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  5. アレルギー?!(基礎編)
 5月 15, 2001  PawPawClub, PawPawお勉強室  病気のケア, 毎日のケア・元気に過ごすヒント,  * 病気と家庭でできること

 
  スマホでは横にして見て頂くと読みやすいです 
 

chuchu-from-kakomie.jpg アレルギー?!(基礎編)

 

最近あちらこちらでよく耳にする「アレルギー」、昔より増えているのは何故?
ノミやダニ、ハウスダストによるもの、フードによるもの、とアレルゲンもさまざま。
痒みや脱毛、皮膚の発疹、赤み、免疫反応の出方もさまざまですね。

アレルギーの子はそれぞれちゃんと獣医さんに相談して、
アレルゲンテストをされていると思いますので、
ここではお家でもできるこんな事あんな事をご紹介します。

 

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book01.gif   こまめにお掃除をしましょう

まずノミやダニ、ハウスダストのアレルゲンを追放しましょう。
畳や絨毯やわんこベッドはお天気のいい日にブラインドや窓を開けて
しっかり太陽にあてましょう。
湿気がこもる梅雨の季節は特に気をつけて。

 

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book01.gif   毎日のブラッシングで全身チェック

1日のうちで一番ゆったり出来る時間にリラックスブラッシングを。
10分でもいいので、ブラッシングは毎日続けて下さいね。

アレルギーはまず皮膚症状に現れます。
ブラッシングは血行をよくすると同時に皮膚観察の重要な時間です。
発疹が出来ている場所はないか、赤くなっている場所はないか、
しっぽの付け根、首の回り、内股、耳、目の回り、
すみずみまでしっかりチェックして下さいね。

毎日チェックしていれば、その時に「あれ?今日なにか変わった事したかな?」と
アレルゲンの発見もいち早くできます。

 

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book01.gif  あんよを洗ったあとは、Pawは乾燥させてね

お散歩に行った後で、あんよを洗ってもらう室内犬は、Pawの間も要チェックです。
これからの季節、いつまでもじくじく濡れていると細菌の繁殖の場になりますよ。
しっかり乾かそう。

 

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book01.gif  シャンプーは充分に流そう

多くのシャンプー剤に含まれている人工の発泡物質もアレルギーの原因になります。
人工発泡成分のないシャンプーを選んであげて下さいね。

そして、すすぎは十分に!
特に内股のあたりはシャンプー液が残りやすいので要注意です。

それと、、、シャンプーは薄めて使うのが原則ですよ。
刺激が少ないし、経済的だし、一石二鳥です。

シャンプーのしすぎも皮膚の自然な免疫力を低下させます。
毎日のブラッシングはわんこにとってシャワーのようなもの。
シャンプーは2週間に1回で充分です。

 

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book01.gif  ウンチを観察しよう

ストレスもアレルギーを誘発する大きな原因の一つです。
私たちはストレスは胃に来ますね。神
経性胃炎とか、ストレス性潰瘍とか、、、。

わんこたちは、ストレスが、まず「大腸」に来ます。
「神経性下痢」が多いのはそのせい。
ストレスからお腹を壊す事って意外に多いそうです。

「毎日のウンチは健康状態を語る」です。しっかりチェックしましょう。
ウンチはいろんな事を教えてくれる健康のバロメーター。
「自分のわんこの健康ウンチ」はきちんと把握しておいてね。
注意深くやればみんなできるよ!大丈夫!大丈夫!

 

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book01.gif  ストレスをためない

最近のわんこからよく聞く言葉が「ストレスたまってんのよね」
十分なお散歩はしてますか?日光浴もしてますか?
お留守番の時間はどうしてますか?

ストレスの蓄積は、ホルモンバランスまでも崩してしまう事があります。
お留守番の時間が長くてその間に手足を舐めてばかりいるような事も
一種のストレスの現れです。
とにかく「一人じゃないよ、いつも必要なの」って表現してあげて下さいね。

 

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book01.gif  そして最後に疑うのがフードですね

え?最後?って思う方も多いはず。
アレルゲンになるものを含まないフード、アレルギーの子用のフードが大人気ですが、
めちゃくちゃ高かったりしていませんか?そして本当に内容を把握していますか?

アレルギー=フードという考え方が定着しているせいでしょうか?
食品添加物が原因だったり?

だけど、意外にフードがアレルゲンとなっているパーセンテージは低いのです。
いろいろな要因が合わさって免疫力を低下させ、
フードに反応する事があると言われています。  

フードをいろいろ変える前に、まずは自分ちのわんこのアレルゲンを知りましょう。
人間だって「個体差」があるように
「一般的」なものが全てのわんこに適応する訳ではありません。

アレルゲンになりやすいものはタンパク質が多いですね。 
だけどアレルゲンとなるタンパク質も全ての子に一致する訳ではありませんし、
一般にアレルゲンと言われていないものがダメだったりする事もあります。
「うちの子はこうなんだ」といった「我が家の徹底観察の結果」を出して下さいね。

いろんな意見が飛び交う今日、信じるのも惑わされるのも飼い主さん次第です。
そして信じられるフードを選ぶのもママですよね?

 

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PawPawClub が創立して半年後から始めたお勉強室。
初期の頃の記事はこんなに短かかったのでした。

 

May.2001

 

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