 犬は咀嚼して物を食べません。歯で噛み砕くのは「飲み込める大きさにするため」です。なので急いで食べるような子の場合はちょっと大きめの骨などを喉に詰まらせてしまう危険性もあります。

解決策への考察

 

  • 骨は必ず「生で」「裂けない」ものを選ぶ。
  • 表面のバクテリアが心配な場合は生肉と同じ方法で洗う。
  • 消化しやすい骨を選ぶ:チキンネック、チキンバックなど
  • 骨付き肉など食べるのに時間がかかる物を与える場合は多頭飼いによるケンカも注意が必要です。飼い主が思う以上に「食べ物を守る」子は多いのです。また、同居犬だけでなく、飼い主自身や子供などに対しても取られると思って丸飲みするとか、守りにはいって人を噛むなどの行動が出ないとは限らないので、注意が必要です。[THE BARF DIET]

CoCoちゃんの食事への取り入れ(実践)

 
  • うちでは、まず全てグラインドしてある生パテから開始しましたが、乳歯が全て生え換わった頃にチキンの骨を(万が一の事を考えて食後数時間経っても獣医さんに走って行ける時間帯で)試しにあげてみました。バキバキと喜んで夢中になって食べてお口の周りが骨髄の血だらけなってママの方が引いてしまいました。その後、嘔吐も下痢もなく元気いっぱいにしていましたし、ウンチの状態も良いのでちゃんと消化されていることを確認し、本格的な取り組みを開始してみました。
  • チキンネックはその周りをたくさんの脂肪が取り巻いています。あまりに多いのでその脂肪はうちでは取り除いています。手羽はスキンごとあげています。おやつにボーンを・・・というのは、まだママが慣れませんので却下。骨はハンマーで砕き、その後キッチンハサミで細かく切ります。く(最初はミンチ状態にまで細かくしていましたが、最近は2-3センチくらいのぶつ切りです)可愛い我が子の為とは言え、卒倒しそうな作業です。
  • 骨をおやつに・・・というところまではちょっと・・・なので、おやつはニンジンスティックを齧ってもらいます。セルロースが分解できなくてウンチにそのまま出ても食事で摂る分はちゃんとピューレにしてあげていますのでオッケーです。

 

 

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  プラスいろいろな食材をバランスよく

 

生肉もいろいろなバラエティをチョイスする必要があるので、
どんなお肉を選んだらいいの?という単純な疑問も浮かびます。
文献によっては牛の頭(大型犬用)からネズミ(小型犬用)まで・・・卒倒しそうなお肉も取り上げられています。
私はそこまでチャレンジャーではないので(冷凍庫にそんなお肉が入るのにも我が子にあげるにも抵抗あり)
ここでは普通に入手できるお肉を取り上げています。
文献を読んでいてもお野菜などの記述に入るとホッとします。

 

食材に関しての考察

お肉(骨付き肉・
マッスルミート・魚)
 
  • 20年間以上に渡って何千匹もの犬をテストしてきた結果、大多数の犬が牛肉を好み、次にチキンを好み、次に多かったグループは2つとも好むということが示されました。 何匹かの犬がラム、七面鳥、および魚もトライします。 チキン、ラム、七面鳥、魚とシカの肉は、すべて牛肉より高いアミノ酸の量を含んでいて、より高いタンパク質含有量を持ちます。健康な犬はそれほど高度なタンパク量を必要としないので、牛肉を与えられるのを好みます。ただ、個体の弱点が出やすい季節は、チキンで犬の体内バランスを整えることが必要かもしれません。 同じ家禽類でもターキーの場合はトリプトファン(鎮静剤として機能する)の値が高いという理由で、私は使用しません。[Holistic Guide for Healthy Dog]
  • どのような骨付き肉を選ぶか:最も扱いやすいのはチキンそしてターキーでしょう。ネック、手羽、バックなど入手しやすいものを選んでください。チキンの手羽は骨を抜いた肉、軟骨、および脂肪の比率が理想的です。チキンネックとバックは軟骨(カーチレイジ)の割合が多く、骨の割合は少ないのです。こういったことから自分の犬に必要とされるものを選択して下さい。例えばあなたの犬が大型犬で成長の早い若い犬の場合は、チキンネックやバックでは、彼が必要とするカルシウムとしては非常に低いものです。(ほとんどが軟骨組織です)あなたの子犬が「前足が開いた状態」や'cow hocks’のような症状を呈した場合は、より実質的な骨と一緒に手羽を食べさせるべきです。[THE BARF DIET]
  • 同じ種類の骨や肉だけを食べさせずに幅広い選択をして下さい。これは健康を崩す理由の一つに偏った食事があげられるのと同じ原理です。幅広いチョイスをして下さい。チキン・ビーフ・ポーク・ラムなどできるだけバラエティに富んだお肉をあげてください。[THE BARF DIET]注:この文献ではポークも生であげられると書かれていますが、豚の寄生虫の条虫は加熱しないと死滅しません。
  • 魚も生であげられます。好き嫌いはありますが。[Raw Dog Food]
  • サーディンなどはEFAを含む良い食材です。サーディンなどをあげない場合はEFAをフィッシュオイルやコッドリバーオイル、フラックスシードオイルなどで補充します。
  • サーモンはリケッチアという寄生虫のホストですので生であげてはいけません。その他、生の魚をあげる場合は寄生虫の問題を調べてからにしてください。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]

 

内臓肉を選ぶ
 
  • チキンバックは内臓肉が付いて来ますので、チキンバックを使用する場合は内臓肉を加える必要はないでしょう。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • レバー・腎臓・心臓・グリーントライプなど全ての臓器を与えることが可能です。

 

野菜について
 
  • アスパラガス・ブロッコリー・キャベツ・カリフラワー・セロリ・チャード・ダンデリオンリーフ・ダークリーフレタス・ケール・オクラ・パセリ・スプラウト・スクワッシュ・クレソン・キャロットトップ(葉の部分)などの地上野菜とポテト・スイートポテト・キャロットなどの地中野菜をバランスよく与えます。もしもビーツをあげたい場合はたまにそしてほんの少しにして下さい。また、偏ったあげ方ではなく、土壌の上の野菜と地中の野菜の両方をあげるようにして下さい。スプラウトはたまにあげるには良い食材です。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • チャード・マスタードグリーン・パセリ・キャロットトップなどの濃い緑色の野菜を推奨します。また、グリーンビーンズ・アスパラガス・グリンピース・セロリ・ラディッシュ・キュウリなどもあげられますが、野菜の総量の50%以上を濃い緑色の葉野菜とします。[Raw Dog Food]
  • フレッシュガーリックはごく少量であれば、野菜ミックスに加えるべきです。新鮮なオーガニックのガーリックは栄養も豊かで、酵素も含み、抗炎症効果もあります。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • アイスバーグレタスは栄養価がないのであげる価値がありません。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]([Raw Dog Food]ではあげても良いと記述されていますが、やはり栄養価はなしとされています)
  • 最も避けるべき野菜はルバーブとオニオンです。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • シュウ酸を含む野菜、例えばほうれん草やチャードなどは、ごくたまににしてください。
  • キャベツ・ケール・カリフラワー・ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜はあげすぎると甲状腺機能の低下を引き起こしますので、野菜全体の25%以下にします。[Natural Nutrition for Dogs and Cats][Raw Dog Food][The Encyclopedia of Natural Pet Care]
  • 地上野菜のあげすぎはウンチを柔らかくして、pHバランスを崩すことに繋がりますので注意です。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • 犬は植物のセルロースを分解できませんので、ピューレ状にして与えるのが最も効果的です。(草食動物の胃の中の状態にして与える)[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • ナス・トマト・ペッパー(ピーマン)・ポテトなど、イヌホオズキ科の野菜は、関節炎など、関節に問題のある子には避けた方が良い食材です。[Raw Dog Food]

 

果物を選ぶ
 
  • 各季節ごとのフルーツをあげてください。但し、ちゃんと熟したものを与えるようにしてください。丸ごとのリンゴ・オレンジ・洋ナシ・バナナ・グレープ・ベリー類・パパイヤ・アプリコット(種は除く)・プラム(種は除く)・マンゴ・キーウィなど、全て生であげてください。[THE BARF DIET]注:この文献ではグレープもあげて良いと書かれています([Holistic Guide for Healthy Dog]でもレーズンをチョイスされています。)が、ASPCAではグレープは犬には毒性があると述べられています。(種のオイルやエキスは安全です)

 

穀類は与えない?
 
  • 犬も猫も穀物に含まれる栄養分は必要としません。炭水化物や穀物から得られるエネルギーを必要としないのです。エネルギーは生命の源です。犬や猫にとって「種の適切なエネルギー源」は脂肪が最適であり、そのエネルギーを引き出すのに必要なのがタンパク質なのです。野生の獲物の胃の中には草や樹皮、昆虫、根、木の実、種などが入っていますが、現代のような穀物は入っていません。これはつまり犬や猫は穀物を食べる種ではないということです。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • 穀物は体内で糖分となり、これはイーストの餌となることで体内のイースト菌を異常に増殖させます。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • 穀物は粘液形成で多くの健康上の問題、例えば、鼓腸、関節障害、消化不良、および消化異常の原因となる可能性があります。栄養学のDr.Russell Swiftは、穀物を肉食動物に与えると彼らの免疫システムとすい臓が弱められ、また、歯石の原因ともなると述べています。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • 穀類を推奨する文献ではこんな記述もあります。炭水化物は甲状腺、肝臓、心臓、脳、神経にグリコーゲンが必要とする考え方です。しかし犬によっては消化吸収できにくいとも述べられています。この文献ではオーツ麦や蕎麦を朝与える食事を勧めています。ライス(ブラウンライスを含む)は病気からのリカバリー期にだけ与えるようにします。[Holistic Guide for Healthy Dog]
  • 炭水化物のあげすぎを否定しているのは生食の文献だけではありません。炭水化物は安価なエネルギー源であり肉食に比べてきわめて栄養価が低いものです。そして炭水化物は体重を増やします。最近の研究は、高炭水化物と低脂肪の食事は減量にとって効果的な食事ではないとされています。 犬が太るなら、代わりに、高タンパク質、適度の油、低炭水化物の食事を与えてください、そして、運動を徐々に増加させてください。また多くの健康上の問題は高炭水化物と関係しています。もしもあなたの犬がアレルギーや関節炎、けいれん(癲癇)、尿漏れ、外耳炎、消化不良などがある場合は、症状が緩和するまで穀類やスターチな炭水化物を避けて下さい。[The Healthy Dog Cook Book]

 

イーストについて
 
  • 犬や猫はイースト菌を体内で利用できないために消化器官や泌尿器に問題を引き起こします。イーストはまたリンを多く含みますのでカルシウムとリンのバランスの崩れを引き起こします。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]注:ブレーワーズイーストやニュトリショナルイーストは多くの文献で有効とされていますが、この文献ではあげるべきでないものとして記述されています。

 

乳製品について
 
  • ほとんどの文献がヨーグルトを勧めていますが、唯一[Natural Nutrition for Dogs and Cats]だけは乳製品を避けるべきと述べています。その理由は、牛乳は乳牛にホルモン剤を打ち続けて生産するものだから。この部分はrBSTの問題がクリアになったので我が家では問題視しないことにしました。

 

卵について
 
  • 卵は犬にとってパーフェクトなバランス栄養食です。生でも軽く茹でても、殻ごとあげてください。[Raw Dog Food]
  • 放し飼いの鶏の卵の方が養鶏場の卵よりもオメガ3の含有量ははるかに多いです。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]

 

リンゴ酢
 
  • リンゴ酢は1000年近くの歴史のある健康食品です。殺菌力に優れた自然な抗生物質であり、関節炎を緩和し、消化剤の役目をし、コレステロールを下げ、それ以上の効果は犬自身が知っているはずです。リンゴ酢はunpasteurized(非低温殺菌していないもの)を選びます。[Raw Dog Food]
  • 必ずunpasteurizedの生のリンゴ酢を選んでください。オーバープロセスされた透明のリンゴ酢はリンゴ酢の死骸のようなものです。[The Encyclopedia of Natural Pet Care][The Holistic Dog Book]

 

ケルプ
 
  • ケルプは微量ミネラルとアミノ酸を豊富に含み皮膚とコートの改善に役立つとともに甲状腺機能低下に有効です。深い海で採れたピュアなものであることを確認して選んでください。サプリメントとして週に2回与えてください。あげすぎに注意です。[The Holistic Dog Book]
  • ケルプはビタミンA,B1,B3,B5,B6,B9,B12,C,E,亜鉛、ビオチン、ブロメイン、カルシウム、コリン、銅、イノシトール、イオダイン、PABA、ポタシウム、セレニウム、ソディウム、サルファー、微量ミネラル、食物繊維が豊富な食材です。含まれるイオダインは腺と臓器、特に甲状腺と肝臓に非常に有効です。ケルプはまた増毛、甲状腺腫、肥満、関節炎、心臓循環障害、ミネラル不足などに有効であるとともに、抗がん作用、抗リウマチ作用、抗炎症作用に優れています。ケルプはまたグラム陰性菌、グラム陽性菌の両方に効果のある抗菌作用を持ちます。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]

 

アルファルファ
 
  • アルファルファはビタミンA,B1,B3,B5,B6,B12,C,D,E,K,U,βカロチン、ビオチン、葉酸、カルシウム、リン、ポタシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、タンパク質、微量ミネラル、食物繊維が豊富な食材です。また、グラム陰性菌に対して効力のある抗菌力を持つとともに抗がん作用もあり、エックス線からの細胞のダメージを最小限に防ぎます。また、体内浄化にも使用されるハーブで、腸内環境を整え、消化管出血を抑え、糖尿病や潰瘍、関節の炎症を予防する効果もあります。オーガニックのものでパウダーになったものを選び、ケルプと1:1で与えます。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]

 

EFA
(必須脂肪酸)
 
  • EFA(Essential Fatty Acid=必須脂肪酸)は健康な皮膚、コート、関節、心臓になくてはならないものです。また脳に非常に高濃度で発見されるものです。必須脂肪酸は生で加熱していないものを選びます。熱・光・酸素は必須脂肪酸を非常に有害なトランスファットアシッド(トランス脂肪酸)に変化させてしまいます。(トランスファットアシッドは免疫力を低下させ、再生機能を低下させ、心臓循環系と肝臓ににダメージを与え、酵素を遮断してフリーラジカルを増やす非常に有毒な物質です)[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • EFAは魚、フィッシュオイル、家禽類、植物油、深い緑色の野菜、卵、生の種子類に含まれます。特にフラックスシードオイル、ヘンプシードオイル、フィッシュボディオイル、強化餌を与えられた卵などは特に有効なオメガ3ソースです。動物に与えるのであればフィッシュオイルとフラックスシードオイルが最もクオリティの高いオメガ3サプリメントです。ヘンプシードオイルとフラックスシードオイル、その他、植物油はオメガ6も含んでいます。もしもあなたの犬が甲状腺機能亢進症であれば植物ベースのものよりも動物性のものがより効果的です。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]

 

ナッツ類
 
  • 少量ですが生のナッツ類、スクワッシュやメロンの種をあげる時もあります。[Raw Dog Food]

CoCoちゃんの食事への取り入れ(実践)

 
  • チキンバックは買いに行ったのですが、生食初心者のママにはえぐすぎて却下。でも「えぐい作業」にも少しずつ慣れてきたので次回は買ってくるぞ!です。プラスマッスルミートとしてマグロやサーディン、クックしたお肉をあげたりもします。
  • うちでは朝は生パテ(最初はチキンやダックから始めましたが、夕食のお肉はチキンが扱いやすいので「これではチキンダイエットだ」と思い、現在は朝食はラムを選んでいます。次回はバイソンや鹿肉など、今後も朝食のお肉はバラエティに富んだもので「家庭で骨をグラインドしたりできないようなもの」を選ぶつもりです。市販のものを買うことイコールお家で出来ないことや手に入らないものの補充と考えます)
  • 夕ご飯にネック(軟骨付き)または手羽(細い骨付き)または腿の部分(やや太い骨付きですがハンマーで砕きます)+卵(ケージフリーまたはオーガニック)やお魚(うちは現在、塩分の添加していないサーディンの缶詰です)やチキンの腿肉や胸肉(マッスルミート)、砂肝(キッチンハサミで細かく切ります)をあげています。お肉や内臓は抗生物質や成長ホルモンを使っていないものを選んでいます。オーガニックのお肉となるとバカ高いのでそこまではこだわらず、その代わりにお野菜と果物類は全てオーガニックのものを選びます。
  • 生の内臓肉は次の難問(ママにとって)なので、今はPPCのポークレバーをおやつであげています。マガジン発行後、「生の砂肝だったら大丈夫!(ママが触れるという意味)」と気がついて、11/18から生の砂肝を追加し始めました。(11/20追記)
  • 初回のお肉は2週間分買ったのですが、そろそろハリケーンシーズンも終わり停電の心配もなくなるので、次回はちょっと大量に買って「1カ月以上フリージング」をしようと思っています。もちろんGSEやリンゴ酢も使います。(かなり神経質)
  • お野菜や果物は食事に加える分としてはピューレにしてあげていますが、うちでは、現在はダンデリオンリーフ・ガーリック・イタリアンパセリ・ブロッコリー・ニンジン・洋ナシ・リンゴ・柿などを加えています。ピューレにする時もお水だけでなくリンゴ酢も加えてブレンダーにかけます。キャロットトップも時々あげています。バナナもおやつであげています。(できれば朝食のパテに入っていないものを選ぶとバラエティに富んだものとなります)
  • サーディンは塩を加えていない水煮、卵はオーガニック卵だったりケージフリーのオメガ卵だったりです。
  • 卵はオーガニックのものを選んで、半熟~ハードボイルドにしてあげています。殻も細かく細かく刻んで一緒に食事に加えます。卵の殻は重要なカルシウム補給食材だけど一般に売られている卵は賞味期限を延ばすために殻の周りに保存料を噴霧されている場合が多いので注意です。なのでうちではたとえオーガニック卵でもメーカーさんに電話して保存料が噴霧されていない事を確認してから使います。
  • リンゴ酢のオーバープロセスされたものは透明で濁りがありませんがunpasteurizedのものは濁っていて、底にはオリが溜まっています。お酢と言えばクリアものというイメージが強いので最初は驚きますがこれが「生きたお酢」なのです。クリアなものは殺菌されているために含まれる酵素などは働く形では入っていません。生のリンゴ酢には細菌やバクテリアをやっつける力があります。感染にも効果がありますし、消化も助けてくれますし、スタミナにもなってくれますし、関節炎や結石も予防してくれますので、マルチ健康食品です。
  • ケルプパウダーはカナダ産のオーガニックのものを1/8Tsp、アルファルファはUSA産のオーガニックのパウダーを1/4Tspあげるようにしています。ケルプパウダーを探してて驚いたのが、そのほとんどが中国産なのです。海としては日本と近いけど、工業水による汚染が怖いのでこういった部分にまで神経質になってしまいます。
  • EPAはうちでは酸化しにくく冷蔵庫で保存するタイプのフラックスシードオイルをあげています。オメガ3の多い卵やサーディンを多く加えるときはあげません。
  • 乳製品に関して上記の記述を読んでからヨーグルトを一時中止していた我が家。いつもヨーグルトを作るために買っていたオーガニックミルクのサイトに「What is rBST or rBGH?」という記事が載っていました。わざわざ記載しているということはオーガニックのものはこういったホルモンさえも使用していないのだろうとちょっと安心。これからはヨーグルトも再開しようと思っています。現在、ケフィアの塊を買ってきて作るかオーガニックのヨーグルトを種にして作るか検討中。
  • 穀類は問題視する文献が多いので、うちでは食事には加えていません。チュ~ちゃんの食事にはたまに加えてはいましたが主食はやはりタンパク質でした。チュ~ちゃんの朝食はパワーバーでしたがタンパク源も一緒に焼きこみ、レバーと一緒にあげていました。CoCoちゃんのおやつでクッキーをあげたり、ちょっとパスタをあげたりする程度は問題にはならないのでたまにあげています。[Raw Dog Food]の著者もピザの耳などをあげていますし(穀物を問題視する考え方が多いので「シィイイイ~実は穀物もあげています」というタイトルですが)他の文献でもパスタやグレインミックスなどをあげている記述があります。我が子に健康上の問題がなければあまり神経質にならないで、しかしあくまで副食の感覚であげるのはオッケーといった感じです。ただ、量をあげすぎると上記のような問題を引き起こす可能性があるので注意です。
  • ナッツ類はうちではあげていません。栄養価が高ければ今後考えます。
  • サプリメントはリキッドサラダを時々、消化酵素AGEを時々使っています。(移行期に使っていたパピー用の総合サプリは骨付き肉をあげ始めてから止めています)ちょっと涙やけが出てきているので経過を見て今後マルチビタミンを追加する予定です。

 

 

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iiko.gif  断食って必要なの?

 

いろいろな文献で断食を勧めていますが、どうなのかな?
・・・と、トライアルで1回だけやってみて考えました。

 

断食って必要?不必要?

 

必要とする考え方
 
  • 断食は野生の肉食動物にとって通常のことで、断食によって消化に使用されるエネルギーが身体の他の場所で使用されるようになります。 こういった理由から病気の場合は動物たちは本能的に自然に断食するのです。 病気でない時であっても、断食は、身体を浄化して回復するのを助けます。犬においてもネコにおいても生後1年以上の子には1週間に1日、生後1歳以下の場合は1週間に1度半日、胃腸を休めるために絶食を勧めます。(水だけ与えます)但し、病気の場合は経験豊富な獣医の監督下で断食するべきです。[Natural Nutrition for Dogs and Cats]
  • 4カ月を過ぎたら1週間に1回半日または1日の断食をさせるべきです。[The Encyclopedia of Natural Pet Care]

 

不必要とする考え方
 
  • 断食による成果の実感がないので、うちの犬には断食はさせていません。(この文献の作者はジャーマンシェパードミックスとロットワイラーなど大型犬の飼い主です)また、断食は成長の激しい7カ月以下のパピーやメタボリズムの盛んな小型犬には、獣医の勧めがない限り推奨されません。[Raw Dog Food]

考察

 

  • 断食自体は体内浄化の為に必要という理屈は、人間の断食においても同じなので理解しやすいです。
  • ただ、小型犬の場合、食事の時間がうんと開いている子はそれで充分に「半日絶食」の状態だと思われます。
  • 断食が非常に難しい場合はいつもの食事時間に気をそらすような工夫をしたり、いつもより多く遊んだり、いつもより多くなでてあげたり、お仕置きではないことをわからせてあげてください。(これって食欲大王の子にはかなり難しそうですね)

CoCoちゃんの食事への取り入れ(実践)

 
  • 7カ月を過ぎてから1度半日断食をさせてみましたが、全く問題はありませんでした。最初は「あれ?ママ忘れているの?」と思ったみたいですが、ボール遊びしているうちに忘れちゃいました。ただ、目の前でご飯を食べたり匂いがしたりすると可愛そうなのでママも付き合って半日絶食でした。・・・でも時々は前日の夕方のご飯時間と翌朝のご飯時間がうんと開いているのでそれだけで小型犬に必要な半日絶食になっているね・・・と、その後はやっていません。(ママが付き合うのが辛いから、というのもアリ?ま、ママの身体にも良いのかもしれませんが・・・)

 

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21年ぶりのパピー育てに基本に戻っていろいろな文献を再検討してみました。
ここ2カ月間、毎日寝る前にいろいろと読み比べていたのですが、
いざこうして文章にまとめると「あれ?あの記述はどの文献に書かれていたっけ?」
あっちを探したり、こっちを探したり、「索引」のない文献はギブアップ・・・
なので全てを書ききれてはいません。
思い出したらまた追記してゆきますね。
 
親バカなブログにCoCoちゃんの毎日の食事や覚書も載せていますので
そちらもチェックしてみてくださいね。
例えば検索で「卵」とか「ヨーグルト」とかと入れるとそれに関する記事が出てきます。
毎日の気付きのメモ代わりにもなっているブログです。
 
Pawな日々 ~CoCoちゃんの成長日記とマイアミのことなど~
これからはおんもは木枯らしの季節ですが、みんな運動不足にならないように
お天気の良い日はお散歩も欠かさずに元気な筋肉犬で過ごしましょうね。

チビ犬のCoCoちゃんも毎日強制的にお散歩に行っています。
お散歩に行くのがあまり好きでないので、コンドの外の道までは抱っこして連れ出します。
行きはしぶしぶですが、帰りは嬉しくてダッシュダッシュです。
帰って来てからもボール投げの催促が止まりません。
パピーのエネルギーってすごい!!です。疲れ知らず~~!!
ママも体力つけなくちゃ、ついてゆけないです~!
 
CoCoちゃんはお座りやお手、伏せ、ハイファイブなどのコマンドが出来るようになりましたが、
ボール投げろ、おしっこちゃんとできたから見に来て褒めて、お腹なでろ、ご褒美下さい、遊んで、
そんなコマンドを与えられて、より忠実に動いているのは実はママの方だったりします。
みんなの所も同じかな~?ママが翻弄されてるのはうちだけ?

 

気温がぐんと下がってくるこの季節ですが、
寒くなってくる季節は温かいわんこたちをいっぱいハグハグ!ですね。
一緒にぬくぬくにほのぼのハッピーハッピーに過ごしてくださいね。
 
Nov.2009

 

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