含まれる成分 |
身体の中でどんな役割をするの? |
何に効くの? |
ビタミンA |
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味覚、嗅覚、聴覚、視覚に働きかけるとともに健康な歯と骨の形成に役立ちます。
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またコレステロールを低下させる、心臓疾患の予防、免疫力のアップ、健康な肌とコートの形成にも役立ちます。
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健康な皮膚と毛のつやを保ち、目に不可欠なビタミンであり、視力の低下を防ぎます。また神経細胞の活性化を促します。
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神経細胞の活性化を促します。 (βカロチンは抗酸化栄養素。体内でビタミンAに転換できます。)
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ビタミンAが長く不足すると、皮膚が乾き、荒くなると報告されています。短期間の治療には10000IUをわんこやにゃンこ(大きなわんこには25000IU)に与えることによってアレルギーや皮膚病に大きな改善効果があると報告されています。
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関節炎、免疫力の低下、食欲不振、アレルギー、皮膚炎、コートの問題など。
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リボフラビン(B2) |
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成長に欠かせないビタミンであり筋肉増強作用があり、健康な毛づやを保つ効果があります。
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細胞が空気を取り入れてエネルギーを生む課程に関与し、筋肉の再生を促し健康な皮膚を保ち赤血球の形成を促します。
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組織の快復を促し、健康な皮膚を保ち、赤血球細胞の活性化を図ります。
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成長阻止、脱毛、白内障、皮膚の衰え、体重減少など。 |
パントテン酸(B5) |
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ビタミンB複合体の一種。タンパク質、脂肪、炭水化物を副腎腺の働きを助け、血液の形成、抗体形成に役立つ物質に変換します。
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エネルギー生産に働くとともに神経伝達物質のアセチルコリンやステロイドホルモン、ビタミンD合成、抗体産生、赤血球生成に必要です。副腎機能に重要な働きをします。
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ビタミンB群とくに、ビタミンB2、ナイアシン、B6、B12、パントテン酸(これがB5)、葉酸、ビオチンの不足が皮膚炎に関係することがアトピー性皮膚炎の本にも載っています。ビタミンB5とCを一緒に使うことはわんこやにゃんこのアレルギーや皮膚病改善にはとても大切です。
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食欲不振、副腎機能低下、低ブドウ糖血症、脱毛など。 |
ビリドキシン(B6) |
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造血に欠かせないビタミンです。
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酵素の働きを活発にさせ新陳代謝を促し丈夫な歯の生成を促します。
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健康な皮膚、歯と歯茎、血管の形成を促すとともに、炭水化物や脂肪、タンパク質の物質代謝を助け健康な細胞の新陳代謝を活発にします。
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またVB6はVB12とともに白内障の進行を抑える働きもあります。
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新陳代謝の低下、貧血、動脈硬化、大腸炎、多発性硬化症など。
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ビタミンB12 |
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悪性貧血、敗血症、精神障害など。 |
葉酸(B9) |
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核酸合成、脂質やアミノ酸代謝に働き、細胞の増殖と分化、赤血球の生成、胃酸や神経鞘の生成に必要です。
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動脈硬化や心臓発作のリスクを高めるホモシステインのレベルを下げる働きがあります。
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気分、食欲、快眠を維持する化学物質の合成に働きます。
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妊娠中の摂取で、出産児の顔の異常性や神経管欠陥を減らす働きもあります。
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胃炎、胃潰瘍、息切れ、壊血病、肝硬変、乾癬、血行不良、口内炎、消化不良、脱毛、乳ガン、肺気腫など。 |
ビオチン(B7) |
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筋力低下、うつ状態、結膜炎、舌の障害、脱毛、倦怠感、糖尿病、皮膚炎など。 |
ビタミンD |
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胃炎、胃潰瘍、インフルエンザ、うっ血精神不全、黄疸、壊血病、肝炎、乾癬、関節炎、気管支炎、狭心症、筋肉の痙攣、クル病、血友病、甲状腺機能更新症、骨粗鬆症、骨軟化症、歯槽膿漏、湿疹、静脈炎、静脈瘤、髄膜炎、成長障害、前立腺炎、大腸炎など。 |
CoQ(補酵素Q)ユビキノン |
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脂溶性ラジカルで、脂質過酸化物の補足として働きます。
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CoQ-10とは、補酵素Q-10はユビキノンとしても知られ、健康体に多量に含まれ、全ての細胞のエネルギー触媒であり、それ自体が天然の抗酸化物質です。
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COQ-10は、全ての細胞に広く存在するキノン(Quinone)の仲間で、エネルギーを産出するミトコンドリアの重要な補因子(Cofactor)です。 体内で生成される自然物質ですが、20歳を過ぎたころから体内での生成は減少し35歳を過ぎると肝臓の機能が低下してしまい、食物からCOQ10を合成できなくなると、報告されています。体内のCOQ10レベルを維持する事の重要性は、そのまま、さまざまな疾病に対する抵抗力を維持する事になります。
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CoQ-10はミトコンドリアを刺激しエネルギーを生成します。Co-Q10は心臓の筋肉細胞に特に多く含まれています。(人体の中で最もCOQ10レベルが高いのは、心臓です)従って、COQ10レベルが低い場合、さまざまな循環器疾患の危険があるという事になるます。ある研究では、心臓病患者の75%がCOQ10不足症だという事実が発見され、同時にその内70%の患者はCOQ10の補給によって症状は改善したと報告されています。
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CoQ-10は正常な免疫機能を刺激し、慢性疲労症候群その他の免疫系障害を助ける働きがあります。
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COQ10は、エネルギーの産出、血管の強化、そして歯槽膿漏を改善したり、肥満の予防と改善に関与し、病気への抵抗力を増し、老化を防ぐ力があるとされています。
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脳細胞でフリーラジカルのダメージを最も受けるのはミトコンドリアであり、CoQ-10はそのミトコンドリアの活力を復活させることのできる数少ない抗酸化物の1つです。したがって脳機能の障害の予防にも効果があります。
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CoQ-10は動脈硬化の元になるLDLの酸化を防ぐのに有効です。LDLの酸化を防ぐ過程でCoQ-10は大量に消費されるので、ビタミンEやβカロチンよりも有効と言われています。CoQ-10の不足は心筋症をもたらします。CoQ-10は心臓を強化するとともに高血圧を下げ、狭心症を減らし、運動耐性を増大させてくれます。
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CoQ-10が低いレベルになると、高血圧、心臓マヒ、咽喉痛(アンギナ)、免疫効果の減少、歯周病、エネルギー不足、肥満などの多くの原因になります。
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CoQ-10をわんこの食事に補足したところ寿命が延びたことが研究で証明されています。
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肝炎、癌、アレルギー、足の潰瘍、関節炎、狭心症、結核、高血圧など。 |
コリン |
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脂肪肝、肝炎、肝硬変、記憶力低下、狭心症、筋ジストロフィー、筋力低下、血行不良、湿疹など。 |
ジンク(亜鉛) |
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前立腺疾患、白内障、脱毛症、皮膚疾患、肝臓疾患 |
銅 |
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貧血、毛づやの悪化 |
鉄 |
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貧血、食欲不振、倦怠感 |
モリブデン |
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ケイ素 |
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