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 10月 15, 2002  PawPawClub, PawPawお勉強室  病気のケア, 手作り食と食材・栄養のこと,  * 食材について・選び方,  * 病気と家庭でできること

 
  スマホでは横にして見て頂くと読みやすいです 
 

chuchu-from-kakomie.jpg アレルギー食とハーブ

 

「痒い痒いとアレルギー」の続きです。
今回は文献からの引用を中心としながらホメオパシーやハーブなどにも触れ、
家庭で出来ることなどを考えてみます。
みんなが痒いかゆいから早く解放されますように・・・

 

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book01.gif  皮膚アレルギー治療の注意点

  

以下は[The Encyclopedia of Natural Pet Care] などの文献を参考にしています。

 

痒みによるしつこい引っ掻き、パッチ状の脱毛や炎症を起こした皮膚は、
すべて細菌感染症によって複雑となるアレルギーの症状と考えられます。
 
ステロイド、抗生物質、精神安定剤および抗ヒスタミン剤などの従来の対症療法は
しばらくの間は確かに症状を抑えるかもしれません。
しかし、皮膚症状は一旦緩和したかのように見えてまた繰り返されます。
 
さらに、薬剤使用は新しい問題を引き起こす危険性もあります。
クッシング症候群、アディソン病、肝臓障害、腎臓障害および自己免疫疾患はすべて、
皮膚症状改善のための薬剤の長期使用と関係があると言われます。
しかし、すぐに薬を止めるべきというわけではありません。
薬によっては、様子を診ながら徐々に減らしてゆかなくてはいけないものもありますので
その子の症状を観察しながら必ず獣医さんと相談しながらにして下さい。
 
予防接種はしばしば皮膚アレルギーを悪化させます
もしも皮膚症状があり、その治療のための処方薬を飲んでいる場合は、
予防接種をする前に獣医さんに意見を求めることをお勧めします。
狂犬病のような義務付けられている予防接種の場合には、
ホメオパシーの併用がその副作用を縮小することができます
またその他の症状がある場合は、死菌ワクチンを代用することも出来ます。
(こちらでは狂犬病の予防接種は毎年義務付けられていて、
市に証明を出さなくてはいけないためどうしても打たなくてはならず、
闘病中のチャチャの場合は死菌ワクチンを使っていました)
 
皮膚アレルギーに寄与する原因のひとつにはホルモンバランスの崩れもあります。
不妊手術で卵巣が除去された子は、時々眠っている間などにおもらしをする事があります。
その対処として、合成の女性ホルモンで尿路の筋肉の調子を強くする治療なども行われます。
不妊手術をしても健康な子であれば、健康な閉経期の女性のように副腎および肝臓が、
老年まで少量のエストロゲンを生産し続けることにより卵巣の生物学的な機能を引き継ぎます。
ただ、不妊手術によってホルモンのバランスを崩してしまう子には、皮膚アレルギーが出やすいとも言われます。
この場合、副腎、肝臓および全面的なホルモン・バランスを支援するハーブおよびサプリメントと
自然な食事は処方薬の代わりになり、とても有効です。
 
副腎の働きは皮膚の健康状態に重要な役割を果たします
ハーブおよび栄養補助食品に加えて、健康な副腎機能への良い影響を与える方法として、
自然の光をたくさん浴びることも必要です。
蛍光照明は、皮膚およびコートに影響する腺および器官の正常な機能を分裂させると言われています。
(紫外線の強くない時間帯の日光浴を心がけてくださいね)
 

 

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book01.gif  ニュートリションセラピー

 

 以下はニュートリションセラピー(栄養学からの治療)の見解です。

 

もしも痒みや発疹、赤くなるなど皮膚アレルギー症状が出たら、こんなステップで

 

1.
まず1日目(または最初の2日間)はお水だけを与えフードを与えず消化系を休ませます。
2.
その後、生の野菜ジュース、水で薄めた未殺菌牛乳または少量の肉を水と一緒にジューサーにかけたもの、などのリキッド食から始めてください。
3.
始めたその週の終わりごろから徐々に固体のものを少しずつ加えていきます。
  • 食事は1日1回または2回とし、1日中常にフードがある状態は避けてください。(これは尿路感染のところでも触れましたね)
  • 改善するまではおやつなどの間食も一切あげずに食事だけで様子をみます。
  • 食事が進まない場合でも15-20分経ったらフードを片付けてしまいます。
 
** この「絶食から始める」というのは消化系を休ませるためにアレルギーの改善には非常に有効であると、PPCの相談役のホメオパシーのドクターも推奨されています。

 

ほとんどの皮膚条件は、食事の完全な変化によく反応します

  

  • こちらではドライフードや缶フードの使用からナチュラルな素材を使った食事や生食への変更が推奨されています。
  • 食事の中の化学染料、防腐剤および添加物の除去は、多くの犬、猫、鳥およびウサギに対してアレルギー反応を阻止することが証明されています。
  • 缶詰やパッキングされた総合食(いわゆる市販のドッグフード)から新鮮な生の食事あるいは健康補助食品を加えた手作り食へ移行することは、本質的な栄養素の不足を補う上で大切です。

 

サプリメントはアレルギーのペットには必要不可欠です

  

** ここで言う「サプリメント」とは補助食品で食品から摂取できるものを含みます。

 

アレルギーを持つほとんどのペットは消化機能に問題を起こしているため、
食品からの栄養素をうまく消化吸収するためのヘルプが必要です。

 

  • 消化酵素、リンゴ酢、苦味のあるハーブ、アシドフィルス菌などは消化をうまく助けてくれます。
  • ビタミンの吸収などもうまくいっていないケースが多いため、フードレベルのマルチビタミンを与えることも大変必要なことです。
  • ビタミンCとEはやや余分に与え、獣医さんでの血液検査結果を元に必要と指摘されたサプリメントと併せてバランスのとれたミネラル類の補給、そしてやや多めの亜鉛の補給が重要です。
  • EFA(必須脂肪酸)の補給も重要です。これはアボガド、脂肪ののった魚などの摂取で補えます。
  • EFAサプリメントに加えて、少量のボレジの種から採取したオイル、月見草オイル、フラックスシードオイル、オリーブオイル、コッドリバーオイルなどをかわるがわるローテーションを組んで与えることによって、コートのコンディションはかなり改善されます。これは消化酵素やその他のサプリメントを一緒に与えるというのが原則で、もしもこれらのオイルをうまく消化できない状態のまま与えると皮膚やコートは脂っぽい感じになってしまいます。
  • 抗酸化物質はアレルギーとは切っても切れないほど重要です。新鮮なニンジンや野菜類はビタミンA、C、E、ミネラル、リポ酸などの補給にとても役立ちます。
  • 合成ビタミンの使用は避け、ナチュラルソースの品質の高いマルチビタミンやミネラルを選んでください。(消化の良いリキッドやパウダー、カプセル入りのパウダーなどが良いと言えます。カプセルの場合は中身を出して、錠剤の形で市販されているものはよく砕いてすりつぶしてあげる事で消化吸収されやすくなります。)
  • コートが光沢を失っている場合には、ケルプやその他の海草(昆布やわかめ、ひじきなどが摂りやすいですね)を与えることで改善が望めます。ケルプやその他の海草に含まれるミネラルは岩塩に含まれるのと同じくらい有効なミネラルを多く含んでいます。
  • 液体のミネラルサプリメントはホットスポット(皮膚の赤くなった箇所)や、痒い場所、傷などに原液を塗布する使い方もあります。
  • 岩塩(精製されていない塩)は、非常に有効な鉱物類を多く含みミネラルの宝庫です。微量をフードに加えたり、また1テーブルスプーンの岩塩を約2リットルの水またはハーブティに溶かしリンスのように皮膚に浸透させるとこによっても皮膚症状の改善に効果があります。もしも開放性の傷やじくじくした傷がある場合は1テーブルスプーンの岩塩を1カップの水またはハーブティに溶かして使用することもあります。(皮膚症状がひどいジャーマンシェパードのオーナーが試した結果、この濃い濃度の液でリンスした傷が1日で改善したという報告もあります)ただ、ちょっと傷には沁みそうですね。
  • ビープロポリスのチンキやリキッド状のエキスもアレルギーの改善に有効です。体重450グラムごとに1ドロップの割合の量を1日2回、10日間続けて様子を見ます。その後、その半分の量を1日1回、2週間続けます。(60滴が1ティスプーンと数えて目安にします。)ビープロポリスのカプセルや錠剤もフードに加える形で与えて大丈夫です。ただその子の体重に合った量を必ず守ってあげてください。
  • アップルサイダービネガー(リンゴ酢)は、犬、ネコともに皮膚に問題がある場合には推奨されます。犬の方がネコよりもその効果がはっきりと現れやすいと報告されています。アップルサイダービネガーは、単に皮膚症状の改善というだけではなく、その他全ての湿疹に似た症状の改善にも役立ちます。その大きな理由は、アップルサイダービネガーの消化機能を助ける働きによります。

 

 

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 ハーバルセラピー

 

以下はハーバルセラピー(ハーブを使った治療)の見解です。
一般的な効用はハーブデータ・商品ページのハーブの説明を参考にして下さいね。

 

            

 ハーブ

スキンアレルギーへの効用と使い方

 

 
 
アロエ
 
  • アロエは消化を助けるとともに身体全体を健康に保つ上で重要な働きをします。
  • 体重9キロごとに対して1テーブルスプーン(2.5キロから3キロの子には1ティスプーンが目安です)のアロエジュースまたはアロエジェルをフードに加えます。最初は少量からスタートして、この量にまで徐々に増やしてゆきます。
  • またアロエジュースを直接傷や炎症を起こしている場所に塗布しても効果があります。アロエジュースはネコのニキビに特に有効です。
  • 肌の抗炎症作用、保湿作用、傷の改善、その効果はマルチドクターです。アロエは保湿効果も高く、乾燥を防ぎます。細胞の再生を促す働きもあるため、傷跡のケアにもお役立ちです。
  • アロエベラは洗浄、緩和、治療薬であり、天然の抗生物質を含んでいます。皮膚の代謝を促進し、死んでいる皮膚を除去し、新しい細胞の成長を助けます。
  • 内部組織においても同じことがいえます。痛みを止め、感染症や傷を小さくしていきます。葉からとるエクストラクトは、X線などの放射線を浴びた時の内部組織をも治すといわれています。
  • カルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄分、レシチン、亜鉛を含有します。貧血、火傷、乾せん、白せん、放射線やけど、便秘、消化、胸焼け、痔、虫さされ、痛み、潰瘍、特に胃腸の潰瘍、ポリープに効果があります。またアロエの抽出物のエースマンナンには免疫活性成分が発見され、AIDS治療へ の有効性が認められました。

 

 
カモミール
 
  • 非常に濃く煮出して冷ましたカモミールティを痒みのある皮膚にかけると効果的です。このティはシャンプー代わりにあるいはシャンプーの後の仕上げ湯として使うと効果的です。
  • ストレスによる神経性の消化器障害(胃炎、下痢、嘔吐、腸内ガス、腸の炎症など)を緩和しますので、古くから胃腸薬としても利用されていて特に神経性胃炎などには効果があります。
  • 抗アレルギー作用、皮膚軟化作用、保湿作用があります。

 

 
リコリス
 
  • リコリスルートには天然のコーチゾンが含まれ、炎症を抑える働きがあります。
  • リコリスはストレスや消耗、慢性疾患などで弱った副腎機能への特効薬でもあります。(副腎機能とアレルギーの関係については前回少し触れましたね)リコリスルートは、皮膚アレルギーに対しては、ホルモンバランスを整えるために通常の1/4から1/2の量を長期間に渡って与える方法を用います。

 

 
 
ユッカ
 
  • ユッカは強力な潤化作用をもつグルコシド(配糖体)であるサポニンを含んでいます。この成分によりユッカは消化管を洗浄する非常に優れた天然の腸浄化剤として働きます。この浄化剤そのものは、腸管から体内へと浸透せずに水分や栄養分の吸収率を高めます。従って食物からの栄養分を有効に得るため、食べる量を減らすことができます。
  • ユッカは自然界で最も強カなステロイドサポニンを含んでいます。(ステロイドサポニンとはステロイドそのものではなく副腎にステロイドを作らせるのを促進するものです。)このステロイドサポニンは、アレルギー、関節炎、骨・関節の障害、柔軟組織の腫れ(柔軟組織の腫れは損傷を受けた部分が血液の流れを阻害し、毒素が形成され、肝臓と腎臓に炎症を起こします)、消化器官・腸と結腸の障害に効果があります。
ダンディライオン
 
  • 解毒排泄に力を発揮するこのハーブは価値あるサバイバル・フーズとされ、血液浄化に必要とされるCell Saltを含んでいます。循環を促進し、動脈を強くし、顔面の傷を癒し、嘔吐などによって失われた胃のバランスを解決します。
  • 肝臓の治療薬として利用されてきたハーブですので、肝機能低下に伴う皮膚炎などのアレルギー症状を改善します。皮膚症状改善には葉の部分を使用します。
カレンデュラ
 
  • 抗菌、抗バクテリア作用があり、炎症を抑えリンパ活動を促進させ、傷を癒す働きがあります。
  • 薬理学的には口内炎や、胃潰瘍の薬として利用されてきたハーブで、胆汁の分泌を盛んにさせ胆のうの症状に利用されます。
  • 胃腸障害、漬瘍、消化器官から来る悪性のニキピなどにも効果があります
  • 乾燥させた花の浸出液は十二指腸潰瘍や胃潰瘍などに使われますが、特に切り傷や、やけど、化膿などの皮膚の治療によく効きます。 皮膚アレルギーに対しても花の部分を使用します。
プランテイン
 
  • プランテインは非常に利用価値の高いハーブです。野菜などに含まれる量をはるかに上回るビタミンC、A、Kを含んでいますので栄養フードとしての役割の高いハーブと言えます。
  • プランテインのエッセンスはスリップリーエルムと同じ目的で使われ、含まれるサポニンは抗炎症作用と抗バクテリア作用に非常に優れています。抗バクテリア作用としては、特にマイクロコッカス、スタフィロコッカス、サブチルス菌などに効果があります。この幅広い効用は尿路感染、消化組織、呼吸器疾患などの改善に効果があります。
  • プランテインはフレッシュハーブとして摂取するのがベストです。新鮮なプランテインに水を少しだけ足してをミキサーでグリーンスープにするか、またはジューサーにかけてジュースにします。これらは冷蔵庫で2週間保存できます。割るときは水またはぬるま湯で割り、決して熱湯を使用しないで下さい。(熱湯を使用すると抗バクテリア作用のある酵素が破壊されて働きを失います)このジュースは、消化器系の問題が起こったときに20パウンド(約9キロ)の体重に対して1ティスプーンの割合で1日1回もしくは2回飲ませます。(ネコの場合は1日にティスプーン2杯までなら飲ませても大丈夫です)上記の量を少しの水で割り、食膳に与えることにより消化作用を助けます。もしもそれだけでは嫌がるようでしたら直接フードに混ぜて与えて下さい。
  • プランテインの湿布は虫さされ、火傷、接触性皮膚炎などに対して効果のあるファーストエイドです。
  • プランテインは非常に副作用の少ないハーブですが、それでもアレルギー反応を起こす子もいますので、使用する前に少量を皮膚に付けてみて様子を見て、大丈夫であれば少量を食べさせて鼻水や涙などアレルギー症状の出ないことを確認してから使用してくださいね。
チックウィード
 
  • 血液の浄化作用がありますので、免疫疾患(特にアトピー性皮膚炎など)に効果を表します。 新鮮なまま与える方法が推奨されています。
  • 抗炎症作用もあるので、プランテインやカレンデュラ、カモミール、セントジョンズワートとともに皮膚炎の薬にもなります。

 

 
 
コンフリー
 
  • 皮膚アレルギーに効果があるとされるハーブです。フレッシュなもの、乾燥させたもの、ティまたはチンキ、いずれも全て効果があり、フードに加えて与えたり、痒い部分に直接塗っても効果があります。
  • アトピー性皮膚炎の皮膚軟化や症状緩和の働きをする治療薬としても使用されます。
  • ただれやケガによるカユミを和らげ、新しい皮膚の組織の成長を助けます。
  • ジェルは血行不良や軽度のキズからくる炎症や腫れを和らげるのを助けます。
  • 葉は青汁にして胃潰瘍や十二支腸潰瘍、リウマチの傷みや関節炎に利用されます。 臨床リサーチ結果によると、コンフリーは胃の内部の炎症を減少させ、それにより、胃の不調、胃潰瘍や疝痛、大腸炎に用いられます。
コンフリーの注意点:上記は一般的なハーブとしての扱いで書いていますが
コンフリーには注意点もありますので以下に記載しておきますね。
  • このハーブは獣医さんの注意をよく守らなきゃいけないハーブでもあります。
  • ピロリジディン系アルカロイドが肝臓ガンを引き起こすという報告もありますので、コンフリー入りの軟膏などは舐めないようにして下さいね。
  • 傷にもよく消毒してから付けないと逆にばい菌を傷の中に封じ込めてしまう場合もあります。
  • オーストラリアやニュージーランドでは規制されているハーブです。PPCのサプリやバターやシャンプーには使われていないハーブでもあります。
 
 皮膚とコートへの万能薬の作り方:以下の全ての材料を等分に加えます。

 

乾燥したバードック(ごぼう)、クリーバーズ、ダンディライオン、ガーリック、ケルプ、ホーステイル、ネトル、これらを全て一緒にグラインダーにかけて粉砕したものを体重10パウンド(約4.5キロ)に対して1/4ティスプーンを1日の量としてフードに加えます。

 

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 アロマセラピー

 

以下はアロマセラピー(エッセンシャルオイルを使った治療)の見解です。
一般的な効用はハーブデータ・商品ページのハーブの説明を参考にして下さいね。

  

  

ハーブ

スキンアレルギーへの効用と使い方

 

ティツリーオイル
 
  • 15%希釈液をホットスポット(赤くなっている箇所)、痒い部分、ネコのニキビ、ノミに噛まれた部分にスプレーします。(ネコは普通ティツリーの香りが嫌いですのでこれは緊急用のみに使用して、自分で身体を舐める習性のネコへの常用は避けてください。)
ローズヒップ
 
  • ローズヒップから採ったオイルは局所ホルモンと呼ばれるγ-リノレン酸を含み、皮膚の細胞の防御機能を増大させ、保護膜のように皮膚を守り、皮膚とコートのコンディションをドラマチックに改善してくれます。
  • 使用する際はキャリアオイルで10%に希釈して使ってくださいね。酸化が早いので保存に注意が必要ですので使うたびに作りましょう。

 


 

脱毛に対するアロマセラピーレベルのケアの一例

 
  セントジョンズワートオイル12:小麦胚芽オイル6:ラベンダーオイル3:
      ローズマリーオイル1:ローズゼラニウム1
  上記の割合のブレンドを脱毛した箇所に塗ります。
  このブレンドを付けてブラッシングをしても効果があります。
  (アロマセラピーのブレンドを使ったブラッシング方法はお勉強室の
     「ナチュラルな虫除け」の ページの「ハーブな虫除けのいろいろ」でご紹介しています。)

 

 

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今回のショーでもいろいろなフードメーカーやトリーツメーカー、
サプリメントのメーカーと話をしてきました。
ここのところ頭の中は「アレルギー」でいっぱいでしたので、
そういった部分での話についての質問をしながら各社の見解を聞いてみました。

確かに一般的にアレルゲンとなり易いものはいろいろと言われていますが、
それが全てのアレルギーの子のアレルゲンではなく、
アレルゲンはその子、その子によって違うのだ、ということも再認識した上で
食事やサプリメント、ケア商品を選ぶべきだと感じました。

アレルギーの子が以前は反応したものがしなくなった、という報告からもわかるように
身体の状態によっても変わっていきますね。
自然治癒力、免疫力を強化して、アレルゲンを克服できれば一番だと感じました。

 

Oct.2002

 

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