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  5. 食事の基礎知識 -カロリーと必要栄養素
 6月 15, 2003  PawPawClub, PawPawお勉強室  手作り食と食材・栄養のこと,  * 栄養素のこと, * 食事の基礎知識

chuchu-from-kakomie.jpg 食事の基礎・カロリーと必要栄養素・毒となる食べ物

 

今回は「食事の基礎知識-その1-カロリーと必要栄養素、毒となる食べ物」です。

最近、完全手作り食の方に加えてドッグフードに少しお野菜などを足してみてる方が増え、
いろいろとご相談メールを頂くことが多くなってきました。

栄養素の必要量もわからないので不安、過剰症が心配という方も多くいらっしゃり
必要な栄養素の摂取目安に加え、少しずつ食品について勉強してみようと思います。
そして食品の力を知ることで手作り食の方にもちょっと足す方にもお役に立てれば嬉しいです。

全てを一度に!は、無理なので、まずは摂取カロリーと必要栄養素の目安、
ASPCAの提唱するポイズンとなる食品から入ってゆきます。

2回目からは、各必要栄養素の詳しい働きと、食品に含まれる量から何をどれだけ食べれば
1日に必要な量が取れるのかなどを一つ一つについてお勉強したいと思います。
じっくりと具体的な食品を取り上げ、その効果などもこれから一緒にお勉強しましょう。

ベーシックを知っていれば工夫や上手な手抜きの目安になりますよね。
そんな意味でいいかな・・・なんて思いました。
ベーシックをきちんと知った上でアバウトに気楽に楽しく取り組みましょう。

パーフェクトを目指して完全手作りをお勧めしているのではなく、フードに何を足せばいいかなど
忙しいママにも気軽に取り入れられる内容でありたいと思っています。
食品のことが理解できたら病気と食事のポイントなども考えてゆきたいと思います。
最後には、楽しいメニューも載せてカロリーや栄養素が少しでも計算できるようになるように
一緒にちょっとずつお勉強しながら頑張りましょうね。

  

pop-line-middle.gif

 

 基礎の基礎・1日の必要摂取カロリーって?

 

ちょっと目がチカチカしちゃうかも~ですが、
なるべく正確に知りたい方も多いと思いますのでこんな表を探してきました。
チビわんもデカわんもぜ~~んぶオッケー!なアダルトドッグの必要カロリー表です~!
 
ただ、これは標準的なアダルトドッグのカロリー表です。年齢やコンディションによって変わりますので
あくまで「一般の目安」と思ってくださいね。この表はあくまで「成犬でアクティブドッグの場合」を基準としています
自分ちのわんこの体重と必要カロリーをチェックしたあとは、じぃ~~と長い間見つめないでね。頭が痛くなってきます。(笑)
 
1.0 lb = 約450gです。
 5.0 lb = 2.3kg 10.0 lb = 4.5kg 20.0 lb = 9.0kg ・・・と、換算してくださいね。
 

メインテナンスカロリー

 体重/lb

 カロリー

 体重/lb

 カロリー

 体重/lb

 カロリー

 体重/lb

 カロリー

 体重/lb

 カロリー

 体重/lb

 カロリー

 1.0 lb

 70

 31.0 lb

 908

 61.0 lb

 1508

 91.0 lb

 2035

 121.0 lb

 2520

 151.0 lb

 2976

 2.0 lb

 115

 32.0 lb

 929

 62.0 lb

 1526

 92.0 lb

 2052

 122.0 lb

 2536

 152.0 lb

 2990

 3.0 lb

 157

 33.0 lb

 951

 63.0 lb

 1545

 93.0 lb

 2069

 123.0 lb

 2551

 153.0 lb

 3005

 4.0 lb

 195

 34.0 lb

 973

 64.0 lb

 1563

 94.0 lb

 2085

 124.0 lb

 2567

 154.0 lb

 3020

 5.0 lb

 231

 35.0 lb

 994

 65.0 lb

 1581

 95.0 lb

 2102

 125.0 lb

 2582

 155.0 lb

 3034

 6.0 lb

 265

 36.0 lb

 1015

 66.0 lb

 1599

 96.0 lb

 2119

 126.0 lb

 2598

 156.0 lb

 3049

 7.0 lb

 297

 37.0 lb

 1036

 67.0 lb

 1618

 97.0 lb

 2135

 127.0 lb

 2613

 157.0 lb

 3064

 8.0 lb

 329

 38.0 lb

 1057

 68.0 lb

 1636

 98.0 lb

 2151

 128.0 lb

 2629

 158.0 lb

 3078

 9.0 lb

 359

 39.0 lb

 1078

 69.0 lb

 1654

 99.0 lb

 2168

 129.0 lb

 2644

 159.0 lb

 3093

 10.0 lb

 389

 40.0 lb

 1099

 70.0 lb

 1672

 100.0 lb

 2184

 130.0 lb

 2660

 160.0 lb

 3108

 11.0 lb

 417

 41.0 lb

 1119

 71.0 lb

 1690

 101.0 lb

 2201

 131.0 lb

 2675

 161.0 lb

 3122

 12.0 lb

 445

 42.0 lb

 1140

 72.0 lb

 1707

 102.0 lb

 2217

 132.0 lb

 2690

 162.0 lb

 3137

 13.0 lb

 473

 43.0 lb

 1160

 73.0 lb

 1725

 103.0 lb

 2233

 133.0 lb

 2705

 163.0 lb

 3151

 14.0 lb

 500

 44.0 lb

 1180

 74.0 lb

 1743

 104.0 lb

 2249

 134.0 lb

 2721

 164.0 lb

 3166

 15.0 lb

 526

 45.0 lb

 1200

 75.0 lb

 1760

 105.0 lb

 2266

 135.0 lb

 2736

 165.0 lb

 3180

 16.0 lb

 553

 46.0 lb

 1220

 76.0 lb

 1778

 106.0 lb

 2283

 136.0 lb

 2751

 166.0 lb

 3195

 17.0 lb

 578

 47.0 lb

 1240

 77.0 lb

 1796

 107.0 lb

 2298

 137.0 lb

 2766

 167.0 lb

 3209

 18.0 lb

 604

 48.0 lb

 1260

 78.0 lb

 1813

 108.0 lb

 2314

 138.0 lb

 2781

 168.0 lb

 3223

 19.0 lb

 629

 49.0 lb

 1279

 79.0 lb

 1831

 109.0 lb

 2330

 139.0 lb

 2796

 169.0 lb

 3238

 20.0 lb

 653

 50.0 lb

 1299

 80.0 lb

 1848

 110.0 lb

 2346

 140.0 lb

 2811

 170.0 lb

 3552

 21.0 lb

 677

 51.0 lb

 1318

 81.0 lb

 1865

 111.0 lb

 2362

 141.0 lb

 2826

 171.0 lb

 3267

 22.0 lb

 702

 52.0 lb

 1338

 82.0 lb

 1882

 112.0 lb

 2378

 142.0 lb

 2842

 172.0 lb

 

3281

 23.0 lb

 725

 53.0 lb

 1357

 83.0 lb

 1899

 113.0 lb

 2394

 143.0 lb

 2857

 173.0 lb

 3295

 24.0 lb

 749

 54.0 lb

 1376

 84.0 lb

 1916

 114.0 lb

 2410

 144.0 lb

 2872

 174.0 lb

 3309

 25.0 lb

 772

 55.0 lb

 1395

 85.0 lb

 1934

 115.0 lb

 2426

 145.0 lb

 2887

 175.0 lb

 3324

 26.0 lb

 795

 56.0 lb

 1414

 86.0 lb

 1951

 116.0 lb

 2442

 146.0 lb

 2902

 176.0 lb

 3338

 27.0 lb

 818

 57.0 lb

 1433

 87.0 lb

 1968

 117.0 lb

 2457

 147.0 lb

 2916

 177.0 lb

 3352

 28.0 lb

 841

 58.0 lb

 1452

 88.0 lb

 1985

 118.0 lb

 2473

 148.0 lb

 2931

 178.0 lb

 3366

 29.0 lb

 863

 59.0 lb

 1471

 89.0 lb

 2002

 119.0 lb

 2489

 149.0 lb

 2946

 179.0 lb

 3381

 30.0 lb

 886

 60.0 lb

 1489

 90.0 lb

 2505

 120.0 lb

 2504

 150.0 lb

 2961

 180.0 lb

 3395

 

上記の表は、[Burger (1993)]を引用しています。180パウンド以上の子は1パウンドごとに4キロカロリー足してね。
Burger方式で単純に計算式で出すと (成犬の場合)
「1日に必要な総カロリー = 125 x (体重を kg に換算したものの3乗の√√)」となります。
これは、WCPN(Waltham Centre for Pet Nutrition)の推奨する計算法となっています。
 

計算の仕方の一例

 
わんこの体重が4.5kgの子の場合 4.5を3乗します。
4.5 x 4.5 x 4.5 = 91.125
そこで、電卓の「√」キーを1回押します。√91.125 = 9.5459415
ここでもう1度「√」キーを押します。
√9.5459415 = 3.0896507 と、出ます。
これに125を掛けると、3.0896507 x 125 = 386.20633 と、なります。
これが、1日に必要な摂取カロリーとなります。
 
4.5kgの体重は、10lbに相当しますので、
上記の表の10lbのところを見てください。
多少の誤差(3カロリー)はありますが、ほぼ合っていますね。

 

こちらの表記では、「1日に必要な総カロリー = 125 x (体重の0.75乗)」となっています。
これで悩むこと10日間・・・はて?0.75乗ってなに?で、悶々と調べてもわからない。
0.75 = 3/4乗だから・・・と、3乗を4乗で割って掛けても上の表と合わない・・・なぜ?
数学の計算ページから幾何学のページまで大勘違いで調べまくり・・・お手上げ~!
で、数学の得意な人に聞いて逆算してもらい上記の計算法にたどり着きました。
いやはや、この表の裏づけだけでえらく時間がかかってしまいました。大汗・・・
 
NRC(National Research Council)の推奨レベルでは、
「1日に必要な総カロリー = 132 x (体重を kg に換算したものの3乗の√√) 」となり、
以下の表よりも5-6%高い摂取カロリーとなります。
NRCでは、犬種の違いによって摂取カロリーを78%から94%の幅を持たせています。
以下の表では、NRC推奨カロリーの94-95%となっています。
 
ただ、これはあくまで目安です。
私達だって消費カロリーの多いときはお腹いっぱい食べてカロリーを補充しますよね。
また、ダイエット中の人は、カロリー制限をしますね。
わんこも同じです。ダイエット中の子は10-20%減らして(体重オーバーの度合いによります)
身体に負担がかからない体重を維持するようにしましょう。

 

 

 

 ダイエットの子にこんな食事の仕方もあります!

 

あるメンバー様のわんこが、食事を数回に分けて食べていたのですが、
一緒に住んでる元気で問題のない子もその子に付き合って、
同じように数回に分けて食べていたら痩せてきたのだそうです。
身体も元気で全く病気でもないのに、ただ体重だけが落ちたとの事でした。
 
よくよく考えたら身体が元気で新陳代謝が正常に行われている状態であれば
常に食事が補給されていると身体がエネルギーを貯め込もうとしなくなるのかも知れませんね。
意味としては、食事制限ダイエットの失敗談の反対ですね。
確かに、お相撲さんは1日に1回ドカ喰いすることで体重をわざと増やしますよね。
エネルギー効率と身体の「次は、またいつ食べられるのかわからないので
脂肪としてためておかなくちゃ」という反応を使っているのかも。
 
、、、と、こんなお話をオーバーウェイトのわんこ飼いのお友達にしたら
さっそく1日数回の食事(1日量を数回に分けてあげる)に変更したそうです。
成果の報告は・・・まだ来ていません。期待しているのですが・・・。
が、確かに一理あると思ったのと、消化にはいい方法なのでここに書かせていただきました。

 

 

 

2歳以下のアダルトな子は3-7歳の子よりも10-20%余分なカロリー摂取が必要です。
また、7歳以上の子では逆に3-7歳の子よりも20%低いカロリー摂取となります。
成長期のパピーでは、その体重を成犬の50%以下、51%以上の大きさから計算します。
 

成長期のパピーの離乳食必要摂取カロリー

 体重50%以下まで

 1日に必要な総カロリー = 264 x (体重を kg に換算したものの3乗の√√)

 体重51%以上

 1日に必要な総カロリー = 198 x (体重を kg に換算したものの3乗の√√)

 

 

妊娠中や授乳中のママわんこには、パピーの成長分のカロリーを足してあげます。
授乳期はパピーの成長に合わせておっぱいをあげる量も増えますので
その分消費カロリーも増えます。目安は以下のようになります。

 

妊娠期と授乳期における必要摂取カロリー

 妊娠1-4週目

 1日に必要な総カロリー = 132 x (体重を kg に換算したものの3乗の√√)

 妊娠5週目

 上のメインテナンスカロリー x 1.1

 妊娠6-9週目

 上のメインテナンスカロリー x 1.2

 授乳期1週目

 上のメインテナンスカロリー x 1.5

 授乳期2週目

 上のメインテナンスカロリー x 2

 授乳期3週目

 上のメインテナンスカロリー x 3

 

 

 

 あげてはいけない食品の基礎知識

 

以下はASPCA National Animal Poison Control Centerの定めるわんこに毒素となる食べ物です。
常識かもしれませんが復習の意味で取り上げますね。(常識で当たり前!のものも入っていますが・・・)

 

 わんこに毒性のある食べ物

 毒性因子と危険性・症状

 

オニオン&オニオンパウダー
  • 俗に言われる玉ネギ中毒です。日本では長ネギや万能ねぎ(と呼ぶのかな?普通サイズのおネギ)も入りますね。アリルプロピールジサルファイドという物質が、身体の中で血液のヘモグロビンを破壊して溶血性貧血を引き起こします。アリルプロピールジサルファイドは、熱を加えたり加工しても残るのでオニオンパウダーや加熱した玉ネギも危険です。下痢や嘔吐、ショック状態から死に至る場合もあります。

 

チョコレート
  • カフェインとテオブロミンという物質が含まれています。テオブロミンは私たち人間はその分解酵素を持っているので問題ありませんが犬はこのテオブロミ分解酵素を持っていない為に中毒を起こします。犬の身体に撮って強い毒性があるテオブロミン含有量はチョコレートの種類にって異なります(ダークチョコレートになるほど多い)が、ひどい吐き気、戦慄、下痢、心臓の動悸の促進などがあり、ショック状態になる場合もあります。
コーヒー
コーヒー抽出物の入った食べ物
  • カフェインが心臓の動悸を早め、興奮状態にさせ、あえいだり、ショック状態にさせます。
チョコレートでコーティングされた
エスプレッソビーン
  • 上記のことから「猛毒」ですね。日本ではあまりないかも、ですが、ASPCA基準に載っていたので書きました。

 

ティー
  • カフェインが心臓の動悸を早め、興奮状態にさせ、あえいだり、ショック状態にさせます。

 

アルコール
  • アルコールも心臓の動悸を早め、興奮状態にさせ、あえいだり、ショック状態にさせます。

 

マカデミアナッツ
  • 中毒症状として吐き気や下痢を引き起こします。
ホップ
(家庭用手作りビールキッドに
入っているもの)
  • ホップに関しても「手作りビール」を楽しんだりする方でない場合は一般的ではありませんね。ただ、こちらのvaterinaryジャーナルおよびハーブ関係の雑誌に警告された部分をハーブデータのホップに載せていますのでご参考になさってくださいね。
グレープ&レーズン
(ジュースやワインを含む)
  • 含まれる成分(実と皮の部分)は、腎臓障害を引き起こします。食べたとたんに吐いたり、水をガブガブと飲み、下痢をし、腎不全を起こし死に至る危険性があります。(種から抽出した油やエキスは抗酸化ハーブ扱いで有益ですが、種そのものはそのままで食べてはいけないものです。)

 

トマトの茎と葉っぱ
  • ナス科の植物はアトロピンと言うアルカロイドを含み、それが痙攣や心拍障害を引き起こす場合もあります。
  • 茎や葉っぱにはソラニンという」物質が含まれ、消化器を荒らすため吐き気や下痢を起こしたり、神経系への影響も指摘されています。トマト畑では要注意ですね。接触性皮膚炎を起こす子もいます。(確かに棘があり嫌な感じかも)
ポテトの青みをおびた部分、
茎、葉、芽
  • これらは人間にも毒性がありますね。わんこにも同じです。

 

アボカド
  • いろいろ調べたのですが、実には特に問題がないようなので、毒性は種と皮の部分だけなのだと思われます。
  • ただ「食べ過ぎる」と心筋に障害が出る場合がありますので心臓病の子には避けた方が良いかもしれません。
果物(プラム、ピーチ、
アップル、アンズ、
チェリーなど)の種
  • これらの種にはシアン化水素酸化合物が含まれるので激しい嘔吐、下痢など重篤な症状になります。(加工されて抽出成分だけというものは安全なものもあります)

 

ビターアーモンド
  • 中毒症状として吐き気や下痢を引き起こします。

 

カビなど生えた食品
  • 一見「そんなもの当然でしょ!」ですが、キッチンの生ゴミなどは要注意!カビは、震え、吐き気、ショック状態、死などの重篤な症状を引き起こします。もちろんバクテリアなどは言うに及びませんね。

 

ASPCA National Animal Poison Control Centerでは、
食品以外でもお部屋のこんなところに置いてあるこんなものが毒になりますというものを紹介しています。
英語ですが、楽しく絵で遊びながら学べるページなので行ってみてくださいね。
 
Animal Poison Control
 
日本の家庭でもご参考になる部分があると思いますので載せてみました。

 

 

 

 必要な栄養素と摂取目安

 

* 以下は NRC requirements for dogs & cats に基づいた体重1キロあたりに対する1日の必要量です。

 

 

必要栄養素

 体重1.0キロ当たりの必要量

 成長期のパピー

 アダルトわんこ

 成長期のキティ

アダルトにゃん

 カルシウム (Ca)

 320.0 mg

 119.0 mg

 400.0 mg

 128.0 mg

 鉄 (Fe)

 1.74 mg

 0.65 mg

 4.0 mg

 1.28 mg

 マグネシウム (Mg)

 22.0 mg

 8.0 mg

 20.0 mg

 6.4 mg

 リン (P)

 240.0 mg

 89.0 mg

 300.0 mg

 96.0 mg

 ソディウム (Na)

 30.0 mg

 11.0 mg

 25.0 mg

 8.0 mg

 ポタシウム (K)

 240.0 mg

 89.0 mg

 200.0 mg

 64.0 mg

 クロライド (Cl)

 46.0 mg

 17.0 mg

 95.0 mg

 30.0 mg

 亜鉛 (Zn)

 1.94 mg

 0.72 mg

 2.5 mg

 0.8 mg

 銅 (Cu)

 0.16 mg

 0.06 mg

 0.25 mg

 0.08 mg

 マンガン (Mn)

 0.28 mg

 0.10 mg

 0.25 mg

 0.08 mg

 ヨウ素 (I)

 0.032 mg

 0.012 mg

 0.017 mg

 0.006 mg

 セレニウム (Se)

 6.0μg

 2.20μg

 5.0μg

 1.6μg

 ビタミンA

 202.0 IU

 75.0 IU

 200.0 IU

 75.0 IU

 ビタミンB1

 54.0μg

 20.0μg

 200.0μg

 200.0μg

 ビタミンB2 

 100.0μg

 50.0μg

 160.0μg

 160.0μg

 ビタミンB3

 450.0μg

 225.0μg

 1600.0μg

 1600.0μg

 ビタミンB5 

 400.0μg

 200.0μg

 200.0μg

 200.0μg

 ビタミンB6 

 60.0μg

 22.0μg

 160.0μg

 160.0μg

 ビタミンB12

 1.0μg

 0.5μg

 0.8μg

 0.8μg

 ビタミンD

 22.0 IU

 8.0 IU

 20.0 IU

 8.0 IU

 ビタミンE

 1.2 IU

 0.5 IU

 1.2 IU

 0.5 IU

 ビタミンK

 2.0μg

 2.0μg

 2.0μg

 2.0μg

 葉酸 (Folic Acid)

 8.0μg

 4.0μg

 32.0μg

 32.0μg

 コリン

 50.0 mg

 25.0 mg

 96.0 mg

 96.0 mg

 

こんな表を見ても実際にどんな食品にどんな栄養素が含まれてるかわからないと意味がないですよね。
なので、次回から少しずつ食品と栄養素のことをお勉強してゆきましょう。
 
最初は、どんな食品にどんな栄養素が含まれてるの?を、ひとつずつ理解し、
病気と食事の関係などを取り上げていこうと思っています。
 
手作り食の方だけ用なの?うちはドッグフードなんだけど、、、という方もいらっしゃるかと思います。
そんな方にも食品を理解することで、ドッグフードに足せる食品などを考えるヒントになっていただければ嬉しいです。
 
ちょっとづつ、1つ1つ確実に、、、という感じで、楽しみながらお勉強したいと思っています。
みんなでお勉強しながら、一緒に健康なピチピチわんこを目指しましょうね~!

 

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 このお勉強室ではいろいろな事を真剣に、深く掘り下げて考えてゆきます。
ただ、あまりにも神経質になりすぎないで下さいね。
私たちでも1日に必要摂取カロリーを計算して食事しているわけではなく
ましてや、今日はビタミンAが250IU足りてないな、、、という風に考えて食事をしていませんよね?

あまりにもバランスが取れていないと問題ですが、神経質になりすぎても問題です。
ママが神経質になったりストレスを感じていると、わんこに伝染します。
そしてわんこも強いストレスを感じ、病気になったり問題行動を起こしたりします。

ママはその子のためにパーフェクトな食事を求め、
いろいろとフードを変えたり悩んで頑張るのだけど、
どうも症状が改善しない。そんなお話をよく聞きます。
最近はアレルギーと言われる子が激増していて、いろいろなお話を聞くたびに
ナチュラルケアで驚くほど改善する子と全く改善しないでお薬に頼らなくてはいけなくなる子とに
分かれるような気がしたりします。

結果が出るのに焦ってしまって、何も効果がないと、その子の前でため息をついていませんか?
どうして?と頭を抱えていませんか?そんなママの悩みは全てわんこに伝わります。
そして「どうして?どうして?」とわんこもネガティブになってしまいます。

「大丈夫、頑張ろうね~!今日はとにかく一緒に遊ぼう!大丈夫、大丈夫、ママがついてるぞ。
そうだ、今日はこんなもの試してみるか?!」とポジティブに明るく取り組んでください。

わんこは心や気持ちが私たち以上に読めると私は信じています。
なので本当にそう思ってないと見抜かれてしまいます。
ママが気楽にリラックスして笑顔でポジティブであること、これがなにより大切です。
なにごともほどほどに、、、で、気長にゆっくりと行きましょう。

こんなことを言うと病気の子を抱えているとそんな悠長な気持ちにはなれないと叱られるかもしれませんね。
だけど「大丈夫、絶対治してみせるからね。なぁに、心配要らないよ。大丈夫!ママに任せなさい!」
その子の前ではいつもそんなママであって欲しいなと思います。
そしてそう言っているうちに本当にそう信じられるようになります。
これは私と先住犬のチャチャの経験です。

病気の子を抱えてると悩みは尽きません。それは私自身が体験してきたことです。
だからこそ、このお勉強室が、頑張ってる子とママさんたちに少しでもお役に立てれば嬉しいです。

病気にしない、病気も早期発見で悪化させない、
日頃からおうちでできることで元気に過ごさせる、
そのために一緒に頑張ってゆきましょうね。

 

Jun.2003

 

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