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 6月 15, 2011  PawPawClub, PawPawお勉強室  毎日のケア・元気に過ごすヒント,  * 元気に過ごすヒント, その他,  * ノミやダニ・蚊・虫よけ

 
  スマホでは横にして見て頂くと読みやすいです 
 

chuchu-from-kakomie.jpg フィラリアってどんな病気?

 

フィラリアというのはわんこの心臓に住みつく寄生虫の名前です。
フィラリアは蚊に刺されることで感染します。
(ママたちも蚊に刺されると感染はしますが、
通常、健康な人間の体内ではフィラリアは生きられません。
ただ、極端に免疫力が低下している場合には
象皮症という感染症状が出る場合があります)
 
フィラリアにかかったわんこの身体を蚊が刺すと
蚊は血液と一緒に血中のミクロフィラリア(フィラリアの幼虫)を吸い上げます。
そしてそのミクロフィラリアは蚊の体内の胸筋に住みつき、
そこでわずか2週間で
「感染能力を持つ幼虫(第3期幼虫=L3と呼ばれます)」に成長します。
そしてその蚊が健康な犬の皮膚を刺すことで、
この感染能力のあるフィラリアの幼虫が健康な子の身体に入ってしまうのです。
 
フィラリア幼虫を持った蚊に刺されることで
わんこの体内に入ったフィラリアの幼虫(第3期幼虫=L3)は
最初は皮膚の下や筋肉などで脱皮しながら成長します。
幼虫(L3)は皮膚に入ってから3-10日のうちに第1回目の脱皮をします。
この第1回めの脱皮をした状態の感染幼虫はL4と呼ばれます。

その後、2-3カ月かかって2センチほどに成長した幼虫は
血管の中に入り、身体の中を好き勝手に移動しながら成長し、
心臓や肺動脈に辿り着きます。
そして「ヨシ!ここを住みかに決めちゃおう!」と落ち着きます。
 
そこで成長を続け更に3-4ヶ月かかって成虫(L5)になり
幼虫(ミクロフィラリア=L1)を生み始めます。
感染してわずか半年ほどで成虫になって、幼虫を生み始めます。
成虫は長いもので30センチもあり(メスが25-30センチ、オスが12-15センチ)
 
血液中に生まれたミクロフィラリア(L-1)は
血液の中に混じって身体の中をぐるぐる回りながら
媒介する蚊に吸われるのを待ちます。
そしてやがて蚊に吸われ、蚊の体内で感染力のある幼虫に成長し
蚊に刺されることで健康な子の身体に入ってゆくというサイクルです。

心臓に住みついたフィラリアの成虫は5-6年もそこで生き続け
繁殖を繰り返すのです。
それが心臓に詰まって死に至らしめる
本当に怖い病気だということがわかります。

  

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  感染したらどんな症状が出るの?

 

心臓や肺動脈に寄生した数が少ないうちは症状が出にくい病気です。
(悪化してから症状が出るので発見された時は手遅れの場合が多いということです)
 
症状は感染初期(感染して半年くらい)を過ぎたころに出始めます。
最初は肺のうっ血症状として、軽いお咳が出始めます。
そして心臓の働きが低下するので、運動を嫌がるようになってきます。
食欲はあるのに体重が減少し、栄養障害から毛の艶がなくなり、
皮膚のかゆみや脱毛などの皮膚症状が現れてきます。

症状が更に進むと、少しの激しい運動で息切れをする、呼吸が乱れるなど
まず右心不全の症状が出てきます。
その後、心臓がうっ血するために、肝臓、腎臓機能も侵されてゆきます。

フィラリア成虫が体内を移動するため、
突然血の色のような尿が出たり、呼吸困難に陥ったり、循環障害を起こして
命にかかわる場合も多くなります。
 
そして末期になると、腹水がたまったりむくみが出たり、
過度の口渇で水をがぶ飲みするようになります。
ここまでくると命にかかわりますので、早期発見、早期治療が必須です。

 

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  どうしたら防げる?

 

  まずは徹底した予防を!

 

まず蚊に刺されないようにすること!
これはできるだけ行って下さいね。
 
でもどうしても刺されてしまった場合に備えて
フィラリアのお薬で予防します。

罹ったら治療薬で治せばよいという考え方もありますが、
症状が出た時には既にかなり進行していること
イコール心臓への負担がかなりかかっている状態です。
そんな「賭け」みたいな怖いことはできませんので、うちでは予防薬を飲ませています。
それに媒介される病気!
みんながちゃんと予防をしているから蔓延しないで済んでいるのです。
可愛いわが子を命がけで「主」なんかにさせられません。

もちろんお散歩のときはインセクトシールドシュッシュッですが、
お散歩の時以外にもサッシを開けていると蚊が入ってくる場合もあります。
ロン毛にしているので刺されにくいのですが、お腹は丸刈りなので危ないです。
1%でも危険があるなら徹底して可能性をゼロにして命を守ってあげること、
うちではそんな風に考えています。

 

  フィラリア検査を受けましょう!

 

フィラリアの検査は簡単にできます。
採血して血中のミクロフィラリアの有無をチェックするだけです。
(感染してから幼虫が検査で確認できる段階となるまでに5-6か月かかりますので
生後数か月のパピーの場合は月齢により検査をしないで予防薬を飲ませる場合もあります)

 

  予防薬を飲む前に血液検査が必要なのはなぜ?

 

フィラリアの予防薬はフィラリアという寄生虫を退治する薬です。
昔のフィラリア予防薬は既にフィラリアが寄生している場合、
心臓に住みついた長いフィラリア成虫を一気に殺してしまい
それらが右心室や肺動脈に詰まってしまい、死に至らしめました。
 
現在のフィラリア予防薬はそういった危険性をなくしたもので
身体に入ってきたばかりの幼虫(L3)や身体に入って1カ月くらいの幼虫(L4)を退治するものですので
既に感染してしまっている場合はこういったタイプの予防薬(駆虫薬)は意味がありません。
既に罹患している場合は「予防」ではなく「治療」が必要となります。

(身体に入ってすぐや1ヶ月くらいの間はフィラリア幼虫は皮下や筋肉内で脱皮しながら成長をします。
この時期のフィラリア幼虫の脱皮を阻止しやっつけるのが予防薬の役割です。
2-3カ月かかって成長した幼虫が血管や心臓に入ってしまうと、効果はありません。)

 

  毎年ちゃんと予防してても検査は必要?

 

きちんと飲ませていてもシーズンが終わってから
フィラリア幼虫を持った蚊に刺されている場合もあります。
かなり病状が進むまで症状は出ませんので毎年きちんと検査を受けた方が安心かもしれません。

マイアミのように1年を通じてずっと予防薬を飲んでいる場合では
2-3年に1回の検査でも大丈夫と言われています。

 

  予防薬はどんな時期に効果があるの?

 

予防薬は身体に入ってきたフィラリアの幼虫があまり大きくならないうちに殺す作用があり、
蚊に刺されて入ってきたばかりの幼虫や身体に入って1カ月くらいの幼虫を退治してくれます。
そういった意味では蚊のシーズンではない時期に予防薬を飲んでも意味がありません。

逆に蚊がいなくなっても蚊のシーズンの後、1-2カ月は飲み続ける必要があります。
予防薬を飲まなくなってからフィラリア幼虫を持った蚊に刺されてしまうと
(それまで飲んでいた予防薬の効果は持続しないので)罹患してしまいます。
 
フィラリアの「予防薬」はあくまで「フィラリアの(1カ月程度の)幼虫を退治する薬」
フィラリアの幼虫が身体に入った場合に「寄生虫を殺してしまう薬」です。
感染幼虫を殺滅することでフィラリア症を予防しているのであって、
幼虫が身体に入らないようにしてフィラリアの感染を防いだり、
蚊を寄せつけなくする薬ではありません。

 

 予防薬はどの季節からどの季節まで飲ませるの?

 

蚊が出はじめてから1ヶ月くらいで開始するのが良いと言われています。
蚊は気温が摂氏14℃以上で体内のミクロフィラリアを感染能力を持つ幼虫(L3)に成長させます。

マイアミでは予防薬を1年中飲むのですが、
地域によっては春から秋まで、夏の間だけと様々ですので、
地域の獣医さんの指示に従って下さいね。
最近は温暖化で蚊の出はじめる次期も早まっていますので注意が必要です。
そんな部分で目安となる指標が以下のHDUです。
HDU (Heartworm Development heat Unit)

 

HDUとは、フィラリアを媒介する蚊の体内で
ミクロフィラリアが感染幼虫(第3期幼虫=L3)に成長するのに必要な積算温度の単位の事で、
以下のような計算式となります。
 
HDU(1日)=平均温度 (最高気温+最低気温を2で割った値)-臨界温度14℃(critical point=57 =14℃)
(ヨーロッパなどではマラリアの場合は臨界温度を16℃と設定します)
 
例をあげると、ある日の最高気温が23℃、最低気温が15℃だった場合、
この日のHDUは (23+15) x 1/2 - 14 = 5 と、なります。
それを毎日足してゆき、(例えば次の日が4、その次は3、その次は5・・・というように足してゆきます。)
30日間の積み重ねの合計が130となる最初の日が感染開始日となります。
 
また、逆に気温が低く、計算した値がマイナスとなる場合は「0」として計算し、累計します。
そして30日間の積み重ねの合計が130となる最終日が感染終了日と見なします。
 
この値は各地域の獣医さんが必ずご存じだと思いますので、
予防薬を開始するべき正しい時期、いつまで飲む必要があるかなど詳しい説明を受けて下さいね。

 

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 フィラリア予防薬の種類と注意点

 

CoCoちゃんの飲んでいるものはheartworm(フィラリア)、hookworm(鉤虫)、
roundworm(回虫)、whipworm(鞭虫)に効果があるものです。
商品名はInterceptor(インターセプター)と言い、milbemycin oxime (ミルベマイシン)で、
フィラリア予防と消化管内線虫駆除剤が一緒になったものです。
(肉食獣で哺乳類や鳥類を食べる犬の場合、消化管内寄生虫の駆除は必須となります。
回虫と鞭虫の卵は、氷点下の気温で生き残ることができるほど強力なものです)
 
現在はプラスでノミやダニにも効果のあるタイプが主流になってはいますが、
「殺虫剤をできるだけ身体の中に入れたくない」という考えからうちでは「最低限のもの」を選んでいます。
CoCoちゃんのかかっているホリスティックのドクターも
「ノミやダニを他の方法で予防できるなら身体に一番負担の少ないものを」という考えです。
チュ~ちゃんはイベルメクチンベースのHeartgard Plusを飲んでいました。
これもノミ・ダニには効果のないものです。
 
* L3 とは、蚊の体内で感染能力を持ったフィラリア幼虫で犬の身体に入ってきたばかりの幼虫
L4とは皮下や筋肉内で成長している2カ月未満の幼虫のことです。
 
日本での予防薬は製品名が違うものもありますので、
どの「成分」かによって、以下の2つの表をご参考になさってくださいね。

 

日本の獣医さんで販売されているフィラリア予防薬の分類

成分の種類
商品名

 

イベルメクチン製剤

 パナメクチン

 イベルメック・カルドメック(パモ酸ピランテルを含むので回虫・鉤虫駆除作用あり)

 

ミルベマイシン製剤

 ミルベマイシンA

 システィック(ルフェルノンを含むのでノミ駆除作用あり)

 セラメクチン製剤

 レボリューション(アメリカで販売されているものと同じなので下の表に説明があります)

 

モキシデクチン製剤

 モキシデック

 モキシデックSR(注射用)

 

アメリカで販売されているフィラリア予防薬の分類

成分の種類
商品名
フィラリア
ノミ・ダニ
消化管線虫

イベルメクチン
Ivermectine

 

Heartgard

 

L3, L4

 

効果なし
pyrantel pamoate(パモ酸ピランテル)を含むので、
hookworm(鉤虫)
roundworm(回虫)を駆除
 
whipworm(鞭虫)には効果なし

 

Heartgard Plus

 

L3, L4

 

効果なし
 
pyrantel pamoate(パモ酸ピランテル)を含むので、
hookworm(鉤虫)
roundworm(回虫)を駆除
 
whipworm(鞭虫)には効果なし
 
pyrantel pamoate(ピランテルモア酸)に加え、praziquantel(プラジカンテル)を含むので
tapeworm(サナダムシ)に効果

 

Iverhart Plus

 

Iverhart MAX
Tri-Heart Plus

 

禁忌事項など
  • イベルメクチンはコリー種(ボーダーコリー、コリー、シェルティなど)には神経症状が出やすいので禁忌です。
  • 予防再開という場合はミルベマイシンよりも効果的という意見もあります。
  • イベルメクチンとして報告されている副作用は、うつ状態、運動失調、失明などがありますが、フィラリア予防薬としての少量ではこういった症状は起こりにくいとされています。

ミルベマイシン
Milbemycin

 

 

Interceptor

L3, L4
メスのワームの
生殖能力抑制効果

 

効果なし

hookworm(鉤虫)、
roundworm(回虫)、
whipworm(鞭虫)に効果
その他の消化管線虫予防必要なし

 

Sentinel

lufenuron(ルフェルノン)を
含むのでノミの駆除に有効
(lufenuronはどんなノミの
孵化も防ぐノミの駆除剤です)

 

禁忌事項など
  • 犬種別の禁忌は特に指定されていませんが、コリー犬にイベルメクチンの代わりに使用する場合、落ち込み(うつ状態)、無気力、嘔吐、運動失調、食欲不振、下痢、痙攣、衰弱と過度の唾液分泌を引き起こすことがありえますので、注意が必要です。
  • フィラリア感染している犬に使用する場合、ミルベマイシンはイベルメクチン製品よりはるかに速くミクロフィラリアを殺します。これは一見優れているように聞こえるかもしれませんが、事実上、すべての第一段階幼虫(L3,L4)が一気に死ぬ場合、ショック状態になる可能性が高まります。
  • 軽度の感染程度の犬では、このことは重要でないかもしれませんが、かなり感染した犬では、ミクロフィラリアを駆虫するためにミルベマイシンを使用するのは危険です。
  • もちろん事前にミクロフィラリアの有無を検査したうえで使用するべき商品です。ミクロフィラリアテストでネガティブの場合には安全で高効率な商品です。
  • ミルベマイシンは毛包虫症の治療にも使われるものです。(治療にはフィラリア予防薬の濃度ではなくもっと高濃度で使用されます)

セラメクチン
Selamectin

 

Revolution

L3, L4

犬の場合:耳ダニ・疥癬ダニ・ティック・ノミに対して有効
猫の場合:ノミ・耳ダニに有効
猫の場合:hookworm(鉤虫)
roundworm(回虫)を駆除

 

禁忌事項など
  • セラメクチンはイベルメクチンをより幅広いスペクトルに仕上げたものですが、ミクロフィラリアの駆除に対しての効力は他商品に比べて弱いので、感染している場合は使用されません。
  • 報告されている副作用としては、下痢、嘔吐、筋肉震動、食欲不振、無気力、唾液分泌、早い呼吸と接触アレルギー(脱毛を含む)です。
  • 犬のマダニ・回虫に対しては強い駆虫効果はありません。
モキシデクチン
Moxidectin
Advantage Multi
L3, L4
犬猫両用
ノミを殺す成分であるimidoclopridを含みます。

hookworm(鉤虫)、
roundworm(回虫)、
whipworm(鞭虫)に効果
その他の消化管線虫予防必要なし

Proheart6
(注射)
L3, L4
犬のみ

 

効果なし
hookworm(鉤虫)に効果

 

禁忌事項など
  • Advantage Multi : モキシデクチン はイベルメクチンの一種ですが、イベルメクチン製品より積極的に循環するミクロフィラリアを殺します。このことはつまり感染した犬への使用は危険です。
  • Proheart6 : Proheart6は6ヵ月おきに1回される注射です。(同じ製品のオーストラリアのバージョンは12ヵ月効果が持続します)。他の国では、Proheart6は全てのフィラリア予防薬の40-50%のシェアを素早く独占しました。しかしその後、アメリカでいくつかの有害反応(拒絶反応)が報告され、2004年に市場から一旦消えました。 しかしながらアメリカ製品と同じ製造工場で製造された同一の製品を使用していた国際的な市場では、類似した反応が報告されなかった事から、有害報告に対して大きな論争がありました。その結果、 2008年6月に、FDAが状況を調査して、Proheart6R若干の規制とともにアメリカの市場に戻りました。 現在の規制は、1年でチェックを受けています。
  • Proheart6は生後6か月以下、または7歳以上の子には使えません。また、ワクチン接種後30日間は使えません。ミクロフィラリアテストが陰性でない場合も使用できません。接種前にオーナーのサインが必要です。

 

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 予防薬は副作用はないの?

 

フィラリアのお薬は「予防薬」とは言え、「殺虫剤」であることに変わりありません。
フィラリアの幼虫を殺す作用のあるものです。
なので、病気の子やシニアの子には注意して使用する必要があります。
 
副作用はないと記載されていてもそれはしっかり代謝ができている場合です。
元気がなくなたtり、食欲不振になったり、吐いたりという症状が現れる場合もあります。
 
なので、フィラリアのお薬を飲んでいる間は
「しっかりとした新陳代謝ができて、不要なものをちゃんと体外に出せるよう
身体の浄化工場である肝臓を守ってあげること、
そして、代謝の基礎、免疫機能とも非常に関係の深い腸の健康を維持すること」
こういった日常の健康管理がとても大切です。

マイアミでは1年中飲まなくてはいけませんので、
常にそういった健康管理に気を配ってあげる必要があります。
食事にも肝機能を高める食材を足したり、腸の健康のためにケーファをあげたり
「毎日健康生活」なCoCoっちです。

 

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 フィラリアにかかってしまったら・・・

 

フィラリアは「予防によって100%防げる病気」です。
なので「かかってしまったら」ということは書きたくありませんが、
今回の震災で置き去りになっていた子たち、
そんな中で保護された子たちが感染していないとも限りません。
そう思うと、本当に悔しくて胸が締め付けられる思いです。
 
今ならまだ間に合います。
フィラリア検査をしてもしも感染していることがわかったら
どうか早めに処置をしてあげて下さいね。
 
フィラリア成虫に対しては、内科的に薬物で駆虫する場合と
外科的手術で成虫を摘出する場合があります。
成虫を駆虫したら血管に詰まるなど危険なことも大きいので
少しずつ駆除していくらしいのですが、
この部分は獣医さんにしっかりご相談くださいね。

 

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震災から3カ月、東日本大震災の避難所がある福島市のあづま総合運動公園で、
被災者と一緒に避難したペットの無料飼育施設がオープンしたというニュースを聞きました。
避難所ではペットの飼育が禁止されているため、
自家用車内で飼う人が多く、熱中症や精神的ストレスの増加を懸念されていました。
敷地内にはフローリングを敷き、エアコンも設置されているそうです。
復興が進むにつれてこういった施設が増えてくれることを望むばかりです。

  

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日本も梅雨が明けたら本格的な夏のはじまり。
梅雨の夕方の晴れ間や夏の夕立の後は蚊も多くなりますので
みんなしっかり予防して元気に過ごしていてね!

マイアミはもうすっかり真夏ですが、日本もこれから本格的に暑くなる季節、
節電でみんなが辛い思いをしないといいけど・・・と心配しています。

我が家はこの時期のマイアミでも日中は風が通るように窓を開けっ放しにしています。
(無風状態の日だけはさすがに無理ですが)
30℃以上ある日でも直射日光が当たる時間帯以外はこれでしのげるんですよ。
ちょっと暑くてもこれは慣れます。
自然の風っていいな・・・と、思えるようになるから不思議なものですね。

みんなも節電時間帯だけアイスノンをベッドの下に敷くなど
いろいろ工夫して頑張って乗り切って下さいね。
CoCoちゃんは暑い時は石の床で身体を伸ばしていますがもう慣れました。
ハリケーンが来たら長期無計画停電になるマイアミ、
まだ若いCoCoっちはちょっとの暑さではバテない体力づくり中!です。

 

みんなも本格的に暑くなる前に、美味しくいっぱいご飯を食べて
  ゆっくりねんねして、しっかりお散歩して、うんと遊んで
  体力を充実させて、暑い夏に備えましょうね!
  シニア組さんは、無理をしないでまったりと元気に過ごしていてね。
 
Jun.2011

 

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