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 3月 15, 2006  PawPawClub, PawPawお勉強室  毎日のケア・元気に過ごすヒント,  * 元気に過ごすヒント,  * 病気と家庭でできること,  * 検査データの読み方,  * ハッピーシニアになろう

chuchu-from-kakomie.jpg うちの子ファイルを更新しよう!

 

今回のお勉強室のテーマは「うちの子ファイルを更新しよう!」です。
ちょうど去年の同じ時期に「うちの子ファイルを作ろう」というテーマで
チュ~ちゃんの健康診断のファイルを取り上げました。

今回はその更新で「うちの子ファイルを作ろう」とあわせて
変化を見られるといいなというものです。

 

pop-line-middle.gif

 

 

 

 ChuChu's Medical Record

 

チュ~ちゃんのメディカルレコード

 

pop-line-middle.gif

 

 Cardiology : Dr.Tacy Rapp, D.V.M.

 

 

心臓の方はクロスフィンガーでの受診、前日には教会にお祈りにも行きました。
こんな思いで受診したのはチャチャくんの時以来かと思うほどの緊張。
いつもお散歩に行く時に被るパンダ帽をかぶらせて、チュ~ちゃんの気をそらしてみたり・・・
ママはチュ~ちゃん以上にドキドキドキドキ・・・
まず体重測定、最近も良く食べるので増えたかな?と心配していましたが
7.4パウンド!おっ!ちょっと減りました。
心臓への負担が少なくなるので肥りすぎよりもいいのです。
次に血圧測定・・・これもドキドキ・・・
何度か測定している間、「え?今針が一瞬止まった?」と
血圧計を見つめてドキドキしていました。
結果は128/ mmHg! おぉ~!正常値!どっと安心。
そして、そして、ドキドキの頂点で受けたエコー。
今回は既に前日からママの方があまりに緊張していて、
当日もいつも受診前にさせるおしっこを忘れてしまい、
チュ~ちゃんは我慢できないでエコー中におもらし・・・
その後一旦おんもに出しておしっこをさせると落ち着いたのですが、
ママとしては「おしっこ我慢とドキドキで検査結果が悪かったらどうしよう」と泣きたい気持ちでした。

エコーで見た大きく上下する弁も必死のおしっこ我慢と
過度の緊張から来るものだったんだと自分に言い聞かせてはみても
「弁の動きは激しいけど、しっかりホールドされている筋の強さがいいですね~」
と、ドクターに笑顔で言われても
検査結果の分析を待つ間は不安で不安でただひたすら祈る思いでした。
チュ~ちゃんはやっとおしっこできて、安心したのと
緊張から開放されたので普段は病院では飲まないお水をがぶがぶ飲みました。
ママが悪かったです。ごめんね。

そして・・・結果は・・・花マルでした!!
先生の説明を聞きながらその場で涙が出そうになりました。
進行状態は「フリーズ!!」ここまで進行が遅い例がないというほど
進行の程度が少なく「アメージング!」との事。
腎臓機能のチェックの為に受けた血液の生化学検査の結果も全て正常値!
チュ~ちゃんをいっぱいいっぱい抱きしめて「ありがとう!ありがとう!」と感謝しました。
道行く人全てに「I'm so Happy for ChuChu!」と叫びたい気持ちでした。
あ~~~、良かった~~~!!ふにゃふにゃに力が抜けてゆく思いでした。
チュ~ちゃん、ありがとう!本当にお疲れ様でした。

 

pop-line-middle.gif

 

  チュ~ちゃんの心臓の経過

 

チュ~ちゃんは現在4ヵ月毎に心臓専門医のラップ先生に診てもらっています。
そして1年に1回エコーで進行状態をチェックしてもらいます。
僧房弁閉鎖不全の指標は日本では4段階ですが、こちらでは6段階に分かれています。

 

 

 04/20/04

 03/11/05

 03/03/06

 

Weight

 

3.5 kg

 

3.5 kg

 

3.35 kg

 

HR

 

110

 

135

 

140

 

Indication

 

Grade Ⅲ-Ⅳ/Ⅵ systolic murmur, left apex

 

Grade Ⅲ-Ⅳ/Ⅵ left apex.  Recheck examination

 

    Grade Ⅳ/Ⅵ left apex.     Recheck examination

 

BSA

 

0.236 m2

 

0.236 m2
 

 

BP

 

210/ mmHg

 

135/ mmHg

 

128/ mmHg
Interpretation
Comment

Severe diffuse thickening and redundancy of mitral and tricuspid valve leaflets. Moderate mitral regurgitation (3+). Moderate tricuspid regurgitation (3+). Mild left and right atrial dilation. Adequate myocardial function. Normal pulmonic and aortic outflow velocities. Trace aortic insufficiency.
Very severe diffuse thickening of mitral and tricuspid valve leaflets. Prolapse of anterior mitral valve leaflet into left atrial lumen. Severe left atrial enlargement. Moderate tricuspid regurgitation. Mild right atrial enlargement. Adequate myocardial function.
Severe nodular thickning of mitral valve leaflets with marked prolapse of anterior mitral leaflet into left atrial lumen. Severe mitral regurgitation (multiple jets). Moderate tricuspid regurgitation with mild right atrial enlargement. Adequate myocardial function. Normal pulmonic outflow velocities.
 
  • 僧帽弁と三尖弁の肥厚と緩み
  • 僧帽弁の逆流度 (3+)
  • 三尖弁の逆流度 (3+)
  • 左心房及び右心房の軽度の肥大
  • 心筋機能は正常
  • 肺動脈と大動脈の血流速度は正常
  • 軽度の大動脈弁閉鎖不全傾向あり
  • 僧帽弁と三尖弁の肥厚と緩みが著しい
  • 僧帽弁前尖 の左心房への脱肛あり
  • 左心房の肥大
  • 三尖弁の逆流あり
  • 右心房は軽度の肥大
  • 心筋機能は正常
  • 左心房ルーメン前方にある司教冠リーフレットの著しい脱肛による厳しい僧帽弁リーフレットの小結節性の肥厚がみられる
  • 厳しい僧帽弁逆流(複数)
  • 軽い右心室拡大で三尖弁逆流を調節している
  • 心筋の機能は正常
  • 肺への血流流出速度も正常

 

Diagnosis

Mitral and tricuspid valve endocardiosis. Mild left and right atrial enlargement. Severe systemic hypertension. Cushing's disease.

Mitral and tricuspid valve endocardiosis. Mild left atrial enlargement. Systemic hypertension, controlled.

Mitral and tricuspid endocardiosis. Severe left atrial enlargement. Mild right atrial enlargement. Hypertension, controlled.
 
  • 僧帽弁と三尖弁の閉鎖不全
  • 左心房及び右心房の軽度の肥大
  • 深刻な高血圧あり
  • クッシング症候群あり
  • 僧帽弁と三尖弁の閉鎖不全
  • 左心房の軽度の肥大
  • 機能障害による高血圧はコントロールOK
  • 僧帽弁と三尖弁の閉鎖不全
  • 左心房の肥大および右心房の軽度の肥大
  • 高血圧はコントロールOK

 

Recommendations

Heart chamber enlargement is mild at this time. Normally cardiac medication would not be warranted at this early stage, however, the enalapril is also helpful for managing systemic hypertension. Increase to twice daily 1/2 tablet (2.5mg tabs). Recheck blood pressure in 2 weeks.

Continue use of Enalapril 1.25mg every 12 hours. Minimal change in echocardiogram mesurements compared to 4/04, Marked mitral valve prolapse may predispode to rupture of chordae - monitor for onset of cough, shortness of breath, or exercise intolerance. Advice blood pressure recheck in 4 months, recheck echocardiogram in 12 months, sooner if onset of symptoms.

Mitral and tricuspid valve degeneration is present, but has changed minimally since examination 03/2005. No indication for cardiac medication other than current Enalapril 1/2 tablet orally 12 hours (2.5mg tablets). Owner reports mild increase in urination frequency. Chemistry profile pending. Rechack BP 4 months. Monitor for onset of cough, labored breathing.
 
  • 現在の心室拡大状況は初期段階にある為、このような初期段階には効果が上がる可能性としては低いとしても機能障害から起こっている高血圧の改善には役立つであろう。
  • 2.5 mg錠の1/2を1日2回で様子を見て、2週間後に血圧のリチェック
  • エナラプリル(エナカルド)は現在の量で12時間おきに続行。
  • 2004年4月のエコーと比較すると、激しい僧房弁の逸脱は、咳・短い呼吸時・運動時に起こっているようです。
  • 血圧のリチェックは4ヵ月毎、エコーは1年毎としますが、悪化兆候があるようであればすぐに連絡をするように。
  • 司教冠と三尖弁の堕落があるにしても03/2005の検査以降の変化は最少といえる
  • 現在Enalapril 1/2を12時間(2.5mg/day) のみ投与中
  • オーナーはおしっこの回数が増えたことを指摘しているので、血液生化学検査の結果待ち
  • 4カ月ごとの血圧測定は続行
  • 咳や呼吸困難があればモニターチェックのこと

 

IVSd

 

0.618 cm

 

0.552 cm

 

0.586 cm (Avg.)

 

IVSs

 

0.986 cm

 

1.10 cm

 

1.18 cm (Avg.)

 

LVIDd

 

2.67 cm

 

2.51 cm

 

2.77 cm (Avg.)

 

LVIDs

 

1.17 cm

 

1.27 cm

 

1.06 cm (Avg.)

 

LVPWd

 

0.618 cm

 

0.568 cm

 

0.595 cm (Avg.)

 

LVPWs

 

1.00 cm

 

1.10 cm

 

1.13 cm (Avg.)

 

FS

 

56.3%

 

49.3%

 

61.7%

 

EF(Teich)

 

0.881

 

0.826

 

0.916

 

SV(Teich)

 

23.2 ml

 

18.6 ml

 

26.4 ml

 

Ao root diam

 

1.18 cm (Avg.)

 

1.25 cm (Avg.)

 

1.27 cm (Avg.)

 

La dimension

 

1.76 cm (Avg.)

 

1.89 cm (Avg.)

 

2.11 cm (Avg.)

 

Asc Ao

 

1.23 cm
   

 

LA

 

1.60 cm
   

 

LA/AO

 

1.50

 

1.52

 

1.66

 

pop-line-middle.gif

 

チュ~ちゃんファイルに、エコーなどの値を読むための医学用語の略語は
「うちの子ファイルを作ろう」に簡単な表にしています。
今回はその中でもチュ~ちゃんに問題のあった値についてドクターに説明を受けました。
年とともに進行する病気の場合は、やはりそれなりに非常に神経質になります。
ハートレートの多さはおしっこ我慢がかなり影響・・・反省。

 

  チュ~ちゃんの心臓ポイント

 

FS

 

左室内径短縮率

正常値は40-50% 
状態によって変化する為、今回の61.7%は
おしっこ我慢などもあったので気にしなくとも大丈夫とのこと

 

 

2004

 

2005

 

2006

 

56.3%

 

49.3%

 

61.7%

 

EF(Teich)

 

駆出分画
個体差もあるためはっきりした正常値はなし
心配する変化ではないとのこと

 

2004

 

2005

 

2006

 

0.881

 

0.826

 

0.916

 

SV(Teich)

 

左室一回拍出量
状態によって変化する為、心配する変化ではないとのこと

 

2004

 

2005

 

2006

 

23.2 ml

 

18.6 ml

 

26.4 ml

 

LA/AO

 

左心房/大動脈
正常値は1.3前後 ・ 1.9-2.1になると要注意
チュ~ちゃんの病気の場合はこの値が高くなります。
進行状態を見る指標になりますが
1年でこの程度の変化であれば進行は非常に遅いとのこと

 

2004

 

2005

 

2006

 

1.50

 

1.52

 

1.66

 

 

 

 

シートベルトもしてドキドキさぁ出発!

 

今年はパンダで受診しました

 

 

pop-line-middle.gif

 

 この1年で注意してきたこと・今後も気をつけること

 

今回は年齢と共に悪化する心臓を守るためにお家で気をつけるべき事を再確認してきました。
心臓のドクターからは「免疫力をつけること」も心臓の為に重要だといわれました。

シニアになると麻酔のリスクがあるので歯石除去などができなくなるために、
歯からの感染による細菌や真菌が心臓の中に感染することによって
心臓弁膜が障害を受けて発症する「感染性心内膜炎」も多いそうです。
チュ~ちゃんも15歳から歯石除去は受けていません。
毎日の歯磨き、歯周病予防の重要性も再認識しました。

併せて「徹底した抗酸化」はアンチエイジングの為に必須です。
お目眼のドクターにも心臓のドクターにもチュ~ちゃんのアンチエイジングは
しっかりできていると褒められましたが、
まだまだ頑張ってボケないお達者シニアでいて欲しいです。
 
来年の結果も「ミニマム変化」で済むように頑張らなくっちゃ!

 

 食事内容の再確認

 

チュ~ちゃんの食事内容は「うちの子ファイルを作ろう」で公開の英語版で
いつも受診の際はファイルとして持参していますので、
食事やサプリの内容は全てドクターに伝えてあります。
ベースはあまり変わっていないので、それを元に
足したもの、引いたものなどをドクターに報告しています。

ドクターからは、「食事とサプリメントに関しては現在までのもので
とてもよくメインテナンスされています」のお言葉を頂き、安心しました。
以下は、特に意識して加えている食材と効果の期待できる有効成分の働きです。

 

  今までのチュ~ちゃんの食材で特に心臓の為にあげているもの・足したものもあり 

大豆
  • 心臓の為には動物性タンパク質の代わりに植物性タンパク質、特に大豆が良いので、現在チュ~ちゃんのタンパク源は、大豆・黒豆などの豆類を多く加えています。
  • 最近はサーモンやマグロ、ジャガイモなども足しているので食事の量が増えてしまうので、過酸化脂質の生成を抑制する働きのあるお豆腐は1ヶ月-2ヶ月に1週間といった形で足しています。
黒豆
  • グリシニン・リノール酸・レシチン・リグニン:悪玉コレステロールを低下させる作用があります。
  • リノレン酸:中性脂肪を分解する役割をします。
  • ビタミンE:血管拡張作用が高血圧を予防し、フリーラジカルから臓器のダメージを防ぎ心臓機能を応援します。
  • ゲニスチン・ダイズイン・ソーヤサポニン・クリサンテミン・グリシニン:これらは黒豆に含まれる植物エストロゲンで、血液をサラサラにしてくれる作用があります。

 

きなこ
  • ビオチン:ビタミンHのことです。心臓肥大を抑え、心疾患を予防する働きがあるビタミンB1の働きを促進します。きなこはどちらも含んでいます。
納豆
  • ナットウキナーゼ:血管中の血栓を直接的に溶かす作用があり、血液をサラサラにしてくれます。 チュ~ちゃんの場合は「ナットウキナーゼ6倍」という滝のように糸を引くものをあげています。

 

サーモン
  • 動物性タンパク質はEPAやDHAが豊富なサーモンを足していました。3-4日分ずつレンジで加熱して出た油も全て使います。
  • DHA (ドコサヘキサエン酸):血液をさらさらにし、血液凝固阻止作用で血栓ができるのを防ぐ作用や血圧を下げる作用があります。悪玉コレステ□一ルや中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります(この作用はEPAより強力)また脳の発達の維持に効果があることから、記憶力の向上や脳の老化防止作用があります。
  • EPA (エイコサペンタエン酸):血小板の凝固を抑え血液をさらさらにし、血栓を溶解し血管を拡張する作用があります。血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす作用もあり、糖尿病の合併症も解消してくれます。抗炎症作用や抗腫瘍作用もあり、悪性腫瘍の発生や増殖を抑える効果があります。アジやいわし、これらの青み魚に含まれます。サーモンは青いお魚ではありませんが、サーモンにもEPAが豊富に含まれています。

 

ツナ
  • 心臓に良いタウリンが豊富なので最近足している食材です。ツナ缶などは多価不飽和脂肪酸が多いので、缶詰ではなく切り身で買って熱を加えて食事に加えています。3-4日分ずつ血合いも一緒にレンジで加熱して使います。
  • タウリン:魚介類に多く含まれるアミノ酸の一種で、マグロの血合いの部分に含まれます。交感神経抑制作用があり、塩分の摂りすぎが原因の高血圧を改善し、心疾患の予防にもなります。胆汁酸の分泌を促進する作用もあることから血中コレステロールの低下、胆石症の予防、血栓予防効果から動脈硬化に有効です。肝機能強化、心機能の強化の他、膵臓からのインスリンの分泌を促進する作用があり、血糖値を下げる効果があります。また、肝臓での脂肪代謝を高め脂肪の燃焼を促進します。
  • DHA (ドコサヘキサエン酸):血液をさらさらにし、血液凝固阻止作用で血栓ができるのを防ぐ作用や血圧を下げる作用があります。悪玉コレステ□一ルや中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります(この作用はEPAより強力)また脳の発達の維持に効果があることから、記憶力の向上や脳の老化防止作用があります。
  • セレン:過酸化脂質を分解する際に働く酵素の成分です。

 

レバー
  • チュ~ちゃんにとってポークレバーは主としてCoQ-10、ビタミンB6、ビオチン(B7)補給の為にあげています。
  • ビオチン:ビタミンHのことです。心臓肥大を抑え、心疾患を予防する働きがあるビタミンB1の働きを促進します。レバーはどちらも含んでいます。
  • ビタミンB6・葉酸:血中にホモシステインというアミノ酸が増えると動脈が硬くなり血管を詰まらせる原因のプラーク(コレステロールの酸化によって出来る物質)を増やします。このホモシステインを分解してくれるのがビタミンB群(特にB6と葉酸)です。(60年代の初頭、アイルランドの医師は血中のホモシステイン(ビタミンB不足になると蓄積されるアミノ酸)濃度が高くなると、心臓病にかかる割合も高くなることを指摘しました)
  • CoQ-10:CoQ-10はミトコンドリアを刺激しエネルギーを生成します。Co-Q10は心臓の筋肉細胞に特に多く含まれています。(人体の中で最もCOQ10レベルが高いのは、心臓です)従って、COQ10レベルが低い場合、さまざまな循環器疾患の危険があるという事になるます。ある研究では、心臓病患者の75%がCOQ10不足症だという事実が発見され、同時にそのうちの70%の患者はCOQ10の補給によって症状は改善したと報告されています。 CoQ-10は動脈硬化の元になるLDLの酸化を防ぐのに有効です。LDLの酸化を防ぐ過程でCoQ-10は大量に消費されるので、ビタミンEやβカロチンよりも有効と言われています。CoQ-10の不足は心筋症をもたらします。CoQ-10は心臓を強化するとともに高血圧を下げ、狭心症を減らし、運動耐性を増大させてくれます。 CoQ-10が低いレベルになると、高血圧、心臓マヒ、咽喉痛(アンギナ)、免疫効果の減少、歯周病、エネルギー不足、肥満などの多くの原因になります。 CoQ-10をわんこの食事に補足したところ寿命が延びたことが研究で証明されています。

 

リンゴ酢
  • カリウム:アップルサイダービネガーには自然のカリウムが豊富に含まれています。最近は黒米に注いだものを「チュ~ちゃんの健康黒酢」として毎日ティスプーン1杯あげています。

 

ガーリック
  • ガーリックはこちらでは「ハートトニック」です。チュ~ちゃんの食事にずっと加えていますが、ママがガーリックオリーブオイルのスパゲティなどを食べる時は、そのガーリックオリーブオイルを食事にちょっと足してあげたりもします。
  • アリシン・スコルジニン・ビタミンB1:血流や循環を改善し、こちらではハートトニックと呼ばれています。アリシンとビタミンB1が結びついてアリチアミンとなり、疲労回復・滋養強壮・利尿作用・血液循環促進作用・肝臓強化作用・降圧作用・コレステロール低下作用・感染症予防・大気汚染物質の解毒・老眼予防などに効果を発揮します。 ファイブロゲン(Fibrogen=繊維素)の抑制効果により、脳卒中やアテローム性動脈硬化症を予防します。
  • スコルジニン:細胞を活発化させ、血行を促進し新陳代謝を高めて脂肪の蓄積を防ぎ、血中コレステロールを低下させる作用があります。

 

ローズマリー
  • 心筋やその他の平滑筋の痙攣止め効果があります。
  • 不整脈の改善に働くだけでなく、ショック状態やシリアスコンディションの場合に、危篤状態から救うほどの心臓強化作用が報告されています。
  • ローズマリーは、血行促進作用、循環器系・心臓強壮作用がありますので、特に心筋の強壮作用を期待して足していました。ただ、高血圧があったので、本態性高血圧の場合は血圧を上昇させるので、その部分が気になっていましたが、4ヵ月ごとの血圧測定の値が落ち着いていましたので足していました。弁の上下はあるにしてもそれを支える根元がかなりしっかりしているので心臓は強いですねと先生に褒められました。

 

フィッシュオイル
  • 以前に「わんこと心臓病」で取り上げてから時々足していましたが、最近はずっと足しています。あげる量に対してはいろいろな文献を調べても指示がないので今回は現在あげている量をドクターに確認し、オッケーをもらってきました。チュ~ちゃんの場合は1000mgカプセルを1カプセルあげています。(1000mg中のEPAとDHA含有量は、EPA 150mg、DHA100mgです)その他の含有表示の中にd-alphaTocophenolとありましたが、酸化防止剤としてわずかな量が含まれているだけなので気にしなくて良いとの事でした。
  • フィッシュオイルは、アメリカ獣医学のタフツ大学の研究によると心臓病に苦しむわんこの心臓筋肉に働き、その働きを助けることが報告されています。 悪液質と呼ばれる状態や心筋の虚弱などに対し、免疫の機能に直接働きかけ、機能を正常に戻します。
  • タフツ大学の研究ではフィッシュオイルを与えた心臓病のわんこは与えなかったわんこよりも寿命が伸びたと報告されています。
  • フィッシュオイルにはEPA(エンコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれていて、これらは血圧を下げ、心臓や腎臓への負担を軽減します。 
    (血液をサラサラにする効果がありますので、ワーファリンやヘパリンなど血液凝固阻止剤とは併用してはいけません)

 

カイエンペッパー
 
  • カイエンペッパーは、血液を「薄く」し血圧を下げる心臓の健康増進ハーブと評判を博しています。このペッパーを与えられたわんこの血液は粘つきにくくなっていることが報告されています。
  • American Institute of Nutritionの研究では、カイエンがトリグリセリド(心臓病の危険性を左右する血中の脂質)を減らし肝臓でのコレステロール蓄積も少なくするということです。多くのハーブ専門家は、心臓病減少のためカイエンをガーリックと一緒に摂るよう薦めています。 毎日与えることで約45000以上の心臓細胞の修復をすると言われています。 チュ~ちゃんはパウダー状になったものを毎日一振り食事に加えています。
リンゴ
ポテト
 
  • リンゴもポテトもカリウム補給の為に毎日あげています。
  • リンゴに含まれるペクチンは血中の悪玉コレステロールを吸収して体外に排泄し、善玉コレステロールを増やし、動脈硬化や高血圧を防ぎます。リンゴに含まれるペクチンはほかのペクチンと比べて、腸内の悪玉菌の発育に対して約2倍の抑制効果を発揮することが報告されています。

 

その他のお野菜やヨーグルトなどは、「抗酸化」「解毒・体内浄化」「癌予防」
「腸内細菌増加」のためにあげています。
詳しくは手作り食のページを見て下さいね。

 

 その他、食事で改良した点

 

食事にはいろいろなものを足しましたが、そのベースとなる作り置きの食事を
パワーバーに練りこむようにしました。パワーバーがパワーアップです。

 

 食事の反省点

 

チュ~ちゃんのご飯は、朝はパワーバーとポークレバー・
夕食をしっかり・その後ママに付き合う時(自分の夕食から2-3時間後)は
ブロッコリー・おやつの時はパワーバーかブロッコリー・・・と
メインの食事にはいろいろなお野菜が含まれてはいるのですが
サイドであげていたのは、もっぱら大好物のブロッコリーばかり。
とにかく眼の色が変わるほど大好きなんです。
 
ずっとバタバタ忙しくてママの食事を取り分けたりする余裕がなくなっていました。
(ママの食事がけっこう簡単だったせいもあり)
なので反省して、最近はママの食事を味付け前に取り分けて
仲良く一緒に同じものを食べようね・・・と、楽しむようにしています。
例えば豚汁の時は煮込んで一切味付けしない段階の
豚肉と大根とニンジンとゴボウをチュ~ちゃん用にしたり
マッシュルームをオーブンで焼くときはチュ~ちゃん用も作ったり。
これからはママの食事もちゃんとちゃんと作って、チュ~ちゃんにも
バラエティに富んだいろいろな食材をあげられるようにしたいと思います。

 

 激しい運動を避ける

 

とにかく嬉しいとダッシュしてしまうチュ~ちゃん。
なのでお散歩に出るときにはドアを出る時に抱っこして廊下をダッシュさせないようにしました。
お散歩中もできるだけママがゆっくり歩いて走らせないようにしています。
お散歩の後も「もうすぐうご飯だ~~!」と駆け回るので
はしゃいで興奮させないように一緒に駆け回るのを止めました。(当たり前ですね)
一人でもはしゃいで駆け回るのでヒヤヒヤですが、ママが付き合わないと
ベッドのクマさん相手に暴れています。やれやれ・・・

 

 寝る前のツボマッサージ

 

チュ~ちゃんはブラッシングの仕上げとベッドに入ってからマッサージを受けます。
これはもう習慣になっていますが、心臓に良いツボ、循環を助けるツボなどを押しながら
マッサージしてあげます。チュ~ちゃんは首とシッポの付け根のマッサージが好きですが・・・
(チュ~ちゃんのマッサージポイントは「ハッピーシニアへの道」に載せています)

 

 身体に負担となる我慢をさせない

 

おしっこなどをできるだけ我慢させないようにしています。
以前は1日2回のおしっこも、最近は1日3回になりました。
(腹いせ粗相をする時はプラス1回、ごく少量・・・)
朝起きてすぐのおしっこが多いので、うんと我慢した状態で
2度寝をさせないように、夜寝る前のおしっこ習慣をつけるようにしました。
 
寝る前にあげているブラッシングの後のご褒美を半分にして
ちゃんとプーチパッドの上でおしっこができたら残りのご褒美をあげるようにして3日。
今は指差せば「あ、そ!」とおしっこをしてくれます。
 
この習慣を付けてからは、朝ママをつついて起こすこともなくなり、ゆっくり爆睡しています。
朝のおしっこにダッシュで行くこともなくなり、ベッドで遊んだ後でゆったりおしっことウンチです。
ママも突付いて起こされないのでハッピー、チュ~ちゃんも爆睡できてハッピー。
この習慣をつけておけばもっと歳をとった時にも安心です。

 

 叱らない

 

とにかく叱らないで、できるだけ仏の顔で接するようにしています。

この歳になると叱られるようなことも滅多にしないのですが、
たま~に、気に入らないと腹いせ粗相をします。
これは明らかに「不服」の意思表示なのです。
 
例えば・・・お掃除をするのでお昼寝中のチュ~ちゃんのベッドを移動。
すると起きてベッドから出てママの目の前に来て、床におしっこを・・・
掃除中の落ち着かない雰囲気と起こされた事が気に入らなかったご様子で・・・
「こんなことくらいで・・・おい!君は殿様か・・・?!」とぶつぶつ言いながら
お女中と化したママはせっせと床を拭きます。
それでも叱ると、心臓をドキドキさせるので・・・「叱らない」を徹底します。
チュ~ちゃんとしてはママへの腹いせなので「あれ?」という顔です。
でもママが非常に不機嫌で絶交状態になるので効いているのかな?
叱られないので「やっても無駄」と早く気が付いて欲しいです。
あ、ママが不機嫌で絶交状態になってるうちはダメか・・・
 

  

pop-line-middle.gif

 

 Blood Test Record

 

ラボの結果は表にまとめておくと、フードを変えた場合などどう変化したか?
お薬が開始になってから変化があったか?などの指標になります。
 
今回はまずエナカルドを開始して2年過ぎていることと、
心臓機能と密接に関係する「腎機能」のチェックでした。(今回は精化学検査のみです)
今回はエコールームで採血したのですが、目の前で
鎖骨の辺りから採血されるチュ~ちゃんを見るのはとても切なかったです。
「偉かったね、頑張ったね!」といっぱい褒めてあげました。
 
* 正常値の範囲はチュ~ちゃんのかかっている病院やこちらのラボのものです。
病院によってもラボによっても正常範囲などは違っていますし、
単位も違っている場合がありますので、
今回はラボでの正常値をチュ~ちゃんデータの横に書きました。
若干のぎりぎり正常値というものはドクターに確認しましたが
器械の誤差なども含めて、「全て正常値内で全く心配なし」でした。

 

 

Test

 

ReferenceRange

 

04/20/04

 

05/03/04

 

05/10/05

 

03/03/06

 

WBC

 

4000-15500
 

 

7600

 

5000
 

 

SEGS(Neutrophils)

 

3.0-11.4
   

 

67/3350
 

 

LYMPHS

 

690-4500
 

 

10.3/700

 

24/1200
 

 

MONOS

 

0-840
 

 

4.0/300

 

7/350
 

 

EOS

 

0-1200
   

 

2/100
 

 

BASO (Basophils)

 

0-150
   

 

0
 

 

RBC

 

4.8-9.3
 

 

5.18

 

5.94
 

 

HGB

 

12.0-18.0
 

 

12.9

 

14.0
 

 

Hematocrit

 

36-60
   

 

42.6
 

 

Bands

 

0-840
   

 

0
 

 

PCV

 

36.8-54
 

 

37.3
   

 

MCV

 

58-79
 

 

72

 

72
 

 

MCH

 

19-28
 

 

24.8

 

23.6
 

 

MCHC

 

30-38
 

 

34.5

 

32.9
 

 

RDW

 

12-16
 

 

14.0
   

 

MPV

 

6.1-10.1
 

 

7.6
   

 

RETIC CT.

 

0-1.5%
 

 

0.1%
   

 

PLATELETS

 

200-500
 

 

743

 

759
 

 

Ca

 

8.9-11.4

 

10.25
 

 

10.8

 

8.3 mg/dl (7.9-12.0)

 

Phos

 

2.5-6.0

 

4.32
 

 

4.5

 

5.4 mg/dl (2.5-6.8)

 

Na (Sodium)

 

139-160

 

156.6
 

 

150

 

152 mmol/l (144-160)

 

K (Potassium)

 

3.6-5.5

 

4.07
 

 

5.1

 

116 mmol/l (109-122)

 

Cl (Chloride)

 

102-117(109-120)

 

118.2
 

 

112

 

5.0 mmol/l (3.5-5.8)

 

Bun

 

6-25

 

17.8
 

 

22

 

27 mg/dl (7-27)

 

Creatinine

 

0.5-1.6

 

1.07
 

 

0.8

 

0.9 mg/dl (0.5-1.8)

 

Bun/Creatinine Ratio

 

4-27
   

 

28
 

 

SGPT(ALT)

 

12-118
   

 

134

 

104 U/L (10-100)

 

SGOT(AST)

 

15-66
   

 

34
 

 

Alk.Phos

 

5-131

 

92
 

 

106

 

169 U/L (23-212)

 

T.Prot.

 

5.0-7.4

 

6.72
 

 

7.1
 

 

Albumin

 

2.7-4.4

 

3.69
 

 

4.1
 

 

Globulin

 

1.6-3.6

 

3.03
 

 

3.0
 

 

Albumin/Globulin Ratio

 

0.8-2.0
   

 

1.4

 

3.0 g/dl (2.2-3.9)

 

T.Bill

 

0.1-0.3(0.-0.90)

 

0.37
 

 

0.1

 

0.2 mg/dl (0.0-0.9)

 

AMYL

 

500-1500

 

448
   

 

510 U/L (500-1500)

 

Glucose

 

70-138

 

109.1
 

 

111

 

110 mg/dl (70-143)

 

Cholesterol

 

92-324

 

235.1
 

 

233

 

229 mg/dl (110-320)

 

CPK

 

59-895
   

 

179
 

 

T4

 

1.0-4.0
   

 

1.5
 

 

HW Occult

 

NEG

 

NEG

 

-

 

-
 

 

 

pop-line-middle.gif

 

   Ophthalmology : Dr.Lorraine G. Karpinski,V.M.D.

 

 

 

 チュ~ちゃんのお目眼の経過

 

4ヶ月前の検診で「年齢的な所見がかなり出てきましたね」と言われた時は
ママはとっても落ち込みました。
表面のレンズの曇りが進んでいること、白内障も出てきたこと、
「でも17歳にしてはとてもいいコンディションですよ」と言われても
やっぱりやっぱり見えにくくなってきていることが切ないのです。
アイウォッシュも強力なものに切り替えて
お目眼のマッサージも毎日頑張ってきました。
どうかどうか進んでいませんように・・・そんな思いでの受診でした。
 
結果は・・・「加齢により、当然予測されるべき自然な進行所見なし!」でした。
ドライアイは改善、涙の量は正常値を維持していました。
表面のレンズの曇りも白内障所見も4ヶ月前から一切進行なしでした。
ただ、チュ~ちゃんの場合は加齢による進行は非常に遅いけど、
この先、加齢とともにどのような変化があってもそれは自然なことですと言われました。
加齢による自然な変化は来るのだと納得してわかってはいてもやっぱり切ない。

「徹底的な抗酸化」お目眼のドクターもそう徹底することを勧めていました。
大丈夫!自然な変化であってもできる限りアンチエイジングで頑張ります!!
ママは頑張るよ!チュ~ちゃんも頑張ろうね!

 

 

 

 

今日はお目眼のチェックアップです

 

サンバイザーでお目眼を守ります

 

 

  Dry Eye Treatment : Since May.'99

 

  chuchu's Dry Eye Treatment

 

May '99 - Oct. 03

 

Ophtahlmic Ointment (0.2% Cyclosporine) 2 times/day

 

Nov.03 - Jul.05

 

Tacrolimus 0.02% Ophth Solution 2 times/day

 

Jul.05 - Now

 

Tacrolimus 0.02% Ophth Solution 1 time/day

 

* Ophtahlmic軟膏は慢性の Chronic keratoconjunctivitis sicca (乾性角結膜炎 = KCS)と
慢性の Chronic Superficial Keratitis(表層角膜炎 = CSK) のメインテナンスの為のものです。
 
* Tacrolimus点眼液は同じく慢性のドライアイメインテナンスの為のものです。
ここ半年以上は以前の半分の量で涙の量がずっと正常値を保っています。
アイウォッシュとの併用もドクターに伝えてあり、効果が見られているので
併用を続けるようにとの事でした。
 
以下の記述は上のものは有効性について、下のものは安全性確認とFDAの指摘です。
(上のFacts and Comparisonsよりの抜粋)
これは強力なT細胞抑制作用を持つ免疫抑制剤という部分で
人間のアトピー性皮膚炎に対する軟膏が対象になっている場合ですが、
FDAの認証を受けたのは今年になってからです。
チュ~ちゃんの点眼剤は0.02%なので、特に問題はないと思いますが、
ちょっと気になったので自分用にここにメモしておくことにしました。
(現在日本の薬品会社が開発研究・販売権を持っています)

 

Release Date: Jul 15, 2003 [Facts and Comparisons]
Sucampo Pharmaceuticals, Inc. (www.sucampo.com),a leader in functional fatty acid research and development,announced today it has initiated a multi-center, Phase II safetyand efficacy study for the treatment of dry eye syndrome,also known as keratoconjunctivitis sicca (KCS) with agent FK-506,tacrolimus, a potent immunosuppressive agent.The study will randomize approximately160 patientswith documented KCS into three treatment groupsand be conducted at nine sites throughout the United StatesSucampo announced in February 2002 that it signed an agreementwith Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd (Japan)that granted exclusive rights to develop and commercialize tacrolimus,Fujisawa's flagship compound, for ophthalmic indications in the Unites Statesand certain other territories."Ophthalmic treatment is a core focus for us and we have an enormous amount ofresearchand development expertise in this area,"said Sucampo Chair and CEO Ryuji Ueno, M.D., Ph.D., Ph.D."This study moves us closer to fully developing an effective treatment for a conditionthat causes considerable discomfort for its sufferers."Tacrolimus is marketed by Fujisawa in many countries, including the United States,as the immunosuppressive agent PrografR for prevention of organ graft rejection and ProtopicR for the treatment of atopic dermatitis. With KCS, the sufferer experiences a decline of the quality or quantity of tears bathing the eye. This situation leads to constant pain from eye irritation, and a sandy or gritty sensationthat,if untreated, can lead to scarring or ulceration of the cornea, and, thus in some cases loss of vision. While it can occur at any age, the disorder primarily affects the elderly. It is estimated 15 percent of the U.S. population suffers from KCS. Sucampo Pharmaceuticals was founded by Dr. Ueno and Dr. Sachiko Kuno in 1996 as the U.S. operating company of the global Sucampo Group. The Group's first product, ResculaR, a glaucoma medication, is marketed in more than 45 countries worldwide.

 

Release Date: Jul 01, 2005 [Facts and Comparisons]
Sucampo Pharmaceuticals, Inc. reports that it has voluntarily suspended its tacrolimus eye drops development program amid FDA safety concerns about Protopic, a different tacrolimus-based product (an ointment indicated for treating atopic dermatitis). Company officials stressed that patient safety is the primary concern and they will continue discussions with the FDA to determine the future of the dry eye syndrome treatment development program.

 

Release Date: Jun 19, 2006 [FDA]
The Food and Drug Administration (FDA) has approved updated labeling on January 19, 2006 for two topical eczema drugs, Elidel Cream (pimecrolimus) and Protopic Ointment (tacrolimus). The labeling will be updated with a boxed warning about a possible risk of cancer and a Medication Guide (FDA-approved patient labeling) will be distributed to help ensure that patients using these prescription medicines are aware of this concern. The new labeling also clarifies that these drugs are recommended for use as second-line treatments. This means that other prescription topical medicines should be tried first. Use of these drugs in children under 2 years of age is not recommended.  https://www.fda.gov/cder/drug/infopage/protopic/MG_20060119.pdf

 

 この1年で注意してきたこと・今後も気をつけること

 

 メインテナンスケア

 

チュ~ちゃんはドライアイのトリートメントとして上記の点眼(1日1回)のみです。
かなりの高齢ですが、白内障予防薬などは使用していません。
これはドクターが「加齢による白内障の進行を抑える薬剤はありません」と
言い切っているからなんです。「自然なことであり、身体の若さに比例するので
身体の中からの徹底した抗酸化が一番の薬」とおっしゃいます。
CERF (Canine Eye Registration Foundation) に登録されている有名な先生ですし
今までの診察から進退しているドクターなので、その言葉を信じ、
食べ物のことやアイウォッシュに関してもいろいろと質問をしてきました。
そしてできうることを全てやりたいと、開発したのが新アイウォッシュでした。
ドライアイの悪化もl視力に影響するので毎日のアイウォッシュと
そしてサーキュレーションを上げるためにもお目眼のマッサージは欠かしません。

 

 食事でもいっぱい抗酸化

 

チュ~ちゃんの食事にも意識して「抗酸化食品」を取り入れています。
特にお目眼に良いアントシアニン系は欠かしません。
(詳しくは「白内障を防ごう」を見てね)

 

 直射日光をできるだけ避ける

 

お目眼に強い直射日光を避けるために買ったサングラスですが、
あまり好きではなく取ろうとして縁でお目眼を刺激するので使用しなくなりました。
バルコニーでの日光浴は大好きなチュ~ちゃんでしたが、
マイアミの昼間は紫外線も強いのでサングラスなしでバルコニーに出すのを止めました。
お散歩も日差しのごくごく弱い時間のみ。
日光浴は紫外線遮断の薄いブラインドを通した光の中でのお昼寝で。
 
車でのお出かけもできるだけ少なくして、お出かけの時は
サンバイザーなどで直射日光からしっかりお目眼を守っています。
マイアミは暑いので、車でのお出かけの時は冷房が必須ですので、
ドライアイを悪化させないためにアイウォッシュを持参します。
最近は「お出かけ=受診」なので、車に乗ったとたんに、
はぁはぁドキドキが止まらないチュ~ちゃんです。
ママとしてはもっといっぱいいろいろなところに一緒に行きたいけれど
身体を酷使させたくないので、車でのお出かけは最低限になっています。

 

 小さな空気洗浄器

 

以前はこんなことはなかったのに、ここ数年は春になると涙やけがひどくなるチュ~ちゃん。
去年のスプリングフェアの写真を見るともっとひどく涙やけしていました。
マイアミも花粉が飛ぶらしく、雨の降らない乾季のこの時期が最もひどいらしいのです。
今までは花粉症なんてマイアミにあることも知らないくらいだったのに
年齢と共に代謝が落ちるぶんだけいろいろなものに反応しやすくなっているのかも・・・
そんな事もあって今はいつも新鮮なエアを・・・と、チュ~ちゃんが1日のほとんどを過ごす
ベッドの周りだけに効くプチ空気洗浄器をつけています。
花粉が飛ぶ季節のお目眼のトラブルからアイウォッシュとダブルで守れればいいな・・・

 

 
pop-line-middle.gif

 

book01.gif   Home Doctor : Dr. Larry G. Dee A.B.,D.V.M.

 

 

チュ~ちゃんはホームドクターの所では一般の検診・クッシングの経過観察・
ワクチン(現在は3年に1回)・歯石の状態チェックなどを行っています。

 

book01.gif    Intake Water Control : Started Oct.2004

 

飲み水や食事などの制限がある場合は、いつから、どういった理由で、
どういった制限をしているかをまとめておきましょう。
その中で加えたもの・変えた部分などがあれば書き込んでおきます。

 

 

 Intake Water/Dr.Larry Dee's Suggestion 100-150 ml/day

 

In take Water Average

 

100-140 ml/day

 

Max dose

 

210 ml/day

 

book01.gif    チュ~ちゃんの場合は、クッシングの症状把握の為に
水分を測定していますが、現在まで特に悪化兆候はなく過ごしています。
Max doseを超える飲水量が続くようであれば受診という目安です。
 
今年はまだ「春の検診ですよ~」のポストカードが届いていませんが
そろそろ行かなくちゃ・・・です。
先々週は2つ受診が続いたので、もう少しほとぼり(?)がさめてから・・・。
なので、受診後にまたアップデートします。

 

 

 

pop-line-middle.gif

  

 

 

 ChuChu's Homemade Diet

 

 

 Home cooking. No commercial food.

 

食事内容もざっと目を通していただくためにこんな形で一目瞭然にしておきます。
食事やサプリのベースはほぼ同じですが、そんな中でも年齢に合わせて
足したものや引いたものがあるのでアップデートしておきます。
  • All cooked vegetable are cooked by Pressure cooker or Micowave. Because Microwaved or Pressure cooked vegetable have much more antioxidant than boiled and steamed.
  • I use fresh and frozen fruits and vegetables. These have much more antioxidant than canned one.

 

 

Veggy & Fruits

 

Protein

 

Herbs

 

Carbohydrate

 

other

 

Cabbage

 

Salmon

 

Cayenne

 

Brown Rice

 

Extra Virgin Olive Oil

 

Carrot

 

Tuna

 

Garlic

 

Amaranth

 

Apple Cider Vinegar

 

Broccoli

 

Black Bean

 

Ginger

 

Black Rice

 

Sesami Seed

 

String beans

 

Red Bean

 

Oregano

 

Red Rice
 

 

Parnips

 

Green Bean

 

Rosemary

 

Oats
 

 

Maitake mushroom

 

Natto Beans
 

 

Buckwheat
 

 

Burdock Root

 

Tofu
     

 

Potato

 

Yogurt
     

 

Red Pepper

 

Liver
     

 

Green Pepper

 

Goat Cheese
     

 

Blueberry
       

 

Cranberry
       

 

Apple
       

 

Seaweed
       

 

  ChuChu's Treats

 

Homemade Cookie
Whole wheat flower, Blackbean, Apple, Ginger, Garlic, Burdock,Seaweed, Apple cider vinegar, Oregano, Persley, Rosemary, Cayenne, Sesami, Extra virgin Oliveoil, Carrot, Broccoli,String beans,Burdock Root,Blueberry, Cranberry, Buckwheat, Brown Rice, Amaranth,Black Rice,Red Rice,Seaweed

 

Pork Liver
Simply Dried Liver

 

pop-line-middle.gif

 

book01.gif  ChuChu's Daily Supplement

 

サプリメントの内容とその内訳の表もベースは同じです。
成分表も全てチュ~ちゃんの体重で割り出してあります。
体重が減った分や他のものを足した分、去年のデータよりも量を減らしたものもあります。
足したものはCoQ-10とフィッシュオイルです。
これらの量に対しても、ドクターの意見を聞いてきました。

 

  ChuChu's Daily Suipplement

Daily Maintenance Vitamin,
Mineral & Herbs
(Super Senior)
1/3 Tb./day
reduced from 1/2 to 1/3
(Reason : weight loss &
other supplement's addition)
Vitamin A (from Fish Liver Oil) 300 IU・Vitamin D3 (from Fish Oil) 25 IU・Vitamin E (from Supplement) 4.16 IU・Menodione (Vitamin K 1 ) 1.0 mcg・Vitamin C (Ascorbic Acid) 8.33 mg・Thiamin (Vitamin B1 ) 2.5 mg・Riboflavin (Vitamin B2 ) 1.25mg・Pyridoxine (Vitamin B6 ) 1.25 mg・Niacinamide 2.5 mg・Folic Acid 1.0 mcg・Biotin 1.0 mcg・Vitamin B12 1.0 mcg・PABA 1.25 mg・D-Pantothenic acid 2.5 mg・Carrot powder 0.50 mg・Xanthophyll 0.50 mg・Cobalt (as Cobalt Carbonate) 20 mcg・Iodine (from Kelp) 20 mcg・Potassium (as Potassium Citrate) 125 mcg・Zinc (as Zinc Gluconate) 0.50 mg・Magnesium (asMagnesium Oxide) 16.6 mg・ Copper (as Copper Gluconate) 1.5 mcg・Iron (as Iron Peptonate) 1.5 mg・Phosphorous (as Tri Calcium Phosphate) 12.5mg・Calcium (as Tri Calcium Phosphate) 33.3 mg・Selenium (as Sodium Selenite) 1.75 mcg・Chromium (as Cromium Picolinate) 1.75 mcg・Manganese (Amino Asid Chelate) 0.33 mgCholine (Bitarirate) 5.0 mgBetaine HCL(Bitarirate) 2.5 mg・L-Methionine 2.5mg・L-Glutamine 16.6 mgL-Taurine 66.6 mg・Lecithin 5.0 mg・Linoleic acid 1.25 mgInositol 2.5 mg・Bromelain (Enteric Coated)(1.35GD Units) 1.5mgLipases (Enteric Coated)(3.75USP Units) 2.5mg・Pepcin (Enteric Coated)(6.75USP Units) 1.5mg・Proteases(Enteric Coated)(40HUT Units) 1.5mg・Phosphatidylserine 2.66 mg・Alpha Lipoic Acid 1.66 mg・Bilberry Extract 6.66 mg・Conzyme Q10 1.66 mg・Eicosapentaenoic Acid (EPA) 2.33mg・Docosahexaenoic Acid (DHA) 1.5 mg・Milk Thistle Extract 3.33 mg・DMG(N.N Dimethylglycine HCI) 11.66 mgProanthocyanidins (from Grape Seed Extract)1.58 mg・Saw Palmetto Extract 3.33 mg / 1/3 Tab.
Support cardiovascular function-1
(Cardio Health)
1/2 Capsule/day
L-Taurine 125 mg, L-Carnitine 125 mg, Dimethylglycine 25 mg, EPA 12.5 mg, Vitamin E 15 IU, CoQ10 10 mg, Gamma Linolenic Acid 5 mg, Folic Acid 0.45 mg, Magnesium 0.25 mg, Potassium 0.05mg, Selenium 0.0035 mg / 1/2 Cap.

Support cardiovascular function-2
(CoQ-10) additional
1/10 Capsule/day
CoenzymeQ10(Ubiquinone) 10mg, Beta Carotene 233.4IU, Vitamin E 10IU
/ 1/10 Cap.
Support cardiovascular function-3
(Fish oil) additional
1 Capsule/day
Eicosapentaenoic Acid (EPA) 150mg・Docosahexaenoic Acid (DHA) 100 mg
/1 Cap.
Support cardiovascular function
Immune system support
Joint support (Liquid Salad)
0.5 ml/day
DMG (Dimethylglycine HCI) 50mg /0.5ml
Immune system support
(Mom's Immune Salad) additional
1/8 Tab./day
DMG (Dimethylglycine HCI) 37.5mg, Maitake mushroom (Grifola frondosa) Extract 1.66mg, Maitake mushroom Powder 3.65mg, Larix occidentalis
(Larch tree) Extract 28.38mg, Bata 1.3 Glucan (from baker's yeast
cell walls) 12.5mg / 1/8 Cap.
antioxidant
(Grape seed extract)
1 Capsule/day
additional 10mg of Grape seed extract /1 Cap.
for Eye
(Bilberry)
1/4 Capsule/day increased
(Reason : reduced SuperSernior & age)
additional 20mg of Bilberry extract / 1/4 Cap.
Joint support
(Glucosamine Blend)
1.2 ml/day
Glucosamine 90mg, MSM 36mg,VitaminC 48mg, VitaminB11.0mg, VitaminB2 55mcg, VitaminB6 38mcg, VitaminB12 1.0mcg, Biotin 20mcg, Yucca root, Devil's Claw root, White Willow bark, Meadowsweet flower, Alfalfa herb combination total 4.0mg /1.2 ml

 


 サプリメントは全ての内容をわかりやすく栄養素・成分ごとにまとめ、

 NRCの提唱する1日の摂取量を上回る部分はあらかじめ相談ポイントとしてマークしておきます。

NRCの値はあくまでアダルトドッグ対象のものなのでシニアになると若干変わってくる部分も考慮しながら
そんな部分を含めたアドバイスを頂いてきました。

 

  以下はチュ~ちゃんの体重(約3.3キロ)で割り出してあります

 

add/IND とは、上記のグレープシードやビルベリー・CoQ-10カプセル・
フィッシュオイルなどに含まれる容量です。

 

 

Daily Supplement Fact *NRC requirement range is for Adult Dog, Not for senior dog.

 

 

 

S/S

 

C/H

 

G/B

 

add/IND.

 

Total

 

NRC.Range

 

Vitamin A

 

300 IU
     

 

300 IU

 

249.75 IU

 

Beta-carotene
     
233.4IU
233.4IU
 

 

Vitamin B1

 

2.5mg
 

 

1.0 mg
 

 

3.5mg (3500mcg)

 

66.6 mcg

 

Vitamin B2

 

1.25mg
 

 

55 mcg
 

 

1.305mg (1305mcg)

 

166.5 mcg

 

Niacinamide(B3)

 

2.5 mg
     

 

2.5 mg (2500mcg)

 

749.25 mcg

 

Vitamin B6

 

1.25 mg
 

 

38 mcg
 

 

1.288mg (1288mcg)

 

73.26 mcg

 

Vitamin B12

 

1.0 mcg
 

 

1.0 mcg
 

 

2.0 mcg

 

1.66 mcg

 

Vitamin C

 

8.33 mg
 

 

48 mg
 

 

56.33 mg
 

 

Vitamin D3

 

25 IU
     

 

25 IU

 

26.64 IU

 

Vitamin E

 

4.16 IU

 

15 IU
   

 

19.16 IU + 10IU*

 

1.75 IU

 

Vitamin K 1

 

1.0 mcg
     

 

1.0 mcg

 

6.0mcg

 

Folic Acid

 

1.0 mcg

 

0.45 mg
   

 

0.451 mg (451mcg)

 

13.2 mcg

 

Biotin

 

1.0 mcg
 

 

20 mcg
 

 

21.0 mg
 

 

PABA

 

1.25 mg
     

 

1.25 mg
 

 

D-Pantothenic acid

 

2.5 mg
     

 

2.5 mg
 

 

Xanthophyll

 

0.50 mg
     

 

0.50 mg
 

 

Cobalt

 

20 mcg
     

 

20 mcg
 

 

Iodine

 

20 mcg
     

 

20 mcg

 

39.96 mcg

 

Potassium

 

125 mcg

 

0.05mg
   

 

175.0 mcg

 

296.37 mg

 

Zinc

 

0.50 mg
     

 

0.50 mg

 

2.39 mg

 

Magnesium

 

16.6 mg

 

0.25 mg
   

 

16.85 mg

 

26.64 mg

 

Copper

 

1.5 mcg
     

 

2.25 mcg

 

0.20 mg

 

Iron

 

1.5 mg
     

 

1.5 mg

 

2.16 mg

 

Phosphorous

 

12.5 mg
     

 

12.5 mg

 

296.37 mg

 

Calcium

 

33.3 mg
     

 

33.3 mg

 

396.27 mg

 

Selenium

 

1.75 mcg

 

0.0035 mg
   

 

2.10 mcg

 

7.33 mcg

 

Chromium

 

1.75 mcg
     

 

1.75 mcg
 

 

Manganese

 

0.33 mg
     

 

0.33 mg

 

0.33 mg

 

Choline

 

5.0 mg
     

 

5.0 mg

 

83.25 mg

 

Betaine HCL

 

2.5 mg
     

 

2.5 mg
 

 

L-Methionine

 

2.5 mg
     

 

2.5 mg
 

 

L-Glutamine

 

16.6 mg
     

 

16.6 mg
 

 

L-Taurine

 

66.6 mg

 

125 mg
   

 

191.6 mg
 

 

L-Carnitine
 

 

125 mg
   

 

125 mg
 

 

Lecithin

 

5.0 mg
     

 

5.0 mg
 

 

Linoleic acid

 

1.25 mg

 

5 mg(γ)
   

 

6.25 mg
 

 

Inositol

 

2.5 mg
     

 

2.5 mg
 

 

Bromelain

 

1.5mg
     

 

1.5mg
 

 

Lipases

 

2.5mg
     

 

2.5mg
 

 

Pepcin

 

1.5mg
     

 

1.5mg
 

 

Proteases

 

1.5mg
     

 

1.5mg
 

 

Phosphatidylserine

 

2.66 mg
     

 

2.66mg
 

 

Alpha Lipoic Acid

 

1.66 mg
     

 

1.66 mg
 

 

Bilberry Extract

 

6.66 mg
   

 

20 mg

 

26.66 mg
 

 

Conzyme Q10

 

1.66 mg

 

10 mg
 

 

10 mg

 

21.66 mg
 

 

EPA

 

3.5 mg

 

12.5 mg
 

 

150 mg

 

166 mg
 

 

DHA

 

2.25mg
   

 

100 mg

 

100 mg
 

 

Milk Thistle Extract

 

3.33 mg
     

 

5 mg
 

 

DMG

 

11.66 mg

 

25 mg
 

 

87.5 mg

 

124.16 mg
 

 

Grape Seed Extract

 

2.38 mg
   

 

10 mg

 

12.38 mg
 

 

Saw Palmetto Extract

 

5 mg
     

 

5 mg
 

 

Bata 1.3 Glucan
     

 

12.5mg

 

12.5mg
 

 

 

ドクターズアドバイス

 

 ドクターがまずチェックした部分は脂溶性ビタミンのビタミンEの部分です。
スーパーシニアやカーディオヘルスに含まれているビタミンEは、
天然のもので且つ「水溶性処理」をされたドライのものですので、
表記が[d-alpha tocopheryl succinate] となっています。
この場合は水溶性となっていますので、問題はありませんが
CoQ-10補給の為にあげているカプセルには脂溶性のビタミンEが含まれています。
なので全く使用されない場合に過剰になるビタミンE量は 10 IU-1.75 IU = 8.25 IUとなります。

 ビタミンEは脂溶性ビタミンなので過剰症が心配・・・とは言え、
それ自体が酸化されることによって細胞をフリーラジカル(活性酸素)から守ります。
そういった意味では、活性酸素の増えてくるシニアな年齢のチュ~ちゃんには不可欠のもの。
この程度であれば問題ないでしょうとの事ですが、
心臓の様子を見ながら、今後続けるかどうかを検討していきます。
 
 その他の値に関してもNRCの指標はあくまでアダルトドッグの指標であることと、
オーバーしている栄養素はシニアの代謝に特に必要とされるので特に問題なしとの事。
心臓の為に良いポタシウムはやや少なめなのでリンゴやポテトで補強しています。
今年もあまり神経質にならないで血液検査の結果で判断しましょうということになりました。

 

 

 

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私たちは獣医さんにかかっても、その場では気が付かない部分も多いかもしれません。
受診の時はわからなくて質問にならなくても、お家に帰ってからデータを比べて疑問点が出る場合もあります。
そういった時の為にデータのコピーはできるだけもらっておくことをお勧めします。
 
私は「獣医さんとは我が子の命を守る上での二人三脚」だと思います。
わからない部分はしっかり質問をしてアドバイスを頂くようにして下さいね。
疑問点がクリアになった段階で、獣医さんへの信頼も更に強いものになってゆきます。
 
私はその場でもたくさん質問をするのですが、混み合っている場合などは要点だけを聞いて帰ります。
そしてお家に帰ってから今までのデータと比べて疑問点が出た場合は
診察の終わった頃の時間を見計らってドクターに電話をします。
その際もまずはアシスタントに聞いて、アシスタントではわからない部分を
先生に聞いてもらうという方法をとっています。
 
質問をする際は「自分の子の身体で何が起こっているかしっかり理解して、
お家でも悪化させない努力を最大限にしてゆきたい。しかし私は獣医ではないので
検査データのこの部分は理解できないので教えてください」ということをドクターに伝えています。
そして、そんな思いをを理解していただけるドクターに会えた事は、
チュ~ちゃんにとって最大のLuckだと思っています。
 

 

 

 

受診から帰って来るといつものチュ~ちゃんに戻ります。
最近はお目眼を1日5-6回洗うので
いつもお目眼の下がこんな風に濡れています。
ドライアイは改善したけど、白内障やレンズの表面の白濁を
進行させないためにママは必死です。
私は健康診断を、この1年のケアの結果が出る場と受け止めています。
今までのケアを振り返り、そして今後のケアに対して
獣医さんとしっかり相談する場にしていけたらいいなと思います。
今年もみんなが自分なりの合格点で花マルをもらえますように・・・
良い結果をもらって、優しい季節を笑顔でエンジョイしましょうね~!

 

Mar.2006

 

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