チェックしよう！あんなこと、こんなこと　

肌とコート

• 毛の生えている方向と逆に指で櫛を入れる感じでチェックしてください。もしも黒い斑点のような塊がある場合はノミの喰われ痕はないか探して下さいね。
• 次にその指の匂いをチェックしてください。嫌な匂い（すえたような匂いや異臭がある場合=単なる汚れとは明らかに違う匂い）は皮膚のコンディションが低下している場合が多いです。
• コートや肌はべたついてはいませんか？
• 肌は健康な色ですか？（ピンク、肌色、グレーなど犬種によって肌の色は違います）ところどころ赤くなったりはしていませんか？炎症などはありませんか？
• フケのような肌の老廃物がコートに絡まったりはしていませんか？もしもあった場合は塊になっている部分はありませんか？
• 最近毛が薄くなってきたということはありませんか？（毛の生え換わりの時期やお産のあとのママわんこの脱毛は正常です）
• コートに光り輝く艶がありますか？
• 身体をじゅうたんなどにこすりつけるしぐさや痒みを訴えていませんか？
• イボのようなものはできていませんか？

お目眼

• 光に当てて見てしっかりと澄んで潤ったお目眼ですか？表面は白く濁っていませんか？
• お顔の真横からやや後ろに手をかざして反応がありますか？（視野狭窄はありませんか？）
• 涙やけがひどくなったなど気になる変化はありませんか？
• 前足でお目眼をかいたり、床に顔をこすりついけたりしていませんか？
• 眼がしらにある眼と目頭をつなぐ部分が腫れていませんか？
• 下まぶたを指で押し下げてアッカンベーをさせてみてください。まぶたの内側が赤く炎症を起こしているようなことはありませんか？

お耳

• お耳の穴はきれいですか？ワックス状の汚れや赤黒い汚れはありませんか？
• イーストのような匂いはしていませんか？
• お耳の穴は腫れていませんか？
• あんよでお耳をしきりに掻いていることはないですか？
• しきりに頭を振ったりしていませんか？

• 歯肉は健康なピンク色をしていますか？手で押して痛がる場所はありませんか？（歯磨きをしている子はわかりやすいですね）
• 息は臭くありませんか？歯茎から膿が出たりはないですか？
• 歯茎からの出血はありませんか？よだれの量が増えていませんか？
• ぐらぐらする歯はありませんか？歯と歯茎の間に隙間があいたりしていませんか？
• 固いものでもバキバキとしっかり噛めますか？

• お鼻はしっかり湿っていますか？
• お鼻の色が薄くなってきたようなことはありませんか？
• 最近しきりにお鼻を舐めるという動作はありませんか？

• 肉球は適度にしっとりとした潤いと弾力がありますか？
• 寒さや乾燥でひび割れなどないですか？
• 肉球の間の毛は伸びすぎていませんか？滑らないようにカットされていますか？
• 爪を切る時に爪が割れやすくなってはいませんか？
• 爪は伸びすぎていませんか？爪が伸びる速度が速くなったと感じませんか？

• 背骨にそって手で触れてみてください。脊髄までしっかり触れる場合は痩せすぎです。この場合は肋骨もはっきり見えます。
• 逆に背骨は触れず、肋骨も触れない程度になってくるとおデブ傾向があります。
• ベスト体重は骨格の大きさによりますが、背骨も肋骨も適度な脂肪に覆われているけれど腰のくびれはちゃんとあるといった体型がベストです。

• 関節を動かしてみてポキポキ（またはゴリゴリなど）と音がしたりしませんか？
• 背骨はまっすぐですか？
• 筋力の衰えはないですか？段差などはしっかり登れますか？
• 歩き方は今までと変化はありませんか？バランスは大丈夫ですか？

• 食欲は落ちていませんか？嗜好が変わったなどの変化はありませんか？
• 食べたものはしっかり消化されていますか？
• 食前・食後の嘔吐はありませんか？
• ウンチくんは元気ウンチですか？毎日ちゃんと出ていますか？

• おしっこの色や量、回数は変化がありませんか？
• おしっこはスムーズに出ていますか？
• お水を飲む量が減ってはいませんか？逆に極端に増えたりしていませんか？

• 最近いびきをかくようになったなどの変化はありませんか？
• お散歩や遊びの中で息切れをしているような兆候はありませんか？
• お咳などの症状はありませんか？
• 運動後に舌の色が白くなったりといったことはありませんか？

• 以前よりも分離不安になっていませんか？
• 遊びに興味がなくなったり、何事にも無関心になってはいませんか？

  お家で気をつけるちょっとしたことなど　

• 毎日のブラッシングやお風呂はきれいにする目的ですが、それはつまりコートについた汚染物質をしっかり取り除くという意味から必要です。
• ノミやダニ予防のお薬は強くて身体に負担になるものもあります。できるだけ身体に優しい自然のものを使用し、強い化学物質のものは避けましょう。
• 食事はできる限りナチュラルな食材を選びたいもの、できればオーガニック食材がベストです。
• お肉もナチュラルミートやオーガニックのもので、抗生物質や成長ホルモンなどをできる限り使わないで育てた安心なものを選んでください。
• ビタミンA,C,Eとカルシウム、亜鉛など汚染物質の浄化にかかわる栄養素をしっかり摂りましょう。
• お水はフィルターを通したものか浄水をあげてください。（ミネラルウォーターは病気によっては避けなくてはいけない場合があります）
• アレルギーのある子などにはナチュラルファイバーのベッド（オーガニックコットンなどのベッド）はベストチョイスです。
• わんこは私たちよりもより床に近い所の空気を吸い込んでいます。足もとにたまりやすい埃を吸い込みやすいという意味でもわんこたちの吸い込む空気の浄化のためにお掃除はまめにしてくださいね。
• 私たちが不快と感じる匂いでもわんこたちにはたまらなく魅力的な匂いもあります。たとえば足の匂いなど好きな子が多いのです。しかし靴は外を歩いて来ていろいろな菌が付着していますので齧らせたり遊ばせたりしないで下さいね。
• ダニの恰好の住処となりやすい毛足の長い敷物を避けて下さい。もしも既にある場合は掃除機をこまめにかけたり、日に干したり、蒸気消毒をしてください。床は拭いてきれいにできる木の床やタイルの床、マットも洗えるタイプのものがお勧めです。
• 空気洗浄効果のある観葉植物（わんこに毒とならないもの）をお部屋に置きましょう。空気洗浄機でももちろんかまいません。マイナスイオン効果のあるものを置いてもいいでしょう。
• 洗剤や掃除用具などはわんこの手の届かない所に保管してください。（戸棚なども開けられないのが原則です）特に分別のつかないパピーの時期は特に注意です。
• テレビの傍、電子レンジの傍、コンピューターのモニタの傍、電気毛布や電気ヒーターの傍、その他の電気プラグの傍では絶対にわんこを寝かさないでください。（電磁波の問題と感電の問題から）
• 診察でレントゲンを撮らなくてはいけない場合もできるだけ最小限に。
• 直射日光に当てすぎないようにしましょう。（特にオゾン破壊地域では要注意です）

　セクション A　

チェックポイント

不健康・・・・・・・・・・健康

 

コート （1 = 乾燥気味・脱毛あり・艶がない

・・・5 = 腰があり、艶があり、触って気持のよいコート）

 

皮膚コンディション （1 = 赤みがある・発疹や痒み・炎症がある

・・・5 = 健康でクリーンな皮膚）

 

体重 （1 = 極度の肥満体・極度の痩せた状態

・・・5 = しっかり引き締まったベスト体重の維持）

 

エネルギーレベル （1 = エネルギー不足・動きたがらない

・・・5 = 活気があって生き生きとしている）

 

メンタルヘルス （1 = 憂鬱・脅え・心配症など

・・・5 = ハッピーで環境に適応できている）

動きの容易さ （1 = 動きが遅い、痛みを伴う、動きに制限がある

・・・5 = 損傷なし・問題なし）

 

過去6か月の家庭生活 （1 = 家庭内でもめごと・離婚・家を失う・

家族の死・一緒に住んでいたペットの死など・・・5 = 特に変化なし）

 

エクササイズ （1 = 運動なし・静かに過ごす

・・・5 = とてもアクティブに野外でしっかり運動する）

 

食事 （1 = スーパーマーケットブランドのドライフードや缶フード

・・・5 = 手作り食やバランスのとれた生食）

トータルポイント